2週間前は腰痛で急きょ棄権した宮里藍。不安を抱えながらも3年ぶりのマレーシア大会に臨む ※2016年「ANAインスピレーション」撮影

◇米国女子◇サイム・ダービーLPGAマレーシア 事前情報（26日）◇クアラルンプールG&CC（マレーシア）◇6260yd（パー71）

2週前の「ハナバンク選手権」初日スタート前に腰痛のため棄権した宮里藍が、予選カットがない4日間のマレーシア大会に3年ぶりに出場する。開幕前日の26日に取材に応じ、「ぜんぜん練習できないまま入ったけれど、何とか試合に出たいという気持ちで来ているので、4日間完走できるようにしたい」と話した。

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棄権のあとは安静に努め、23日（日）から急ピッチで練習ラウンドを重ねてきたが、「腰の張りが戻ってきたり、良かったりの繰り返し。まだ6、7割」と、気になる腰の状態はまだ万全から遠い。「その日になってプレーをしてみないと分からない。どれだけごまかしながらプレーできるか、うまくまとめられるように頑張りたい」と、腰の影響を懸念する言葉が続いた。

次週は帰国し、日本開催の「TOTOジャパンクラシック」（太平洋クラブ美野里コース／茨城県）に5年ぶりの出場を予定している。今季の国内初戦へ弾みをつける結果を求めつつ、体と相談しながらのプレーを強いられることになりそうだ。