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2021年 ショップライトLPGAクラシックby Acer
期間:10/01〜10/03 場所:シービュー・ドルチェホテル - ベイコース

またバーディ→イーグル締め 笹生優花は痛恨ダボの怒り沈める

◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシックby Acer 2日目(2日)◇シービュー・ア・ドルチェホテル (ニュージャージー州)◇6190yd(パー71)

表情こそクールさが保たれていても、飛び出したガッツポーズは力強かった。最終18番(パー5)、笹生優花はアイアンでの2オンから8mを沈め「簡単なパットではなかったけれど良かった。うれしかった」と納得顔。直前の17番(パー3)でもロングパットを流し込み、前週最終日の再現となるバーディ、イーグルフィニッシュを決めた。

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首位に2打差でスタートし、前半5番で第2打をピンそば50㎝につけてバーディを先行。前日から1つスコアを伸ばして迎えた後半12番で、まさかのミスが続いた。50ydほどの第2打をグリーン右手前にこぼし、3打目、4打目ともにアプローチでグリーンをオーバー。「そりゃあ、ダブルボギーになるっていう感じ」といら立ちを募らせた。続く13番もパーオンを逃してボギー。ふがいない自分、「ミスに対して反省して」表情を曇らせた。

「怒りが出ていたら、自分はすぐに次のショットに開き直れるわけではない」というのが20歳の自己分析。「少し時間をかけながら」と、ゆっくり冷静さを取り戻した。海に向けて打っていく難度の高い14番では、フォローの風に乗せたロングドライブを披露してバーディ。上がり2ホールの猛チャージに準備を整えていった。

1イーグル4バーディ、3ボギー1ダブルボギーと出入りの激しい「70」は、微妙な距離のパーパットを沈め続けた結果でもある。この日は8ホールでパーオンに失敗。11番(パー3)では3mをねじ込んだ。「パターって本当に、2メートル以上は入る確率が半分なので」と達観しながら、「入ってほしいっていうときに入ってくれているのは本当にすごくありがたい」と喜んだ。

「予選を通過できたので、きょうよりもいいプレーができるように頑張りたい」。5アンダー16位はトップのコ・ジンヨン朴仁妃(ともに韓国)と6打差も、簡単にあきらめられるような数字ではない。(ニュージャージー州ギャロウェイ/桂川洋一)

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