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室田が3位Tに浮上 逆転賞金王に望みを繋ぐ

賞金王争いで白熱する国内シニアツアー最終戦「富士フイルムシニアチャンピオンシップ」の2日目、2アンダーの9位タイからスタートした室田淳が6バーディ、1ダブルボギーの「68」をマークして、優勝争いに名乗りを挙げた。室田は現在、賞金ランク首位の尾崎直道と約900万円の差をもって4位。賞金王タイトル獲得には室田が優勝、尾崎直が3位以下(2位タイも可)で逆転賞金王となる。

2日目を連続バーディ発進で決めた室田。「バーディ、バーディできて、3番でもティショットを曲げたにも関わらずパーセーブと、いい流れで来てたんだけどね・・・」と、前半はパーを重ねて折り返した。後半に入り11番でティショットを大きく右に曲げてOBとすると、そのホールをダブルボギーとしてしまう。しかし「自分に怒ってやったんだ」と、そこからは3連続バーディの猛チャージ。さらに最終18番(パー5)もバーディフィニッシュとして首位と2打差に迫った。

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「明日は最終組でやりたいね」とホールアウト後に語った室田。その言葉通り、明日は10時にキム・ジョンドク(韓国)、井戸木鴻樹とともに最終組でティオフする。ここ数戦続いていた追われる立場から、今週は追う立場へ。「いつもとは逆の立場だし、攻めることにする。2人がドキドキしながらプレーしているところを見たいね(笑)」と悪戯に笑う。

当の本人もビッグタイトルの懸かった大切な最終戦。「出だしの流れさえ掴めれば、気持ちを強くもって臨める」と、室田は明日、序盤から攻勢をかける。(千葉県木更津市/糸井順子)

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2012年 富士フイルムシニアチャンピオンシップ



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