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柏原明日架 足りなかった“頭”と“心” 「ようやくスタートが切れた感じ」

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 初日(9日)◇茨城GC東コース◇6560yd(パー72)

初勝利を目指す23歳の柏原明日架が4バーディ、1ボギーの「69」でプレー。通算3アンダーとし、2位タイで初日を終えた。出だしの10番で、残り120ydの2打目をPWで1mにつけバーディ発進すると、後半に2つ伸ばした。「ティショットが比較的安定していたので、その分チャンスは多かったかなと思います」と、フェアウェイから硬いグリーンに止めるショットが好スコアの要因と分析した。

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2016年シーズンからシード権こそ保持してきたが優勝には届かない。今季は開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」で11位に入ったものの、以降は上位に食い込めず、直近2戦は予選落ちを喫している。それでも、開幕してからのショットの状態は「プロ入りしてから一番いいんじゃないかな」と好調をキープしていた。

内容と裏腹な結果にストレスを抱えるシーズン序盤だったが「練習するしかなかった」。ひたすらボールを打つことで悪いイメージを打ち消した。「ただ単純に数だけじゃなく、イメージ通りの球を打つ練習に変えた」と、量より質を重視する練習方法に変えた。

「勝てていない」というプレッシャーは感じている。「そこに向けて何が必要かを考えたときに、技術的な部分で足りていないこともたくさんありますし、そこだけじゃないということは最近感じていた。“頭”や“心”が、足を引っ張っているんじゃないか」と、メンタルにも弱さがあると考えるようになった。

毎週試合後には上位で終えた選手のコメントに目を通し「上に行く人はこういう考え方でプレーしているんだな」と参考にした。「先週の(勝)みなみちゃんもそうですし、試合が始まる前から『勝つのは私だ』って。そういう風に自分が考えたことがあるのかなって。考えてみたらあんまりなかったりして」。後輩のコメントからも貪欲に刺激を受ける。

久々の上位に「いい状態がようやく結果に表れ始めた。自分の中でようやくスタートが切れた感じがします」。笑みを浮かべてドライビングレンジに足を向けた。(茨城県つくばみらい市/柴田雄平)

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