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「引退も日本でしたい」イ・ボミが語った熱い思い

もちろん、海外メジャーへの憧れはある。だ もちろん、海外メジャーへの憧れはある。だけど今は日本に専念。賞金女王への思いを語ったイ・ボミ

「メジャーも行きたいけど、行けなかったので…」。今週、山梨県にある鳴沢GCで開催される国内女子ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」は、海外メジャー「全英リコー女子オープン」と同週開催。自身初の賞金女王獲得を目指し、自らの意志で渡英をあきらめたイ・ボミ(韓国)だったが、開幕前日はちょっぴり複雑な表情をのぞかせた。

「メジャーのセッティングは難しいし、やっぱりすごく良い経験になる。(全英に)行けなかったのは寂しいけど、今週は良いコースなので楽しく回りたいですね」

昨年、年間3勝を挙げて賞金女王を争ったが、9月の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」最終日に最愛の父を亡くし、シーズン終盤には勢いを失って3位に終わった。賞金女王獲得を誓った父との約束も果たせないまま。“だからこそ”の思いは強い。

「韓国で女王を獲ったし、日本で負けた悔しさもある。父との約束もみんな知っているじゃないですか。だから応援してくれるんだと思うし、(女王獲得の)プレッシャーも掛かると思うけど、そのプレッシャーに勝ちたいんです」

当然、来年112年ぶりに開催されるオリンピックも視界には入っている。「もちろん、行きたいです。でも、アメリカツアーでやっている選手たちの成績が良くて、私は(世界ランク23位ながら韓国勢の中で)10番目ですよ!」。世界ランキングポイントの高い海外メジャーへの不参加は、オリンピックへの道のりもまた、遠いものへと変えてしまった。

今は日本ツアーに専念する。いや、イにとっては“今”だけのことではないようだ。

引退も日本でしたい―。

「今、韓国と日本の関係はあまり良くないけど、ギャラリーの方たちはたくさん応援してくれる。私はそれがとてもうれしいです。今までもらった応援を考えると、引退もここ(日本)でしたい。もちろん、韓国でも応援はもらったけど…」。

“日本ツアーの賞金女王”。話を聞いていると、そのタイトルへの熱い思いがひしひしと伝わってきた。(山梨県鳴沢村/今岡涼太)


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