ニュース

国内女子日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯の最新ゴルフニュースをお届け

20歳の鈴木愛が2位発進 昨年プロテストのリベンジも

国内女子メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」初日のリーダーボード上位に、昨年のプロテストに合格した20歳が名前を連ねた。今大会初出場の鈴木愛が4バーディ、2ボギー「70」でプレーし、首位と1打差の2位タイ。「初めて(の出場)なので実感が湧かないです」と、いきなりの好位置に戸惑いの表情を浮かべた。

2010年、11年とJGAナショナルチームの育成選手として世界も経験。09年の「日本女子アマ」では予選をトップ通過するメダリストに輝き、昨年の同競技ではベスト16まで勝ち上がった実力者だ。

<< 下に続く >>

「ショットの調子がすごく良くて、バーディチャンスをたくさん作れた」という状態に加えて、しっかりと下準備を整えていた。「長いラフには、アイアンよりもユーティリティの方がソールが滑って下から抜けやすい」と、今週は5Iを抜いてUT(26度)を挿入。事前の用意も功を奏しての好スタートだった。

今週の開催コースである兵庫県の美奈木GCは、昨年のプロテストを3位で通過した舞台。しかし同時に、苦い記憶を残した最終日でもあった。単独首位で迎えた16番からのラスト3ホールでボギー、ボギー、ダブルボギーと4ストローク落とし、あと一歩のところでトップ合格を逃した。それだけに、「プロになって、どれだけ成長できたか確認できると思ったし、リベンジしたかった」と、強い気概を持って今週に臨んでいた。

そして、前半に迎えた3ホール。16番をパーとすると、17番、18番と2連続バーディを奪い、上位スタートの起点にした。

今年のオフにはスイング改造に取り組み、持ち球をドローからフェードに変え、「距離も伸びたし、プロテストよりもゴルフが簡単に感じた」と笑顔。1年前のリベンジは同時に、伸び盛りの20歳に新たな自信を植え付ける、価値ある1日となった。(兵庫県三木市/塚田達也)

関連リンク

2014年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯



あなたにおすすめ


特集SPECIAL

やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!
これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!