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右ひじ痛を抱える三塚、久々の復帰も「不安が大きい」

今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を2位タイで終えた三塚優子だが、以降は右ひじの故障を抱え、成績一覧には2試合の棄権と、それ以外は全て欠場が並んでいる。その三塚が、今週開催の「日医工女子オープンゴルフトーナメント」で、棄権した5月の「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」以来7試合ぶりとなる復帰出場を果たす。

三塚によると、右ひじの関節の間に“関節のひだ”が巻き込むことで痛みが出るとのこと。医師によれば、完治には手術が必要な状態にあるが、「手術は怖くて踏み切れず、考え中です」と三塚。現在は月に1回ほど注射を打って痛みを止めているが、「7月いっぱいまで様子を見て、無理なら手術を踏み切る方向で家族と話しをしている」という。術後の復帰は早くて半年かかるようで、「やるとしたらシーズン中。そうじゃないと、(来季の)開幕に間に合わない」と、覚悟を固めつつある状況だ。

開幕前日の28日(木)にはプロアマ戦に出場し、「今日は、良い」と患部の状態を曖昧に表現。痛みは定期的に訪れるらしく、「(痛みが)いつ出てくるかが分からないので、不安が大きい」と表情を曇らせた。練習量も「(通常の)三分の一に抑えている」と制限されている中での復帰戦。「ゴルフがやりたかったし、そこは前向きだけど、体についてはネガティブに考えてしまう」。久々の出場への喜びよりもはるかに増して、大きな不安ともどかしさが伝わってきた。(富山県富山市/塚田達也)

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2012年 日医工女子オープンゴルフトーナメント



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