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“圏外”から予選通過は今月2度目 渋野日向子「前より諦めなくなった」

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 2日目(29日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6550yd(パー72)

2オーバー61位と予選通過圏外で初日を終え、10番スタートの“裏街道”に回ったこの日もいきなりボギーが先行した。バーディを奪った直後の16番では3打目をバンカーに落とし、パー5でボギー。渋野日向子は「きのうも(バーディ直後のボギーを)やってしまっていたし、(前半は)なかなか心が安定した場面がなかった」と振り返る。

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さらに18番(パー5)の2打目。「左のバンカーは入れてもOK」というプランとは裏腹に、右へ滑ったような当たりが飛んでガックリと肩を落とした。結果的に3打目を狙いやすい位置に止まってチャンスにはつなげたものの、「そのショットが出てしまったことに、すごくいら立ちはありました」と明かす。

ハーフターンで必死に気持ちを切り替え、1番(パー5)でバーディ。6番ではバウンスバックを決めるなど、後半に2つ伸ばして「71」にまとめた。冷たい風も吹く1日で通算1オーバー28位まで順位を上げ、「自分が思っている以上に上にいてビックリ。メチャクチャ、ホッとしてます」。初日を予選通過圏外で終えながらカットラインをクリアしたのは、3週前の米ツアー「LPGAメディヒール選手権」(71位→10位)に続いて今年2度目となった。

変化を問われて「うーん…」と考え込んだ後、「前より諦めなくなったかな」とポツリ。米ツアーで予選落ちが重なった時期を戒めるように「予選落ちがほぼ確定しているような状況でも、一打一打を無駄にしないゴルフをしないといけない。(結果的に)予選落ちしたとしても良いショットが打てたら、次につながると思う。ホントに単純なことなんですけど、それを忘れていた期間があった」と言った。

1Wショットの好感触をセカンド以降にもつなげていけるかが引き続きのテーマとなる最終日。「あしたもできるありがたみを感じながら、18ホールで悔いを残さないようにできたら」。ディフェンディングチャンピオンとして、最後まで戦う姿勢を貫く。(埼玉県飯能市/亀山泰宏)

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2022年 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント



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