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今平周吾はグリーン上で苦戦 バーディパットを14回外して敗退

◇国内男子◇ISPSハンダマッチプレー選手権(3回戦~決勝戦)決勝(9日)◇鳩山カントリークラブ(埼玉)◇7115yd(パー72)

準決勝で池田勇太に勝利した先に、さらなる難敵が待っていた。今平周吾は決勝戦でタンヤゴーン・クロンパ(タイ)と対戦し、前半から続く劣勢を跳ね返せず2&1(クロンパが1ホールを残して2アップ)で敗退。「ラインと芽を気にしすぎてタッチが合わず、パターがぜんぜん入らなかった」とチャンスをことごとく外し、地元・埼玉でのツアー通算2勝目はならなかった。

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前半4番でフェアウェイから2.5mにつけたが、これを外して先制のチャンスを逃す。続く5番(パー5)ではパーオンを逃し、先にクロンパに1UPのリードを許した。そのあとも6番から4ホール連続で3m前後のバーディチャンスを外し、重い空気に包まれた。

再びスコアが動いたのは11番。クロンパが先に4mのバーディパットを決めてガッツポールを作ると、今平は3mを外して2ダウンに。さらに13番(パー5)ではクロンパが右ラフからピンそば10cmにつけるスーパーショット。今平も2.5mのチャンスにつけたが、バーディパットをカップ右に逸らして3ダウンのビハインドに。今平が多くのチャンスを外し、クロンパが数少ないチャンスを生かす、この日の展開を象徴するようなシーンだった。

「いいパットが1つ入れば(流れが)来ると思ったけれど、その1個が入らなかった」。16番では約15mのロングパットをねじこむバーディで一矢を報いたが、反撃の狼煙を上げるには遅すぎた。2ダウンで迎えた17番(パー3)でも2mのチャンスを外してパーを分け合い、最終ホールを待たずして決着。15回のバーディトライで、カップの底を叩いたのは16番の1ホールだけだった。

切望していたツアー2勝目を惜しくも逃し、「残念ですけど、いずれチャンスはくると思う」と、肩を落として答えた。2位には終わったが、賞金2500万円を加算して賞金ランキングトップ(約7400万円)を維持し、次戦「アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ」(9月20日~/武蔵カントリークラブ・笹井コース)に乗り込む。「次の大会も地元になるので優勝争いできるようにしたい」。悔しさをグッと押し込め、2週後に控える次戦を見据えた。(埼玉県鳩山市/塚田達也)

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2018年 ISPSハンダマッチプレー選手権(3回戦・決勝)



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