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アジアンツアーに戻りたい!?平塚哲二の信念

2016/09/22 19:42

◇国内男子◇アジアパシフィック ダイヤモンドカップ 初日(22日)◇茨木カンツリー倶楽部 西コース(大阪府)◇7320yd(パー70)

昨年シード落ちし、キャリアで一度だけ行使できる「生涯獲得賞金25位以内」の資格で今シーズンを戦っている平塚哲二は、トップ10入りがここまで1度、賞金ランキング62位といまだ調子が振るわない。それでも4勝をマークしているアジアンツアーとの共同主管競技となると、違う力が湧いてくるのか。大雨となった午後のプレーで5バーディ、1ボギー「66」。今季のベストタイスコアで、4アンダー3位で滑り出した。

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「とにかく長い」と多くの選手が口にするコースはこの日、地面が吸い込んだ多く水でランが出ず、体感距離はより長くなった。平塚が後半インをプレーしていたころが雨脚のピーク。「最悪。全然ボールが飛ばない。長すぎる…」とめげそうになったが、終盤15番から3連続バーディを奪取。15番、17番(パー3)では10m以上のパットを決めた。

2014年以降、左ひじの痛みに悩まされ、15年には手術に踏み切った。ツアーの特別保障制度も利用したが、アジアンツアーについては「チャンスがあれば来年にでもまた行きたい」と、今も真顔で言う。2月には開幕するアジアでエンジンをかけ、4月の日本ツアー開幕戦に臨むのが長年のやり方だった。「一年中、ゴルフのことを考えていたい。日本だけでやるよりも、アジアにも行った方が、コンディションが作りやすい」というのが持論だ。

ちなみに今週、キャディに起用しているのはマレーシア人のサーグナン・スンタララージさん(愛称はグナ/36歳)。マレーシアではこれまで24回、海外でも4回、優勝選手をサポートした経験がある。日本人選手とは片岡大育をはじめ、今年は川村昌弘が海外でプレーする際の相棒だ。

「日本語は少ししか話せないけれど、日本で頑張ろうとしている。酒も弱いのに、毎晩一緒に飲もうとする」と平塚。「日本食も何でも食べようとする。だから昨日も焼肉で、センマイを食べさせてみた。うまいって言ってましたよ」。選手、キャディと立場は違っても、異国で懸命にやり抜く覚悟は、相通ずるものがありそうだ。(大阪府茨木市/桂川洋一)

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