「難しく感じる」という中、重永亜斗夢は首位と1差の7アンダーにつけた

重永亜斗夢が「TOSHIN GOLF TOURMENT IN Central」の初日を7バーディノーボギーでラウンドし、7アンダーの3位タイにつけた。

前週の「トップ杯東海クラシック」で30位に入り、今季の獲得賞金が1000万円を突破。現在、賞金ランキングは60位となっているが、来季のシード権獲得が気になり「神経質になって自分を追い込みすぎている」と話す。持病の潰瘍性大腸炎を抱える中、体調にも影響を与えているようで、この日のラウンド前も「ひどかった。お腹がめちゃくちゃ痛かった」という。

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それでもスタートすると、2番で4メートルを沈め、3番（パー3）は5Iでm弱に寄せて連続バーディを決めた。9番（パー5）では残り202ydから5Iで打った2打目をピンから5mにつけ「ほぼまっすぐ」のラインを沈めてイーグルを奪取した。

後半も3つのバーディを重ね、ノーボギーでラウンドした。「昨年の初日は5アンダーで21位にいた。今年は難しい。（ティグラウンドも）後ろだし、ピンも振ってあった」と感じた中での好スタートに「とてもいいです」と笑みを浮かべた。

昨年は初日「67」、2日目「65」の後、3日目「74」、4日目「76」と失速し、53位に終わっており、その二の舞は避けたいという。

というのも、賞金総額の高い次週のメジャー「日本オープンゴルフ選手権競技」の参加申し込みに手続きミスがあり、出場できなくなった。「少ない試合で、賞金を上乗せしないといけない」という事情がある。

「ピンをあまり狙わずチャンスにつける」堅実なゴルフを心がけ、上位食い込みを目指す。（岐阜県富加町／片川望）