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キャディに選ばせたパター?で松山15位発進

「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」初日、史上初のルーキー賞金王を目指す松山英樹は、3バーディ3ボギーの「72」でイーブンパーの15位タイスタート。1アンダー、8位タイで初日を終えた賞金ランキング2位のキム・ヒョンソンの後塵を拝する結果となった。

海に向けて吹き抜ける7メートルの冷たい北風が、怪物ルーキーを苦しめた。「寒かった。風が強くて、距離感に苦労した1日でした」。序盤こそ、バーディ発進から3バーディ(1ボギー)を奪ったが、後半は一転、2番(パー3)はティショットでグリーンを外し、5番(パー5)は3段グリーンの最上段に切られたピンに対して、3打目を手前カラーに載せただけ。前半の貯金を吐きだした。

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「もうちょっと良いプレーができたらと思ったけど・・・、イライラしました」と、松山は苦笑い。ここ最近の課題としていたパッティング対策として、大会前日は数種類のパターを試していたが、「もう分からないので、好きなやつを入れておいて」と、最後は選択をキャディに託す始末。結局、これまで使っていたピン型のエースパターがこの日のバックに収まっていた。

それでも、首位と3打差で終えたことは「まずまず。不満もあるけど、いいんじゃないですかね」と受け入れた。「風がやめば5アンダー、6アンダーは出るコース。置いていかれないように準備したい」と、視線は前だけを見据えていた。(高知県芸西村/今岡涼太)

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2013年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント



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