プロアマ戦を終えた谷口徹（右）は、元阪神・桧山さんとのラウンドを終えて笑顔。

国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」は31日（木）、兵庫県のABCゴルフ倶楽部で開幕する。谷口徹は前週の「ブリヂストンオープン」で最終日逆転負けを喫したが、今週も鼻息荒くシーズン初勝利を狙っている。

丸山大輔との最終日の競り合いに敗れ、大会3連覇を逃した谷口。「先週は生まれて初めて試合でシャンクした。ショックでどうなることかと思ったけれど、忘れないといけない」と切り替えも早く、地元関西のトーナメントに乗り込んできた。

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同コースの名物の高速グリーンを「見た目より速い」と警戒しながらも「今年から（パー5）からパー4になったホール（6番）は止まるから問題ない」と状態の良さから来る自信をうかがわせた。

開幕前日のプロアマ戦では、今年現役を引退した元プロ野球・阪神の桧山進次郎さんとプレー。桧山さんに「プロの中でも一流の選手と一緒にラウンドできたことが良い宝物。ボールの品（ひん）がいい」と感謝されると、「こんなこと初めて言われた。書いといて」と上機嫌に。「うちの子も最近、漢字が読めるから絶好調って、ちゃんとね。“絶口調”じゃなくて」と、やはり口元も滑らかだった。（兵庫県加東市／桂川洋一）