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松山英樹はパットの苦戦で7打差に後退 「追いつけるように最善の準備を」

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 3日目(18日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7042yd(パー71)◇晴れ(観衆4707人)

バーディチャンスにつけた11番(パー3)で、約2mを外して松山英樹の表情が曇った。首位と5打差8位から出た3日目は、グリーン上で苦しんだ。

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4番(パー5)でガードバンカーから1mに寄せてバーディを先行させたが、6番(パー3)は2m弱のチャンスを外して天を仰いだ。ロングパットを残した9番は、3打目のファーストパットが約2mオーバーして3パットのボギーで後退。11番も返しの1mを外す3パットで、イラ立ちを隠せなかった。

パーオンできなかった15番も、3打目で寄せたショートパットが入らずボギー。18番(パー5)も、1mのバーディパットが決まらず目元を押さえた。

一方で、ショットは復調した。風のジャッジに苦戦した2日目より、風速11mと風が強まる中で、パーオン率は前日の38.889%(84位)から66.667%(10位)、フェアウェイキープ率は64.286%(15位)から71.429%(5位)と向上。「自分の状態が良ければ対応できる。きのうよりは、状態がよかったということですかね」と振り返った。

4バーディ、4ボギー「71」のパープレーで、トップの杉浦悠太(日大)との差は7打に開いた。「彼にも頑張ってほしいし、追いつけるよう最善に準備をしたい」。諦めることなく、残り一日に向かう。(宮崎市/谷口愛純)

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