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平均ストローク「4.702」でパー5超え 最難関6番パー4で唯一のバーディは?

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 初日(11日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)

2018年に松山英樹の監修で全面改修が行われた太平洋クラブ御殿場コース。特に大きな変更が加えられたのが、パー5をパー4の設定に変更した6番と11番だった。ティイングエリアを前に出しつつ、フェアウェイ左にバンカーを新設。グリーン周りにもガードバンカーが設けられた。

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最大瞬間風速15.8m/sの強風が吹いた初日、最難関ホールとなった6番。平均スコア「4.702」は、最も易しかった18番(パー5)の「4.631」を上回った。フォローの風が選手たちの攻めを後押しした18番に対し、6番は右からのアゲンスト。510ydとただでさえ長いパー4の難度はさらに跳ね上がった。

3アンダー首位タイで終えた幡地隆寛高山忠洋も、そろってこのホールでスコアを落とした。インスタートから6アンダーまで伸ばしていた幡地は6番から3連続ボギー。「ドライバーでフェードを打ちたいけど、あれだけ狭いと、左に行った瞬間、林の奥の方まで行ってしまう。右から吹かれると、持つクラブがない」。この日5Wを握ったティショットは高さも出た分だけ左の林まで風に流され、OBギリギリのラインに達していた。

5バーディを積み重ねていた高山も後半6番で初のボギー。「超、右からのアゲンスト。無理ですね。(同組3人)全員、左の林に入ってました」と苦笑い。さらにボールの前方に石が埋まっていたため、林から出そうとしたショットが石で後方に跳ね返る不運も重なった。「もう1回レイアップして、4打目でまだ残り50ydくらい。ガッツボギーですよ」と振り返った。

84人がプレーしてバーディは1個だけ。パーが35人、ボギーが37人、ダブルボギーが10人、トリプルボギーが1人だった。唯一のバーディを奪ったのは、ウェイティングから繰り上がり出場の古川雄大。アウトスタートの第1組で、6番ホールに入ったときも比較的風の穏やかな時間帯だった。最後は10mを沈め、本人曰く「ラッキーバーディ」だったという。(静岡県御殿場市/亀山泰宏)

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2021年 三井住友VISA太平洋マスターズ



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