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全米女子オープン
期間:07/09~07/12  場所: ランカスターCC(ペンシルバニア州)

彼女なのか?彼なのか?全米女子で見た気になる2人

タイトなナイキウェアと、きりりとした顔立ちが印象的なへ・ムニ

次々に、きら星のような若手選手が現れて人々の注目を誘うのは、国内女子ツアーも米国女子ツアーも同じだ。今年の米ツアーでは19歳のミンジー・リー(オーストラリア)がツアー初優勝を果たし、17歳のブルック・ヘンダーソン(カナダ)は、来年のシード権獲得に向けて着々と賞金を稼いでいる。

今回は少し気が早いかもしれないが、ランカスターCC(ペンシルバニア州)で行われた「全米女子オープン」で目にとまった2人の若手選手を紹介したい。

1人目はヘ・ムニMuni He)という選手。中国・成都の出身で、現在はカリフォルニア州にあるトーレパインズ高校に通っている1999年6月16日生まれの16歳。成都はパンダの繁殖地として有名で、彼女のキャディバッグをのぞくと、愛らしいパンダのヘッドカバーが見られるだろう。

全米女子はオレゴン州で行われた地区予選会で、プレーオフを勝ち抜いて初出場を決めた。予選ラウンド2日間での平均飛距離は220.3ydで、計測された154人中149位。それでも、32位でみごと決勝ラウンドに進出した。

英語報道を読んでいると、”He shot 69.” “She is one of …”という具合に、He(ヘ/彼)なのかShe(彼女)なのか、実に混乱する文章となるのが難点だが…。

もう1人は、中国・上海出身のシー・ユーティン(Yutin Shi)。この顔にピンと来た人もいるかもしれないが、国内女子ツアーの「サントリーレディス」には2012年、14年と2度出場。1998年3月8日生まれの17歳で、昨年16歳でプロ転向。初戦となった中国・北京で行われた米国女子ツアー「レインウッドLPGAクラシック」で、14位に入って一躍注目を浴びた。

髪にリボンをつけたりと、女の子っぽさを前面に出すファッションのシー・ユーティン

全米女子には昨年、アマチュアとして初出場。今年は、中国山東省南山にある中国ゴルフ協会トレーニングセンターのガーデンCで行われた地区予選会で、ただ1つの枠を勝ち取って2年連続出場を成し遂げた。

つねに穏やかな微笑みを漂わせる選手ながら、自身の強さはスタミナと忍耐力だという。全米女子では、中国人ながら日本語を流ちょうに話すキャディを起用しており、彼女もにっこりと微笑みながら「おはようございます」と挨拶をする。今大会は予選落ちに終わったが、内に秘めた強さが魅力的だ。

偶然、2人とも中国籍の選手となったが、今回の紹介は簡単ながらここら辺まで。ヒー(He)なのか、へ(He)なのか、She(彼女)なのか、Shi(シー)なのか、若干の混乱は否めないが、皆さんは彼女たちが将来ツアーで上位争いをするようになったとき、「あー、そういえば…」と思い出してくれるだろうか?(ペンシルバニア州ランカスター/今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた)
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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