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今年から新体制!不動裕理とキャディの関係

2011/04/17 18:20

今季からタッグを組む二人。幸先の良い優勝 今季からタッグを組む二人。幸先の良い優勝にまずは一安心?

「うーん、あの人の凄さですか。バンカーですかね」と、今年から不動裕理の帯同キャディを務める照井浩二氏は口を開く。「たとえば今日の8番ホール。左手前のバンカーに入れたんですが・・・」。グリーンは右に向けて傾斜しており、バンカーからは下りとなる。球からエッジまでは5ヤード、そこからピンまでは僅かに6ヤード。どうすべきか思案していたという照井氏に、「エッジが使えるじゃん」と不動。ほんの1ヤード程の幅のグリーンエッジに狙い通りに球を落とすと、ころころと転がってピンそば50センチにぴたりと止まった。

昨年の最終戦でテスト採用され、今年から全戦を帯同キャディとしてタッグを組む予定の不動と照井氏。これまではハウスキャディを使う事の多かった不動は、「最近は成績も落ちてきたし、キャディさんの分も稼がなくちゃって自分に対するハッパにもなるし、失敗してカッとなってミスが続くことが多かったので、『ちょっと待て』とか言ってくれたらいいなと思って」と、その理由を説明する。

「手抜きが出来ないですよね」と一方の照井氏。不動がキャディに対して聞くことは、「何ヤードに落とせばいい?」というパターンが多いという。ショットの調子が良い時は、その距離にぴたりと落としてくる。「怖いです(苦笑)」。グリーンの傾斜や硬さをきちんと把握していないと、それは即結果となって跳ね返ってくるのだ。

「だいぶ私の性格を分かってきてくれたようで、上手く出来たらすぐ褒めてくれます」と不動は笑う。この日の9番ホールでは、2打目を右サイドのラフに入れ、前方の木がスタイミーとなり直接グリーンは狙えない。「フェアウェイに出して4打目勝負かと思ったら狙うっていうので」と照井氏。不動は5Iの低い球で大きくスライスを掛けて、グリーン手前まで運ぶ技ありのショットを見せる。アプローチをミスしてボギーとしてしまうが、「キャディさんが『うまかったよね』って言ってくれて、うれしさの方が大きかったです」と不動は明るく振り返った。

昨年末はいつダメ出しされるかと戦々恐々としていた照井氏だが、今季2試合目でのスピード勝利にほっと胸を撫で下ろしていることだろう。今年の目標は「キャディと上手くやっていくこと」だという不動。「やれれば、成績もついてくるんじゃないかと思います。自分だけの力じゃ出来ないし、照井さんのことを頼りにしてるし・・・、とか言ったらプレッシャーですよね(笑)」。このお互いの絶妙な気の遣いようが、好相性の秘訣のようだ。(編集部:今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた)
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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