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「頑なに断っていたキャプテン」 川崎春花の恩師が語る女子プロ日本一への軌跡

◇国内女子メジャー◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 最終日(11日)◇城陽CC(京都)◇6555yd(パー72)

19歳の川崎春花がメジャー初優勝をあげ、日本一の女子プロゴルファーとして名を刻んだ。3月まで在籍していた大阪学院大高ゴルフ部の富宿高明監督(63歳)は歓喜の瞬間を現地で見届け、「まさかですよね」と振り返った。

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京都市在住の川崎は1時間以上かけて大阪府吹田市の大阪学院大高に通った。英語など成績も優秀ながらゴルフ部では週6日、1日4時間近く練習に汗を流した。

「おっとり見えるけど芯が強い」。1年生だった2019年「全国高等学校ゴルフ選手権」では団体戦優勝に貢献。20年「全国高等学校ゴルフ選手権春季大会」では個人戦を制した。

3年生ではキャプテンも引き受けたが、「最初は頑なに断っていた。でも君しかいないということで引き受けてもらった。みんなから信頼されているし、しっかりとやってくれた」。濱田茉優高木萌衣ら女子プロとして活躍する先輩に続き、ゴルフ部を束ねた。

「うちのゴルフ部は技術も大事だが、人として成長してほしい。挨拶をしっかりする、礼儀をちゃんとする、学校の中で手本となる生徒であれと伝えている」

大学進学も頭をよぎったが、「プロ1本でいこう」と話し合い、今大会と同じ城陽CCで開催された昨年11月のプロテストを12位で突破した。

「活躍する可能性はあると思っていた」と富宿監督。卒業生の活躍は大阪学院大高ゴルフ部部員にとっても大きな刺激となった。(編集部・玉木充)

玉木充(たまきみつる) プロフィール

1980年大阪生まれ。スポーツ紙で野球、サッカー、大相撲、ボクシングなどを取材し、2017年GDO入社。主に国内女子ツアーを担当。得意クラブはパター。コースで動物を見つけるのが楽しみ。

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