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福嶋姉妹の争いもデッドヒート! 軍配は…

「わー、負けちゃうかも、と思ってプレーしていました」とは、「スタジオアリス女子オープン」2日目を終えた福嶋晃子の言葉。気にかけていた相手は、妹である福嶋浩子だ。姉妹揃って予選通過を果たし、姉の晃子が2ストロークリードで最終日を迎えた。

妹の浩子が18番をバーディで締め、通算4オーバーで先にホールアウト。一方、後続組の晃子は18番をボギーとし、共に通算4オーバーの21位タイに並んで競技を終えた。レギュラーツアーへの出場資格を持たない浩子は、今週はマンデートーナメントを突破しての出場。「今季の初戦でどうなるかと思いましたが、今までと変えたところがうまく結果につがなりました」。と、自身のレギュラーツアー最高位の結果に満足した表情を浮かべた。

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変わった部分とは、体力と飛距離。今オフに晃子と共に行ったトレーニングの成果だという。「姉を含め、飛ぶ選手のスイングを参考にしようと。飛ぶ選手って、だいたいボールを見ていないんですよね。私もルックアップ気味に打つようにしたんです」。その効果は覿面。10ヤード近く飛距離が伸び、コースマネジメントにゆとりができた。「いつもは予選を通っても最終日に『80』とか叩いちゃうのに、今週は3日間を戦い抜けたことが大きい」と振り返った。

昨日、「妹とのプライベートラウンドで、勝った記憶がほとんどない」と話していた晃子。「プライベートでは強いんですよね~。競技では負けてばかりですけど」という浩子だったが、偉大な姉に肩を並べた今週、何よりも大きな自信となったことだろう。「最終目標は、いつか実力で姉と同組でまわること」と話すが、今週のプレーを見ている限り、最終目標を、もっと上に設定しても良いのでは!?(編集部:塚田達也)

塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。



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