米ツアーからトンプソンと宮里美香が参戦

国内女子ツアーのメジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」が、5月5日（木）から4日間、茨城県つくばみらい市の茨城GC東コースで開催される。優勝賞金2,400万円を懸け、4日間72ホールのストロークプレーで争われる。

昨年は、日本ツアーに初参戦したチョン・インジ（韓国）が優勝。日本ツアーでの初出場初勝利をメジャーで飾るのは史上初めてで、20歳273日での優勝は大会最年少記録も更新した。

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前年覇者のチョンは今季から米国女子ツアーにフル参戦しており不在。代わって、4月11日付けの世界ランク3位につける21歳レクシー・トンプソンが米ツアーから参戦する。ほかに、一貫して米ツアーを主戦場としながら今大会には6年連続出場となる宮里美香、2015年の韓国女子アマチュア選手権を制した16歳のアマチュア、チェ・ヘジンも海外からの参戦でフィールドに華を添える。

迎え撃つ国内ツアー勢は、昨季賞金女王で今年上半期はリオデジャネイロ五輪の出場権獲得を狙うイ・ボミ（韓国）、前人未踏の国内公式戦4冠を狙うテレサ・ルー（台湾）らのモチベーションが高い。日本人選手では、昨季の賞金ランクで最上位に立った渡邉彩香や昨年大会2位の上田桃子、今季好調の菊地絵理香が初のメジャータイトル獲得に挑む。

予選ラウンドの組合せが発表された。初日、宮里美香は上田桃子、キム・ハヌル（韓国）と同組で12時00分にインコースからティオフ。トンプソンは大山志保、渡邉彩香と12時09分、同じくインコースからスタートする。

主催する日本女子プロゴルフ協会（LPGA）の発表によると、コース全長は昨年より55yd伸ばして6605yd（パー72）とする予定。2011年にワングリーンに改修されたグリーンには起伏も多い。原田香里大会実行委員長は「飛ばしだけでなく、ピンを狙える総合的な力を持っている選手が勝てるようなセッティングとしたい」と、戦略性を高めるコース準備方針を説明している。

【主な出場予定選手】
レクシー・トンプソン、宮里美香、チェ・ヘジン（アマ）、イ・ボミ、テレサ・ルー、アン・ソンジュ、茂木宏美、鈴木愛、大山志保、申ジエ、森田理香子、不動裕理、イ・チヒ、渡邉彩香、上田桃子、菊地絵理香、酒井美紀、笠りつ子、原江里菜、飯島茜、吉田弓美子、勝みなみ（アマ） ほか（全120選手）