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具玉姫が予告どおりの逆転V、日本ツアー20勝目を飾った

国内女子ツアー「フジサンケイレディスクラシック」は最終日に入り、前日までの雨はようやく収まった。2日目を終了して3アンダー2位につけていた韓国の具玉姫は「逆転優勝のチャンス」と優勝を狙うコメントを残した。

そして、最終日はスタートからチャージをかけ、5番ホールを終えて3ストローク伸ばした。一気に首位に浮上した具だが、8番でダブルボギーを叩き、再び2位に後退してしまった。

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しかし、後半も4つのバーディを奪いスコアを伸ばした具が通算7アンダーで日本ツアー20勝目を飾った。「去年勝てなかったので、非常にうれしい。16番のバーディで優勝できると思った。きょうは何も考えずに、いいプレーをしようと思ってスタートした」

昨年、一昨年は腰を痛めて満足なゴルフができなかった具だが、「今後は2年でも3年でも長くやってひとつでも多く勝ちたい。シンソーラに『あなたに負けたら辞める』と言っている(笑)。まだ、負けない自信がある」

初日、2日目と単独首位を守った米山みどりは、バーディを3つ奪ったが、ボギーを4つ叩いて4アンダーに」スコアを落としてしまった。「具玉姫さんが、あれだけバーディを出していたし、自分のパットがあれだけ入らなければしょうがない。今は機を待つしかない」

単独3位は3アンダーの藤井かすみだった。ボギー、バーディと山あり谷ありのラウンドだったが、終盤の17番ホールでイーグルを奪いアンダーパーでフィニッシュできた。

今大会の注目はアマチュアの宮里藍だった。初日が7位、2日目に4位に浮上した宮里が、優勝争いに絡んでくるのか期待が高まったが、最終日は精彩を欠いてしまった。6ボギーの77とスコアを崩して23位タイとなってしまった。

この日の宮里は3パットが3回。打ち切れずショートする場面が目立った。「今日は疲れました! ボギー先行だったので。ショットはまあまあいいので、あとはパッティングが問題。今日は3パットを3回もしてしまった。でも今週はいろんな意味で勉強したので、もっと練習してがんばりたいです」

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2002年 フジサンケイレディスクラシック



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