<こちらの44歳もまだまだ元気・・・! 桑原克典の生きる道>
1998年 東建コーポレーションカップ
期間:03/12〜03/15 場所:祁答院GC(鹿児島)
開幕戦首位は田中秀道。ジャンボも好位置で発進
昨年は辛勝ながらこの開幕戦で勢いをつけたジャンボ尾崎。今年もしっかり健在のようだ。今年を占う最初のラウンドでボギーなしの5アンダー、3位。堂々の船出と言うべきだろう。
「最初のラウンドはだいたいこんなものだ。何となくスコアを作ったというだけのこと。まだ、全体、手さぐりだね」というジャンボ。手さぐりしながらの明日明後日に向けて調整中。
また今年が真価を試される正念場の丸山茂樹もアウト、インそれぞれバーディ2つずつの68。4アンダーの4位タイで初日終了。
「内容的にはけっして良くないんだけど、それをなんとかうまく乗り切ってノーボギーでしょ。すごく良かったというべきかな」と丸山。「まだ本当の自信はない」のだという。「悪魔クンと天使クンがいて、その悪魔クンが頭上にきて外れるよ!なんて言ったらドキドキしちゃう」のだって。なんか難しいタトエだが、ま、感じはわかる。
しかし初日をつっ走ったのは切れの良いゴルフの田中秀道。昨シーズンは思うようなゴルフができず苦しんだが、オフは基礎のウォーキングから始めて体作りに励んだ。1番ホールでなんとイーグル。続く2番もバーディ。そして6番7番8番と3連続バーディ。ボギーなんて知らないよというゴルフでアウトでは30。トータル7アンダー。実に気分のいいプレーができた。
「今日はなんか眠れなかった。ギンギンに冴えてしまって・・。1~2時間しか寝ていないんだけど、でも快調に起きれました。なぜか気分も最高だったし・・」 しかしこちらも本音は「手さぐり状態」だとか。「今日はうまくいったけど、明日からの不安が大きいですよ」
開幕戦。みんな本当は不安でいっぱいなんですね。