フェニックス歴代覇者は上位で決勝ラウンドへ
1999年 宇部興産オープンゴルフトーナメント
期間:05/20〜05/23 場所:宇部CC万年池東コース(山口)
首位は45歳・江本光
晴天だが強風の中スタートした宇部興産オープン初日。68をマークした江本光が一人飛び出した。片山晋呉、田口康祐ら2位以下はみごとな団子レースとなった。
江本光(45才)は他の選手のスコアが伸びずにいる中 3、4、10、15番とチップインを決め、さらに4番ホールではディボットからの強めのボールがピンに当たってイン。今回はウェーティング(6番目)での出場。昨日の昼に出場が決まった。今年は試合数が減ったため休むプロも減ってくる。「来週からはみんな休まずに来るだろうから、出場し難くなる」せっかく巡ってきたチャンスを無駄にすることなく健闘したい。
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風邪気味で不調の片山晋呉。昨日は38度をこえる熱があり、病院で診察を受けたという。火曜日にコース入りしたもののラウンドすることが出来ずに、今日がぶっつけ本番。月曜日から水曜日までボールを打たなかったというが、かえってそれが良かったのか。終わってっみれば5バーディ、2ボギー。「早く終わろう、終わろうと思ってやっていたのも良かったかも」「スコアを気にする暇もなかった」とか。
アウトからスタートした田口康祐は前半4バーディを稼ぎ、後半に1ボギー。「内容は後半が良かったのにスコアは逆」昨年全英オープンの最終予選に出場している田口「少々の風では驚かないし、日本の風はもう気にならない」
このときはオメガツアーランキング80位で出場資格を獲得した。田口は5年間サラリーマンを経験してからプロゴルファーに転身した。4回目のプロテストで合格。しかし、初めてクラブを握ったのは20才の頃。「ゴルフは面白い。頑張れば頑張っただけものもが得られる。良いも悪いもすべて自分のせい、誰のせいでもないのがいい」という。