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さくら、メジャー仕様のハードセッティングに警戒

「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」開幕前日の7日(水)、横峯さくらはプロアマ戦に出場。最後の調整を行い、「ラフがすごく深くてフェアウェイが狭い。ティショットをフェアウェイに置ければバーディも狙えますが、ラフに入るとボギーになる可能性が高いです」と、メジャーならではのハードセッティングに警戒を深めた。

「ドライバーが最近あまり良くない。今は50%から60%ぐらい」と、ティショットに不安を抱える横峯。「今日も半分くらいラフに入った」と、開幕を直前にしても万全の状態とはいえない様子。その上で、「最近は落ち込んだりするとこもあったけど、そういう時期なのかな、と気持ちを切り替えています。自分のペースで頑張りたいですね」と、マイペースを貫く心構えだ。

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ここ3試合はトップ10入りを逃し、賞金ランキングも5位に留まっている。「先週のプレー中に、ふと思った」と口にするのは、賞金女王へのこだわりを一時的に捨て、自らへのプレッシャーを減らすこと。「自分でプレッシャーをかけていなかったつもりでも、知らず知らずのうちにかけていたのかな。今の自分にとっては、その方がいいと思います」と自らに言い聞かせた。

09年の同時期にも“白旗宣言”をし、「肩の荷が降りた」と、それ以降に3勝を挙げて逆転賞金女王を手にした過去がある。「(今季も)そうなると嬉しいですね」と笑顔を見せるが、今週に関しては「そんなことを感じさせないくらい難しい。自分を信じてフェアウェイに運ぶだけです」と表情を引き締めた。(千葉県市原市/塚田達也)

2011年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯



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