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2010年 HSBC女子チャンピオンズ
期間:02/25〜02/28 場所:タナ・メラCC(シンガポール)
自身の今季開幕戦「HSBC女子チャンピオンズ」の初日を、首位と5打差の25位タイで終えた横峯さくら。迎えた2日目は、「昨日より風があって難しいコンディションだった」という苦手な風に加え、「ショットが右に、右に行ってしまった」とスコアメイクに苦しむ展開に。その中でも3バーディ、2ボギーと1ストローク伸ばし、通算イーブンパーの21位タイに浮上した。
「ショットがぶれていたのに、1アンダーというのは良く耐えられたと思う」と総括した横峯。その助けとなったのが、昨シーズンから目覚しい上達を見せている小技の冴えだ。「アプローチが良かったのと、1.5メートルくらいのパットが良く入ってくれた」と、話す表情も明るい。
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3番では7メートル、5番では2メートルを沈めてバーディ。しかし、6番、10番とボギーを重ねて悪い流れを呼び込んでしまうと、12番パー4ではティショットが木に当たりラフへ。2打目もグリーン左奥のカラーにこぼすが、ここでアプローチをピタリと寄せてパーを拾う。直後の13番パー5ではグリーン手前のガードバンカーから1メートルに寄せてバーディ。小技でピンチを凌ぎ、1ストローク伸ばすまでに至った。
同伴競技者のハン・ヒーウォンは、この日5ストローク伸ばすチャージ。「止めないといけないアプローチとか、40ヤード転がすアプローチとか凄かった。ちょっと曲がってもパーを拾ってくる。私も、もっともっとバリエーションが増やせると思いました」と、難コースでスコアを伸ばしたハンの小技の上手さ、そして自らを救った小技の大切さを改めて実感した様子。残り2日間も、この日のような耐えるプレーが浮上への鍵となりそうだ。