宮里藍：首位と2打差。今季4勝目へ向け好スタートを切った宮里藍(Hunter Martin/Getty Images)

米国女子ツアー第11戦「ショップライトLPGAクラシック」に出場している宮里藍。今大会は米ツアーには珍しい3日間大会。その大事な初日、宮里は目の覚めるような好スタートを切った。

「前半からチャンスが多くて、ショットの調子も良かったけど、なかなかパットが決まらなかった」という宮里。10番スタートのこの日は5ホール目の14番でピン右から4mのバーディパットを沈めてバーディを先行させる。16番でボギーとしたが、「我慢していけば良い流れになると思っていた」。

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折り返した1番で残り108ヤードをPWで40cmにつけてタップインバーディを奪ったのをきっかけに、後半だけで5バーディを奪う快進撃。結局この日は6バーディ1ボギーの「66（パー71）」で回って通算5アンダーとし、首位に2打差の4位タイとスタートダッシュを決めた。

「私としては、前半に決まらなかったパットも後半は良いフィーリングになって決まってくれたので、初日としてはいいラウンドでした」という宮里。先週はショットの調子自体は悪くなかったものの、パットが決まらず予選落ち。「今週は特にショートゲームが多くなるので、自分にとっては自信を持って挑めるかなと思っていた」という言葉通りの好プレーを見せてくれた。

「午後も伸ばしてくると思うけど、5アンダーは悪いスコアじゃない」という宮里。残り2日間の短期決戦だが、今季4勝目へ向けての期待は高まる。