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宮里藍が描く挑戦の足跡

藍「私は悪くない!」初日は24位と出遅れる

「富士通レディース」初日、今大会が帰国4戦目となる宮里藍は、1番、2番で連続バーディを奪う好スタートを切ったものの、その後はスコアを伸ばせず3ボギー。通算1オーバー、首位と5打差の24位タイと、やや出遅れた。

この日は、大会前から言っていた“微妙な読み“に苦しめられた。4番では2.5メートル、6番では1.5メートルのパーパットが決まらない。10番で2メートルのバーディパットを外すと、堪らず相棒のミックに「一緒にラインを読んで!」と助けを求めた。米ツアーでは芝に対する慣れもあってミックにほとんど読んでもらっていた宮里だが、帰国後は逆に自分のフィーリングを大切にしたいと頼らずにやってきていた。

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しかし、「カップのエッジ(狙い)なのか、内側なのか。自分のイメージは出ていても、その2センチくらいの微妙な読みで、もう一声欲しかった」という宮里。ミックの助言を貰った後半は、「いいライン出しが出来るようになってきた」と手応えは掴んだようだ。

「グリーンが硬くはないけど、転がったり。そういうちょっとした事が積み重なってズルズル行ってしまったけど、集中力を切らさずに出来たので良かった」と振り返った宮里。「パターも思ったところには打てているので、私は悪くないと思いながらやっていました」と、メンタルの強さも垣間見せた。

「まだ、明日あさってと2日間あるので、チャンスはあると思います。明日は、気合を入れてスコアを出しに行きたいです。今日とは別人になれるように頑張ります!」

2006年 富士通レディース



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