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遼、オープンウィークは素振りで鍛錬

新潟県湯沢町で合宿中の石川遼は6日(月)、前日に続きクロスカントリーを敢行。午前8時30分から3時間、雪山を駆け回った。

晴天に恵まれたこの日は、3キロ、1キロのコースを周回。時折肩で息をする姿も見せながら、同じマネジメント事務所に所属する山形陵馬、森杉大地をリードして黙々とトレーニングに励んだ。2日目のメニューを終え「今日のほうがきつかった。だいぶスピードが出せるようになってきたので、筋肉に対する負荷が増えてきた。全身が筋肉痛です」と話した。

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米ツアー2試合に出場後、1日(水)に帰国してまもなく雪山へとやってきた石川は、16日(木)開幕の「ノーザントラストオープン」から再び米国でスポット参戦するため、今週中に再び渡米。この試合の無いわずかな期間で、集中的に筋力強化を図っている。一方でボールの打ち込みとは少し“距離を置き”、スイングの構築はもっぱら「素振り」がメインだ。

毎日約300回の素振り。これを2~3時間かけて行う。スイング中の“左サイドの壁”を作ることを現在メインテーマとして試行錯誤を続ける中「今自分がやりたいと思っている新しい動きが、一番できるのは素振り」と土台作りに余念が無い。最近では左足下がりのライを選んで「体が起き上がると上手く振れない。重心を下げつつ、(体が)流れないように」とクラブを振り込んでいるという。

午後には町内の体育館に移動し、スタッフらとフットサルを行い、2時間にわたって目いっぱいプレー。「常にゴルフの練習だと思っていることで、球を打つ、打たないは別にして、良いパフォーマンスを出せるんじゃないかと思っている。感覚が鈍ることは無い」と石川。8日(水)まで同町でトレーニングを行い、満を持して米国へと再び渡る。(新潟県湯沢町/桂川洋一)

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