開幕戦への欠場を表明した有村智恵。3月いっぱいは左手首の治療に専念する

3月2日に沖縄で行われる国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」のエントリーが締め切られ、有村智恵は欠場を表明。続く第2戦「PRGRレディスカップ」（3月9日～）、第3戦「Tポイントレディス」（3月16日～）への欠場の意志もすでに日本女子プロゴルフ協会に伝えており、今季初戦は第4戦「ヤマハレディースオープン葛城」（3月30日～）となる見込み。

有村は昨年8月に左手首を痛め、スポーツ選手に多いとされる手関節損傷の1つ『TFCC損傷（三角線維軟骨複合体損傷）』と診断。以降は練習の軽減を強いられるなどケアを続けながらのプレーが続いた。10月の「樋口久子 森永製菓ウイダーレディス」で勝利を挙げたが、その後も手首は完治には至らず。オフに入った12月には「とことん時間を使って直したい。ダイキンに出られればいい、というのが一番の願い」と口にしていた。

有村は今月3日から宮古島で合宿をスタート。2週間ほどトレーニングを中心としたメニューをこなし、その後は手首の様子を見ながら、国内か海外で調整を続けるかを決めるという。