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新ミーティング委員長・馬場ゆかり、2012年への決意

今季「日本女子オープン」でメジャー初勝利を挙げるなど目覚しい活躍を見せた馬場ゆかりが20日(火)、自身が契約するファイブスター東都の主催コンペ「CHRYSLER CUP」に参加。昨年までは埼玉県の武蔵丘GCで開催されてきたが、今年は参加者の増加により54ホールを配する同県の久邇CCに場所を移し、60組240人の全出場者との記念撮影、練習場での個別レッスンなどを行った。

2011年シーズンの主役の1人として大きな飛躍を遂げた馬場だが、2012年シーズンは新たな挑戦に向けた年となる。日本女子ゴルフ協会(LPGA)と選手たちの仲介役を担うミーティング委員長に就任。先代の大山志保からの推薦もあり、選手を1つに取りまとめる“選手会長”の重責を負うことになる。さらに、今年12月末をもって現在の使用クラブメーカーとの契約が満了を迎え、来シーズンはクラブが一新される見込み。選手として、そしてミーティング委員長の立場として、来季の抱負やシーズンオフの予定を語ってもらった。

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■ ミーティング委員長として

「今年のミーティング委員長だった志保さんは、本当に大変だったと思います。あまり知られてはいないのですが、被災地の福島を訪問してチャリティ活動を行ったり、去年までとはまったくやることも大変さも違っていたんです。私も志保さんの意志を引き継いで、みんなとも話し合いながら、これまで行ってきたことにプラスして新しい何ができるのかを考えていきたいと思っています。

そして最近思うことは、私たちは1人のゴルファーである前に、1人の社会人であるということ。トーナメントの前夜祭や表彰式などで、ちょっと態度の悪さが目立つ選手がいるように感じるんです。最近は女子ゴルファーの低年齢化が進んでいて、当たり前のことを当たり前のようにできない人が多いように感じますね。ゴルフは個人種目だけど、すべての選手にLPGAという肩書きがある。1人の大人として恥ずかしくない行動をとって欲しいと思うんですね。その辺りもみんなと話し合って、良いLPGAを築けていければいいと思っています」

■ オフシーズンの予定

「まずは体力づくり。年明けの1月9日から10日間ほどグアムに渡り、トレーニングキャンプを行う予定です。午前中はウェイトや体幹トレーニング、午後は走り込みという流れでしょうか。キャディバッグがいらないような、1日中がトレーニングになると思います。あとは、今年は腰と手首に負担を感じることが多かったので、負担がかからない程度に体重を絞っていきたいですね。ダイエットとは違うんですよ。ダイエットをすると球が飛ばなくなってしまう。トレーニングで体を引き締めていくということです。

グアムから戻ったら、すぐに沖縄に入ってしっかりとラウンドをこなしていく予定です。やっぱりクラブの調整にはラウンド数がカギを握るとい思っています。トレーニングをこなしながらも数多くのラウンドをこなし、クラブを早く自分のものにしていくことが大切になりますね」

■ 2012年シーズンに向けて

「今年はメジャー優勝もさせていただいたし、その勢いで来年はどんどん勝っていきたい。そんな1年にしたいと思っています。アン(ソンジュ)ちゃんに2年連続で女王を獲られているし、何だかんだ言って悔しい。最低でも(賞金ランキング)5位以内には入りたいですが、もっと上にいければそれに越したことはありません。ミーティング委員長という立場も含めて、全ての上で責任を持ってみんなを引っ張り、日本全国の皆さんに元気を与えられるようなプレーをしていきたいと思っています」

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