2010/01/06上達ヒントの宝箱

左足下がりのバンカーショット

左足下がりのバンカーショット いや~な左足下がりのライ…しかもバンカー。こんなシチュエーションでも上手く打つコツを伝授します! こんな風になりがち ボールが上がらなそう…そう思っても決してこんな風に下からすくい上げようとしてはいけません!ボールの手前を叩いて全然飛ばなかったり、ホームランしてしまったりといったミスを誘発してしまいます。 傾斜なりにアドレス まずこのライを攻略するための一番の肝は傾斜なりに構えるということです。体軸を傾斜に沿って傾けてアドレスしてください。 フェースを開きスタンスはオープン 平坦なライより球が上がりにくいので、フェースは普段よりも開き気味にセットします。その分スタ...
2009/12/24上達ヒントの宝箱

やわらかい砂からのバンカーショット

やわらかい砂からのバンカーショット 今回は、やわらかくてふかふかの砂からのバンカーショットです。 足場を固めて砂質をチェック まず、スイング中にバランスを崩さないよう、しっかりと足場を固めると同時に、砂のやわらかさもチェックしましょう。 フェースは開き気味に 砂がやわらかいな、と思ったら、ヘッドが砂に潜りすぎるのを防ぐために、フェースを少し開き気味にセットしてください。 スイングはゆったりと大きく そしてスイングは上から打ち込むのではなく、ゆったりと大きな弧を描くイメージで振ってください。 打ち込むのはNG! こんな風に上から打ち込んでしまうと… ヘッドが潜る ヘッドが砂に潜っていってしまいま...
2010/09/27上達ヒントの宝箱

アプローチの距離感は体の回転量で決まる!

体の回転量で掴むアプローチの距離感 「大きい!」と思って、慌てて引いたり、「届かない!」と、慌てて足したり。そんな人をよく見かけます。しかし、スイング中に慌てて足したり引いたりすれば、スイング軌道は乱れ、ミスは必至です。こうした事態を避け、迷わず自信を持って振るためにも、自分の距離感を養っておくことが肝心です。今回は、距離感を高めるための大原則を伝授しましょう。 いつも一定のスピードで振ること 大きなバックスイングをしたにもかかわらず、「強い」と思って、急減速しないこと(上写真)。また、小さなバックスイングなのに「弱い」と思って、慌てて急加速するのもNG(下写真)。スイング軌道を安定させるため...
2010/10/18上達ヒントの宝箱

アプローチのトップやダフりを撲滅!

アプローチのトップやダフりを撲滅! ターゲットが目前にあって期待が膨らむほど、大失敗のダメージは大きいもの。ライも良好で、確実に寄せワンを狙いたいところで、トップしてグリーンオーバーしたり、ダフって大ショートしたり・・・。こうした精神的な落胆の激しいミスは避けたいところです。今回は、アプローチでトップやダフりのミスをなくすポイントについて、考察していきましょう。 インパクトを点で考えるからミスが出る まずは、アプローチのミスを避ける心構え。それはインパクトを点で捉えないこと。ボールのある1点に、インパクトをアジャストしようとし過ぎるから、突っ込んだり、浮き上がったりというミスが生じるのです。イ...
2010/08/23上達ヒントの宝箱

アプローチのワザを磨く原点「ピッチ&ラン」

アプローチのワザを磨く原点「ピッチ&ラン」 これから10回に渡ってお届けするのは、アプローチのワザをとことん磨く集中レッスンです。第1回目は、「ピッチ&ラン」についてお話しいたしましょう。さまざまなワザに通じる、最もベーシックなショットなので、しっかり身につけてくださいね。 アプローチウェッジを使いましょう 理想的なピッチ&ランのショットのイメージは、キャリーとランが半々くらいです。従って、サンドウェッジでは上がって転がりにくく、ピッチングウェッジではランが多くなってしまうので、その中間となるアプローチウェッジを使うことをオススメします。 グリップの中央くらいを握る ピッチ&ランは、高く上げる...
2010/08/30上達ヒントの宝箱

転がせるときは迷わず「ランニングアプローチ」

転がせるときは迷わず「ランニングアプローチ」 さまざまな状況に合わせて、もっともミスの確率が少なく、寄る確率の高いアプローチを選ぶ。そんな引き出しが多いほど、ショートゲームが楽しくなるし、スコアもまとまってきます。転がせるときは迷わず転がせるよう、「ランニングアプローチ」をマスターしましょう。 迷わず転がすべきシーンとは? たとえば、グリーンエッジ近くで、ピンまでは遠い状況のアプローチ。この状況で、わざわざ高く上げて、ピンの根元に落として止めるショットは必要ありませんよね。振り幅が小さいのでミスが断然少なく、ラインのイメージも出しやすい「ランニングアプローチ」をチョイスするのが得策です。 PW...
2009/05/13上達ヒントの宝箱

アイアンでシャンクが出る場合の応急処置

アイアンでシャンクが出る場合の応急処置 アイアンでシャンクが出る場合の応急処置法です。いい場面で出るシャンクほど憎いものは無いですよね。簡単に直せる方法が1つあります。まずは原因から解説しましょう。 シャンクを恐れるあまり・・・ シャンクが出る人は、シャンクを恐れるあまり、このように遠くに離れて構えるのをよく見かけます。あなたは腕を体から離して、ボールをトウ寄りにセットしていませんか? 遠く離れて構えると・・・ トップでは必然的にフラットな位置に収まることになります。 ボールに当てに行こうとしてシャンク そしてインパクトにかけてはボールに当てに行こうとして体がボール方向に突っ込む動きになり・・...
2009/04/15上達ヒントの宝箱

スライスを直す応急処置法

スライスを直す応急処置法 スライスが止まらない場合の対処法です。ズバリ、アドレスで右足のかかとを上げて構えてください! 撮影協力 セベバレステロスゴルフクラブ 通常のアドレス 通常のアドレスの形ですが、スライスが出やすい方は、正しい形で構えても体の動きにクセが出来ているので特効治療が必要です。 悪い例 このように体の右サイド全体が崩れて、ヘッドが遅れてくるので、とめどもなくスライスが続きます。 右足かかとを上げてアドレス そこで、右足かかとを上げてアドレスを取ってください。 両肩、腰、両膝のラインが地面と平行 通常のアドレスよりも両肩、腰、両膝のラインが地面と平行になります。 右足かかとは上げ...
2009/05/27上達ヒントの宝箱

アプローチでトップが出る場合の応急処置

アプローチでトップが出る場合の応急処置 アプローチでトップが出る場合の応急処置レッスンです。早速ですが、「クロスハンド」にしてください! 右肩が下がるのがトップの原因 トップが出る理由は簡単です。ショットと同じですが、右肩が下がってスイング弧が上昇軌道を描いている時にボールをヒットするとクラブの刃で当たってトップになります。 クロスハンドグリップ そこで、思い切ってこのようにクロスハンド、つまり左腕と右腕をさかさまにグリップして振ってみてください。 左右の手を逆さまに握るだけ 握り方です。特に注意すべき点はありません。左右のグリップを逆にして握り易い形を探してください。 正面から見たクロスハン...
2009/08/26上達ヒントの宝箱

高い球でキャリーを稼いで飛ばす

高い球でキャリーを稼いで飛ばす 風がフォローの時や、高い木の上を狙いたい時に、高弾道で飛距離を稼ぐドライバーの打ち方です。まずは、いつもよりスタンスを広めに取ってください。目安は肩幅よりも左右一足分ずつ広げます。 ヘッドファーストにする そして正面から見て、シャフトが飛球線後方側に倒れているヘッドファースト(ハンドレイト)の状態にしてください。 アッパーブロー軌道を確保 こうする事でロフトが増えると同時に、アッパーブロー軌道を自然に作ることができます。 肩をしっかりと回す テークバックでは、肩をしっかりと回すことを心がけてください。 悪い例 手だけでクラブを上げて肩が回っていないと、フェースが...
2010/10/11上達ヒントの宝箱

しっかりスピンをかけるコツ!

しっかりスピンをかけるコツ! ビシッとスピンをかけたかったのにポッコン。キュキュッと止めたかったのに、ダルマ落としみたいな感じの緩~いインパクトになって、止まるどころか、逆に転がってしまうようなことはありませんか?今回は、固いグリーンなど、しっかりスピンをかけたい場面で、思い通りにスピンを利かせるコツをお教えいたしましょう。 ヘッドをしっかり走らせること ダウンブローでボールを捉えれば、自然に逆の回転がかかりますが、強くスピンを利かせる場合には、インパクトでヘッドを強く走らせることが大きなポイント。つまり、スピンをうまくかけられない人は、うまくヘッドを走らせることができていないといえます。で...
2009/09/24上達ヒントの宝箱

フェードボールで飛ばす

フェードボールで飛ばす フェードボールで飛距離を稼ぐ方法です。特に球がドロップしている方は、フェードのほうがキャリーが稼げる分、飛距離が伸びる可能性が高くなります。 まずは構えですが、通常よりもオープンスタンスにしてください。 ボールの位置はスタンス中央側へ ボールの位置は通常のまま、オープンスタンスにするのがポイントです。こうすると自然にボールが体の中央寄りになりますが、それが正解です。ボールの位置を、いつものように左足かかと線上に移動してしまうと、左に打ち出して、そのまま真っ直ぐ行く、俗に言う“ヒッカケ”になってしまいます。 テークバック テークバックは、両足・両肩のラインと平行に振り上げ...
2010/09/20上達ヒントの宝箱

ラインを出してアプローチの方向性アップ!

ラインを出してアプローチの方向性アップ! ショットやアプローチなどで、よく「ラインを出す」という言葉を聞きますが、具体的にはどういうことなのでしょう?分かりやすく言えば、方向性の明確なイメージを持って、それをボールに伝えることです。では、何を意識すれば、方向性のイメージを、よりリアルにボールへと伝えられるのでしょうか? 一番イメージしやすいのは右の手のひら ラインを出す際、体のある部分を意識して、それを出したい方向に合わせていくのですが、それはプロによって人それぞれです。ですが、やはり一番、方向性のイメージを出しやすいのは、右の手のひらです。 ゴミ箱にゴミを放り込む様子を想像してみましょう た...
2009/10/07上達ヒントの宝箱

長尺ドライバーで飛ばす

長尺ドライバーで飛ばす 長尺ドライバー(45インチ以上)で正しく飛ばす方法です。長さが変われば打ち方も変わります。せっかく飛ぶ要素が高いドライバーを使っているのに飛距離が思うように伸びていない方は是非ご覧ください。 まずはスタンスの幅を狭めにして構えてください。 アドレス ややハンドアップ気味にして、上体を起して構えます。 始動はノーコックで 始動はノーコックで、低く遠くへ引いていくイメージでクラブを上げます。 トップは浅めに トップは浅めで、シャフトが地面と平行までいかないくらい。ハーフスイングくらいのイメージで丁度良いでしょう。 正しい切替し 切り替えしでも体のそばに引きつけず、遠くからゆ...
2010/10/04上達ヒントの宝箱

アプローチの高低を打ち分ける超基本

アプローチの高低を打ち分ける超基本 同じクラブで高さを打ち分けたいとき、皆さんはどうしますか?当然、ボールを上げたいときにはすくう感じで振って、低く出したいときには突っ込む感じで振りますよね・・・。というのはウソ。振り方を変えるのは絶対NGですよ!今回は、誰でも簡単にボールの高さをコントロールできる超基本をお教えいたしましょう。 追い越しても遅らせてもダメ! まず覚えておきたいことは、振り方で高さを打ち分けようとしないこと。低く出そうとして、突っ込むように振れば、上半身が先に行って腕が遅れるように動きます。(写真左)逆に、高く上げようとして、すくうように振れば、腕は上半身追い越していきますよね...
2009/06/03上達ヒントの宝箱

バンカーから出ない場合の応急処置

バンカーから出ない場合の応急処置 バンカーから出ない場合の応急処置法です。慣れれば簡単なバンカーですが、ちょっとした勘違いで「砂遊び」しているアマチュアを良く見かけます。常識を捨てる勇気があれば一発で解消できます。ぜひ試してみてください。 構えは通常のショットのほぼ同じ 構え方は通常通りで、ボールは中央より、やや左足寄りにセットします。 ハーフウェイダウンで体がボールに正対 正しいハーフウェイダウンの形です。体がボールに正対しています。 体が開いて打ち急ぐとミスの確率アップ 悪いダウンスイングの例です。体が開いて打ち急いでいます。このままだと振り遅れるので手打ちで補正しようとする悪いパターンに...