2024/11/28振るBODYメソッド

アナタの肩関節・股関節どのくらい動く?/可動域MAXへの道 ♯1 テスト編

寒~い冬場は肩関節も股関節もカッチコチ。冬場のラウンドで「一日全然当たらない!」とならないために、可動域アップのトレーニングを「初級編」「上級編」に分けて6回にわたって紹介します。その前に“状態”のチェックから。肩関節2、股関節2の計4テストを行い、自身の可動域を調べます。4つすべて合格なら「上級編」からスタート。1つでもできないものがあれば、次回は「初級編」からのトレーニングになります。 ■肩関節チェック1 (1)正座の姿勢で両手をひざに置きます。 (2)ひじが曲がらないよう、両腕を真っすぐ上に上げていきます(地面に対して90度に)。 (3)腰が曲がったり、頭が前に出たり首が下を向いたり...
2024/11/14振るBODYメソッド

地味だけど全身プルプル~腕立て肩タッチでパンプアップ/鈴木愛のトレーニングをご自宅で 【最終回】

鈴木愛がシーズン中に行うトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。最終回は全身トレーニング。腕、足、肩、腰、背中、腹筋すべてを使った全身運動で、体が突っ込むクセを直しましょう。 (1)腕立て伏せの腕を立てた状態からスタート。足はつま先立ち、腕は肩幅に開きます。お腹が下がったり、逆に背中が山なりになったりしないよう、体は床と水平に。 (2)続けて右手で左肩をタッチ。手を下ろして今度は左手で右肩をタッチ。これを交互に行います。タッチの際に体が左右に動いたり、腰の位置がズレないよう注意。腕立て伏せの基本姿勢をキープしたまま行います。 (3)両手・両足にしっかり体重を乗せ、背中と腹筋にも...
2024/10/31振るBODYメソッド

腕上げ“スクワット”で背中の柔軟性UP↑/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.10

鈴木愛がシーズン中に行うトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第10回は腕を上げたまましゃがみ込むトレーニング。背中の柔軟性をアップさせて、バックスイングで背中の反りすぎを防止しましょう。 (1)クラブを両手で持ち、両足を軽く開いた状態で始めます。ひじを伸ばしたまま腕を頭の上に上げましょう。この際、お腹が前に出たり、後ろ重心になって倒れたりしないように注意。しっかり腹筋に力を入れましょう。 (2)腕はまっすぐ上げたまま、スクワットのようにお尻を後ろに突き出しながらしゃがみます。しゃがんだ際、腕が下がらないよう意識。姿勢がキープできない方は、いちばん下までしゃがまなくても大丈夫...
2024/10/17振るBODYメソッド

目指すはカタカナの“イ” お尻がキュッと締まる/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.9

鈴木愛がシーズン中に行うトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第9回は片足で立って別の足を大きく上げるトレーニング。お尻に力を入れて下半身を強化、前傾がキープできない人、フィニッシュがいつもうまく取れない人に効果的だ。 (1)両足を軽く広げ、アドレス同様に軽く前傾した状態からスタート。手は腰に当てても胸の前に組んでもOK。左足1本で立ち、右足を後ろに真っすぐ伸ばしていきます。左ひざは軽く曲げてバランスをとりましょう。 (2)右足を後ろに上げながら、かかとから頭が一直線になるよう上体を倒します。足は上げられる高さでOK。目安としてはウェッジを持ったときのアドレスぐらいの前傾です...
2024/10/03振るBODYメソッド

“ひざクロール”で股関節の可動域UP↑/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.8

鈴木愛がシーズン中に行うトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第8回は“足クロール”。股関節の可動域を広げるトレーニングだ。 右足を軽く浮かせて片足立ちからSTART (1)両足を軽く広げて、右足を軽く浮かせた状態からスタート。手はバランスを取れるように広げても、腰に当ててもOK。右脚を後ろから前に回します。軸になる左足がブレないように。どうしてもバランスが取れない場合は、壁に手をついても大丈夫です。 (2)ひざの皿で円を描くように回します。真横からスタートするのではなく、体の後ろから円を描きましょう。足で“クロール”するようなイメージです。 (3)軸にしている左脚の左ひざは...
2024/09/19振るBODYメソッド

片足ピョン!で「お尻」&「太もも」強化/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.7

鈴木愛がシーズン中に行うトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第7回は内もも&お尻強化のハードバージョン。結構キツいので、最初は少ない回数から始めてちょっとずつ慣らしていきましょう! 片足立ちの状態から軽くピョンッ!と (1)椅子などに右足のつま先を乗せた状態からスタート。ひざから下と床と垂直になるようにセット。前回は右足を「ハ」の字に開いて足を乗せていましたが、今回はそこまで開かずに安定する位置に置きましょう。 (2)骨盤がしっかりと正面を向くように意識し、軽く左ひざを曲げて両足に均等に体重がかかるような姿勢を作ります。前足に体重がかかりすぎて前傾しすぎたり、体がブレて横に...
2024/09/05振るBODYメソッド

「お尻」と「内もも」をお手軽パンプアップ/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.6

鈴木愛がシーズン中にやっているトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第6回は体をひねるトレーニングの応用編。より実際のスイングに近い動きで行い、内ももとお尻で踏ん張る感覚を養いましょう。 アドレスの状態から、右足を後ろに上げて片足立ちからスタート (1)椅子などに右足のつま先を乗せて足を浮かせます。ひざ下と床が平行になるように。右足は真後ろではなく少し外側、「ハ」の字を意識して立つと、体がブレにくいです。 (2)クラブやスティックを胸の前に持ち、ひざを軽く曲げてアドレスと同じように前傾姿勢を作ります。お尻が後ろに出たり、背筋が曲がったりしないよう注意。 (3)下半身と頭は動か...
2024/08/22振るBODYメソッド

ネジネジネジ…ヴ~!体全体をまるで「雑巾しぼり」/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.5

今シーズン好調を維持している鈴木愛。その陰には地道なトレーニングがあった。彼女がシーズン中に実際やっているトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第5回は体をひねる動作を強化する「腹筋トレーニング」を紹介する。 ひざまずきの姿勢からトレーニングスタート (1)左足を前にして足を前後に広げ、右ひざを床について、ひざまずくポーズからスタート。クラブやスティックなどを持ちましょう。 (2)右ひざを浮かし、左ひざは90度をキープ。お腹が出っ張らないよう背筋を伸ばし、おへそに力を入れます。両腕を伸ばして肩の高さまで上げます。 (3)顔・おへそ・下半身は正面を向いたまま、右肩があごの下に...
2024/08/08振るBODYメソッド

地味だけどまぁキツイ!Let’s“尻トレ”/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.4

今季好調をキープしている鈴木愛。その陰には地道なトレーニングがあった。彼女がシーズン中に実際やっているトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第4回は体の左右のブレをなくすための「お尻トレ」を紹介する。 (1)基本姿勢は第2、3回と同じ。四つん這いになります。そして右足を体の真横に伸ばした状態からスタート。 (2)手は肩幅、顔は下を向けたまま、右足を上に上げて浮かせた状態をキープ。高く上げなくても、足を浮かせた状態を維持できればOKです。 (3)足を上げるときに体が左に倒れたり、左ひじを曲がたりしないように注意しましょう。上げるのがキツイ方は、足を下ろしたまま右のお尻にグッと力...
2024/07/25振るBODYメソッド

自分史上最高の捻転差!「捻じりトレ」/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.3

今季好調を維持している鈴木愛。その陰には地道なトレーニングがあった。彼女がシーズン中に実際やっているトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第3回は上下の捻転差を生むために、胸の回転を促すトレーニング。下半身は固定して、胸をしっかり回すやり方を紹介する。 (1)基本姿勢は第2回と同じで四つん這いになります。左手は床につけたまま、右手のひらを後頭部に添えます。 (2)右ひじが左腕にくっつくぐらい、上半身を左側にひねって胸を閉じます。この際、顔は左を向いてOK。 (3)続けて右ひじが天井を向くまで胸を開きます。左手は床につけたまま、右手のひらも後頭部から外れないように注意しましょう...
2024/07/11振るBODYメソッド

全身を使って打てる「骨盤トレ」/ 鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.2

今季好調を維持している鈴木愛。その陰には地道なトレーニングがあった。彼女がシーズン中に実際やっているトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第2回は骨盤ストレッチ。腕・肩甲骨・お腹・骨盤を含めて、全身を連動させたスイングに効果的だ。 (1)足は腰幅、手を肩幅に広げて四つん這いになります。つま先を立て、手のひらとつま先でしっかり床をとらえるように意識しましょう。 (2)足の幅が狭すぎたり、広すぎたりすると力が入りにくくなります。つま先を立てないと、足から骨盤にかけての動きが悪くくなってしまうので注意。 (3)手のひらで床を真下に押しながら、骨盤を立てるように背中を丸めていきま...
2024/06/27振るBODYメソッド

下半身のエンジン「モモ裏」強化 / 鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.1

今季絶好調の鈴木愛。その陰には地道なトレーニングがあった。彼女がシーズン中に実際やっているトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。まずはウォーミングアップ&ラウンド後のアフターケアにも効果的な、モモ裏を伸ばすストレッチ。鈴木愛はトレーニングの始めに行い、背中や股関節を伸ばすのにも効果絶大だという。 (1)右足を前、左足を後ろに引いて、クラウチングスタートのような姿勢を作ります。両ひざは90度を意識して曲げ、両手は右足の両わきにつきます。 (2)手のひらを床につけたまま、お尻を上げて左ひざを伸ばします。この際手のひらが床から離れないように。伸ばして・曲げてを15回繰り返しましょ...
2024/06/13振るBODYメソッド

1日20回でまるで別人に 「脱!手打ちトレーニング」Here we go!

「ハンドファースト」を意識しすぎて手打ちになっている方必見。今回は肩・胸・腰の一体感を持たせて、ボディターンでしっかり球をつかまえるためのトレーニングです。実際のスイングに近い動きで、正しい体の使い方を身につけましょう。 (1)クラブを床と平行になるよう胸の高さに当て(ヘッドが右にくるように)、両手で抱えるように持ちます。アイアンを打つ際のアドレスと同じ足幅に開き、前傾してヒザを少し曲げましょう。クラブを肩の高さで持つことで、肩の回転がイメージしやすくなります。 (2)頭を動かさず、トップの位置まで肩を右に回転させます。左肩がアゴの下にくるまで胸をしっかり回しましょう。 (3)スイングのよ...
2024/05/30振るBODYメソッド

超!地味だけど効果は絶大 スウェー防止&捻転差トレーニング

飛ばそうと意識しすぎて、バックスイングで大きく右に動いたり、インパクトで左に動き過ぎたりしていませんか?スイング中の腰の横移動は、実際はほんの少しで良いんです。クラブを杖代わりにした腰振りトレーニングで、正しい腰の動く幅と回転の動きを確認しましょう。 (1)足を肩幅に開き、アドレスと同じように軽くヒザを曲げます。両手でクラブを持ち、ヒジをのばした状態で杖を地面につくようにセットします。 (2)スイングのイメージで、腰を右→左と回します。ついたクラブを中心に、おへそが左右それぞれ20度くらいは回るように動かしましょう。 (3)アドレスと同じように背筋は伸ばしたまま。体が箱に入っているようなイメ...
2024/05/16振るBODYメソッド

夏には飛ばし屋に大変身!「ねん転体操第2」さあ、やってみよう

前回に続き、ねん転差を作るための動きをご紹介します。前回は背筋を伸ばした状態でしたが、今回はより実際のスイングに近い動きになるよう前傾姿勢をキープします。正しい体の動き方をマスターしましょう。 (1) 正面を向いて床と平行になるようにクラブを両手で持ちます。クラブを持つ手はグリップに近いように、右手のひらが上、左手のひらが下を向くようにしましょう。 (2) 右足を前に出し、左足を後ろに下げます。腰から上を曲げて前傾させましょう。 (3) 頭が動かないように注意しながら、左肩があごの下に来るまで胸を回してクラブを上げていきます。 (4) クラブを上げた時に体が傾いたりしないよう、軸をキープ。両...
2024/05/09振るBODYメソッド

夏までにちゃんとねじれる体づくり 「ねん転体操」はーじめーるよー♪

飛ばすためにも重要なのが上下のねん転差。下半身はどっしり構えつつおへそから上をひねってねん転できる体を作りましょう。ねん転差を生むストレッチを2回に分けて紹介します。今回は基礎編です。 (1)正面を向いてクラブを両手で持ちます。 (2) 右足を一歩前、左足を一歩後ろに開き、右ひざを90度に曲げて沈み込みます。それと同時に両手で持ったクラブを肩の高さに上げます。このとき、体重が左右の足に均等に乗るように注意しましょう。 (3) 顔とおヘソは正面を向いたまま、クラブは床と平行に保ったまま、上半身を右に90度ひねります。お腹から上を回すイメージで、腕が常に胸の前にいるようにゆっくり動かしましょう。...
2024/04/25振るBODYメソッド

タオル1枚で盤石な前傾姿勢づくり 鈴木愛のトレーナー直伝!“首トレ”第4弾

「首」を鍛えるトレーニング第4弾。第2回と同じく首のタテ(バーチカル)の動きのトレーニング。首のタテ方向の動きを強化することで、前傾角度を保ちやすく、スイングの再現性を高めることができます。今回はタオルを使って負荷をかけていきます。 (1)フェイスタオルを用意し、持ちやすいようタテ半分に畳みます。タオルを後頭部に当て、タオルの両端を持ちましょう。 (2)顔を下げた状態で、タオルを軽く引っ張り、後頭部に負荷をかけて顔を上げていきます。3段階に分けて止め、斜め45度上を向くまでやりましょう。 (3)背中が反ってしまうと意味がないので、上手くできない方は椅子に座って背骨を固定してもOKです。慣れて...
2024/04/04振るBODYメソッド

球がつかまる首の動きとは 鈴木愛のトレーナー直伝 「首トレ」第3弾

「首」を鍛えるトレーニング第3弾。スイング中に首を意識する人はなかなかいませんが、実はここを強化することで、スイング中のバランスが良くなります。前回は首のタテ(バーチカル)の動きでしたが、今回はヨコ(ホリゾンタル)の動き。インパクトで頭を残せと言われますが、頭を残すにはまさに首のヨコの可動域が重要になってきます。 (1)足を肩幅に開き、背中と後頭部を壁につけて固定します。 (2)首だけ90度右に回転。真横を向きます。胸も一緒に回したり、アゴの高さが下がって右斜め下を向いたり、首が前に傾かないように注意しましょう。 (3)右を向いたまま5秒キープ。ゆっくり元に戻して、再び右を向きます。これを3セ...
2024/03/21振るBODYメソッド

「首」の”バーチカルトレ”でスイングの再現性UP↑

「首」を鍛えるトレーニング第2弾。スイング中に首を意識する人はなかなかいませんが、実はここを強化することで、スイング中のバランスが良くなります。インパクトの再現性もアップ。トッププロほど首を鍛えています。前回は左右のトレーニングでしたが、今回はタテ(バーチカル)の動き。インパクトで頭が上がって前傾が起きてしまう人などに、特にお勧めです。 足を肩幅の広さで開き、背筋を伸ばして下を向きます。 (1)両手のひらの下側(小指球)をアゴに当てます。 (2)アゴを下に下げるように手を押していきます。力をかけたまま5秒キープ(写真左)。 (3)次に顔を水平にして同じように力をかけます(写真中)。最後に頭を...
2024/03/07振るBODYメソッド

スタート前にちょっとやるだけで効果は絶大「首かしげ」ストレッチ

スイングの動きの中でとても重要な役割を果たす「首」。そんな首がしっかり動くためのストレッチ&トレーニングを4回にわたって紹介します。首が安定すればインパクトで力強い球も打て、トップやフィニッシュで頭が引っ張られてバランスが崩れてしまうことも防げます。 首の筋肉を動かすことで、肩こりの解消にも効果的。首を鍛えて、スイングに安定感をプラスしましょう。 まずは背筋を伸ばし、まっすぐに立ちます。 (1)右手で側頭部を抑えながら、頭でグッと右手を押していきます。 (2)右手の力に抵抗するように、首を右側に倒しましょう。左の首筋が伸びるのを感じながら、3段階に分けて倒していきます。10秒ずつキープ。 (...