2015/01/14女子プロレスキュー!

“捻転ってどういうこと?” 倉田珠里亜

体を回していては、捻転できない!? 【アマチュアゴルファーの悩み】 「体を大きく回しているつもりですが、ゴルフ仲間から『腰がスウェーしている』と指摘されます。飛距離の出る“捻転”を教えてください」 実は私も以前、体の軸が左右にブレる“スウェー”には随分悩まされました。自分では体をしっかり回して飛ばそうと思っていたのですが、許容範囲を超えてしまっていたようです。“スウェー”の動きから飛距離につながる“捻転”へと変えるために取り組んだことは、右脚の股関節に体重を乗せることでした。体を回す意識より、股関節に力感を感じることで、自然と体は捻転できるようになったのです。 倉田珠里亜(くらた・じゅりあ) ...
2014/12/03女子プロレスキュー!

“朝の練習場でお悩み解消! アイアン編” 園田絵里子

、立命館大学在学中に関西女子学生ゴルフ選手権優勝。10年にプロテスト合格。今季はフジサンケイレディスで4位タイに入るなど活躍 ダフリの原因は“右肩” アイアンで一番避けたいミスが“大ダフリ”。距離も出ず
2019/12/25女子プロレスキュー!

つま先上がりと下がりはどこが一番違う? 荒川侑奈

「つま先上がり・下がり」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーCさんの悩み】 「つま先上がりとつま先下がりの状況で、把握するべき最低限のポイントは何ですか?」 【荒川侑奈のレスキュー回答】 押さえるべきポイントがいくつもあると、ラウンド中に整理しきれず、複雑なライに対応できなくなります。傾斜ではポイントを最低限に絞って、注意点をシンプルに把握して、どのような状況でも対応できるようにしておきましょう。 1. 一番の違いはミスする傾向 つま先上がりと下がりで共通している点は、傾斜に左右されないように、ボールを少し右足寄りに置くことです。肩から肩くらいの幅を意識して、コンパクトに振ります。逆に一番の...
2020/01/08女子プロレスキュー!

もう池ポチャしない! プレッシャー克服法 荒川侑奈

「池・バンカー越えのショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「グリーン手前に池があると、必ず入れてしまいます…。プレッシャーに勝つには、どうすれば良いですか?」 【荒川侑奈のレスキュー回答】 池やバンカー越えなど、プレッシャーのかかる場面では、体の動きやスイング以上に、コースマネジメントとメンタルのコントロールが重要です。ハザードを意識しないためのプレッシャー対処法をお教えします。 1. ターゲットの上に視線を送る 池やバンカーを意識すると、無意識に体が反応してしまい、ミスの確率が高まります。理想は池やバンカーを無いものと考えること。ピンやグリーン面などのターゲットを見...
2020/01/15女子プロレスキュー!

冬の薄芝でもダフリ知らずアプローチ 荒川侑奈

「冬の薄芝でのアプローチ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「冬場、グリーン周りの芝の薄い場所からのアプローチが苦手です。どうすれば対応できますか?」 【荒川侑奈のレスキュー回答】 芝が薄くなるとソールが滑りにくく、ウェッジのバウンスが使えずダフリやすくなります。少しでもヘッドがボールの手前に入ってしまうと、ダフってしまうので、クリーンにボールをヒットすることが求められます。 1. 手首の角度を固定する ボールをクリーンにヒットさせるには、手首の角度を固定して体の回転で打つことがポイントです。上体の起き上がりやわきの緩みを生まないように、アドレスでつくった手首をキープしたま...
2020/01/22女子プロレスキュー!

アライメントのラインを使わない理由とは? 荒川侑奈

「パッティングのセットアップ」をレスキュー! 【アマチュアゴルファーQさんの悩み】 「ボールのアライメントラインを目標に合わせて、真っすぐ打ち出しているのですがうまく入りません。おすすめのセットアップ方法はありますか?」 【荒川侑奈のレスキュー回答】 狙ったところに打ち出すために、ラインを合わせて真っすぐにストロークする方法は、以前は私もやっていました。ですが、パットの調子を崩した際に「決めすぎるのは良くない」と考え直して、いまはラインが見えないように置いています。 1. 決めごとよりもイメージを優先する パッティングはイメージが大事で、シンプルに考えることを重視しています。ボールのアライメン...
2020/01/29女子プロレスキュー!

テークバックしないパタ練が絶対おすすめ! 荒川侑奈

「パッティングの安定感」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「大事なパットをいつも外してしまいます。ストロークを安定させるには、どうしたら良いですか?」 【荒川侑奈のレスキュー回答】 インパクトで手元が緩んだり、フォローで上体が起き上がったり、ストロークが安定しない原因は多々あります。そこで今回は、私も必ず練習メニューに入れている、とっておきのパター練習法をお教えします。 1. フォローの意識が高まる テークバックをせずに、アドレスした位置からボールを押し出す練習法です。テークバックを取らない分、フォローをしっかり取らないとボールは思うように転がってくれません。この練習を反復...
2018/09/30女子プロレスキュー!

朝イチで差がつく“ティンティン”体操 セキ・ユウティン

人気急上昇中のティンティンが伝授♪ 今回から登場するプロは、昨季より日本ツアーに登場し、愛くるしい笑顔と抜群のスタイルで人気急上昇中のセキ・ユウティン。中国では“ティンティン”の愛称で親しまれ、同国…
2020/02/19女子プロレスキュー!

右を消すor左を消す、ティショットの打ち分け方 宮田成華

「狭いホールでのティショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーEさんの悩み】 「フェアウェイが狭く、左右にOBがあるホールでのティショットは、どのようなことを考えるべきですか?」 【宮田成華のレスキュー回答】 狭いホールでのティショットでは、行きたくない方向(右or左)を定め、どちらかを消すことが有効です。より鮮明に狙い所をイメージできますし、ミスをしても最悪のケースだけは避けられるという気持ちから、打つ前の安心感につながるメンタル的メリットがあります。 1. ドローorフェードは構え方で変える 左右を消す方法は、ドローとフェードで弾道を打ち分けることです。右を消したい場合はドロー、左を...
2020/03/04女子プロレスキュー!

左足上がりと下がりはどこが一番違う? 宮田成華

「左足上がり・下がり」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーCさんの悩み】 「左足上がりと左足下がりの状況で、注意するべき最低限のポイントは何ですか?」 【宮田成華のレスキュー回答】 左足上がりと下がりで共通している点は、傾斜に沿ってアドレスをして、スイングでは大振りをしないことです。このポイントを押さえつつ、それぞれの状況で意識している違いについてお話しします。 1. 一番の違いはミスの傾向 左足上がりと下がりで一番気をつけるべきなのは、傾斜に逆らうことで起こるミスです。左足上がりでは、重心が前(飛球方向)に突っ込み、引っかけるミス。逆に左足下がりでは重心が後ろへ起き上がり、トップが出やすく...
2020/03/11女子プロレスキュー!

実戦で役立つ2種類のロブショット 宮田成華

「バンカー越え、ピン手前の状況」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「バンカー越えやピンが手前に位置している時のアプローチは、どのように攻めるべきですか?」 【宮田成華のレスキュー回答】 このような状況では、ボールを高く上げてランを出さないロブショットが有効です。ただし「ロブショット」とひと言でいっても、実は2種類が存在します。ひとつは高さを抑えたハーフショットのロブ(以下ハーフロブ)、もうひとつは可能な限り高さを出すフルショットでのロブ(以下フルロブ)です。 1. ハーフロブとフルロブを使い分ける ハーフロブは高さを抑える分、ミスの度合いが小さく、実戦で使う頻度が高いのが特...
2020/03/25女子プロレスキュー!

1mパットを外してしまう本当の理由 宮田成華

「ショートパットの精度向上」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「1mほどのショートパットを右に左に外してしまいます。いつも練習しているようにストロークしているつもりなのですが…」 【宮田成華のレスキュー回答】 多くの方がショートパットを外してしまう理由を、ストロークにあると勘違いしています。特に1mほどの短い距離では、ストロークの良し悪しで大きく結果は変わりません。それよりも本当の理由は、その日その日で変わってしまう微妙な感覚のズレにあると思っています。 1. その日のズレを把握する 本番当日の感覚のズレを把握するには、スタート前に練習グリーンで、左右どちらに外す回数が多い...
2020/04/15女子プロレスキュー!

練習ボールを挟む意味って何? 熊谷かほ

「アイアンの効率の良いミート率アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「アイアンで芯をとらえきれず、飛んだり飛ばなかったり…。ミート率を上げるにはどうすれば良いですか?」 【熊谷かほのレスキュー回答】 ミート率を上げるおすすめの練習法は、ゴムボールを両腕に挟んで行うドリルです。レッスン誌やウェブでよく見かける方法だと思いますが、今回はこのドリルが、どのような目的でどのような効果があるのか、分かりやすく解説したいと思います。 1. ドラム缶の中に入っているイメージ アイアンのミート率が上がらない要因は、体の軸が左右にブレてしまう点といえます。対処法はドラム缶の中に入っている...
2020/04/22女子プロレスキュー!

バーディチャンスを増やす静かな体の動かし方 熊谷かほ

「方向性がなかなか上げらない人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「ショートアイアンの精度を上げたいです。どのようなことに注意すれば、もっと狙い通りに正確なショットが打てますか?」 【熊谷かほのレスキュー回答】 方向性を重視する時は、振り幅が肩から肩のスリークォーターショットをおすすめします。ただ、私がポイントに置いているのは、腕や上半身の意識ではなく、下半身を静かに動かすという意識です。 1. 右腰を前に出さない フルショットでは、切り返しから体重移動をして、目標方向へ腰を回転していきますが、スリークォーターでは体重移動も腰の回転もなるべく抑えて打ちます。特にダウスイング...
2020/04/29女子プロレスキュー!

ピッチ&ランでのちょい足しアドレス術 熊谷かほ

「アプローチの寄せワン率アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーDさんの悩み】 「アプローチが苦手です。簡単に距離や高さを打ち分ける方法はありますか?」 【熊谷かほのレスキュー回答】 アプローチは複雑に考えれば考えるほど、ミスを引き起こしてしまうものです。なるべくシンプルに考えられるように、キャリーとランを半分ほど出して寄せるピッチ&ランがおすすめ! 打ち方は変えず、クラブ選びやアドレスのちょっとした違いで、打ち分けられるようにしましょう。 1. 52度と58度を使い分ける ピッチ&ランを打つ際は、52度と58度のウェッジを使い分けます。エッジからピンまでの距離が長い場合は52度、短い場...
2021/03/17女子プロレスキュー!

打つ瞬間、意識はどこが正解? 上野陽向

期待のNEWヒロイン・上野陽向が登場! 今回から悩めるゴルファーをレスキューしてくれるのは、今年のプロテスト合格を目指す23歳の上野陽向さん。細身ながらドライバーの飛距離は240ydと、スケールの大きなゴルフが持ち味。ショットからパットまで、彼女が考える上達のポイントを学び、スコアアップを目指そう! 「飛距離が伸びない悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーOさんの悩み】 「飛んだり、飛ばなかったり、ドライバーショットの飛距離にバラつきがあります。安定して飛ばすには、どうすれば良いですか?」 【上野陽向のレスキュー回答】 飛距離を安定させるには、スイングの再現性が重要です。自分の体に無理の...
2021/03/31女子プロレスキュー!

フェアウェイウッドたったこれだけ!即効上達 上野陽向

】 シャフトが長く、ロフト角が立っているFWは、プロでもなかなかミートしにくい難しいクラブです。特にフェアウェイからのショットで苦手意識を持ってしまうのは、スイングの良し悪しが結果に出やすいからと言えます
2021/04/07女子プロレスキュー!

意外と知らないユーティリティの基本 上野陽向

「UTの苦手意識」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーCさんの悩み】 「ユーティリティ(以下UT)がうまく当たりません。どのようなことを意識して振ればいいでしょうか?」 【上野陽向のレスキュー回答】 UTはもともとロングアイアンの代わりに、ウッドとアイアンの要素を併せ持つ便利なクラブとして生まれたと聞きました。ただ、いまではセッティングの中に当たり前に入るようになって、ウッドなのかアイアンなのか、どちらの意識で振って良いのかが分からない、と悩む人が多いように感じます。 1. アイアンに近いイメージで振る 基本的な打ち方は同じでも、クラブが短くなると、ヘッド軌道は自然と横から縦になります。ウッ...
2014/02/24女子プロレスキュー!

第2回 ドライバーのフルスイングで100y!

体・腕・クラブの関連性をカラダで覚えよう! 前回の「ドライバーでアプローチ!?」に引き続いて、インパクトゾーンを整えるためのドリルです。今回も、インパクトゾーンが乱れている人にとっては、結構難しいドリルとなりますが、無心で練習することで体・腕・クラブの関係性やスイング中の正しい位置関係をカラダで覚えることができます。冬の間に鈍ってしまった感覚を取り戻すにも最適です。 お題は、ドライバーのフルスイングで100ヤードくらいの距離を真っ直ぐに打つこと。フルスイングで100ヤードですから、当然、ゆ~っくりと振らなければなりませんよね。最初はタイミングが難しいと思いますが、体・腕・クラブの関係性が整って...
2014/03/24女子プロレスキュー!

第6回 右手1本でアプローチ!

アプローチが苦手な人は・・・ 過剰なタメや早急なほどきは、インパクトエリアを乱す大敵です。ことに、アプローチでインパクトエリアが乱れると、ザックリやトップなど、とっても残念なミスにつながってしまいます。また、アプローチでまっすぐに打ち出そうとするあまり、ヘッドをターゲットライン上にまっすぐ引いて、まっすぐに出すようなイメージに陥ってしまう人もいます。 つまり、アプローチが苦手な人は、誤ったインパクトのイメージを見直して、インパクトエリアを整えることが急務なのです。そこで今回は、右手1本でのドリルをオススメしましょう。よく目にするドリルですが、無心で取り組むことで、アプローチはもちろんスイング全...