2010/04/02国内女子

屈指の難攻不落コースで「サクラ咲く」プレー期待/チームPRGR

LPGAツアーは、早くも4戦目を迎えた。今週は難攻不落のコースとして知られる葛城ゴルフ倶楽部山名コース(静岡県袋井市/6547ヤード・パー72)で開催される「ヤマハレディースオープン葛城」。例年ならば、咲きほころんだ桜の花びらが散る中でのラウンドとなるが、開催週の月曜日には同じ静岡県の御殿場市で降雪を記録したほどで、今年はコース内のソメイヨシノはまだ満開を迎えていない。大会初日の2日(金)は前夜からの雨が降りやまず、悪天候のため第1組のスタート時刻を3時間遅れの午前8時から午前11時に変更して行なわれた。 前週のオープンウイークに、地元・北海道の千歳市に戻り、ティーチングプロである父・克弥氏...
2009/11/05国内男子

渡米前にひと花を咲かせたい矢野東は首位と4打差/チームPRGR

今週の「レクサス選手権」(茨城県・大利根カントリークラブ/7011ヤード・パー71)を終えると米ツアーのQスクール(出場予選会)セカンドステージに挑むため、渡米するのがチームPRGRの矢野東。昨年は10試合連続ベスト10入りの自己記録を樹立し、2勝もマークしてツアー通算勝利数を3に伸ばした。この活躍から賞金王奪取のチャンスが生まれ、米ツアー挑戦をひとまず保留にしたのだった。 今年は年頭から「米ツアー挑戦」を最終目標に掲げて、スイング精度のアップはもちろん、体力アップや渡米後の環境整備にも努めて、態勢を整えてきた。スポット参戦した世界メジャーの「全米オープン」では決勝ラウンドに進出し、27位タイ...
2009/10/22国内男子

大会2連覇を狙う矢野東、谷原秀人ともに1アンダー/チームPRGR

前週の「日本オープン」では好調宣言をし、メジャー大会初優勝の手応えも十分あったチームPRGRの矢野東。結果は14位タイだったものの、来季の「日本オープン」出場資格は獲得した。 「ショット、パットとも本当に調子は良かった。フェアウェイはキープしていたし、グリーンも捕らえていました。ただ、バーディパットがピン3メートルではなく5メートルといった具合で、悪くはないけれど良いというほどでもない。調子とスコアが連動していなかった感じだけです」と矢野は前週のゴルフを振り返った。 今週は、ディフェンディングチャンピオンとして迎える「ブリヂストンオープン」。自身初の大会2連覇の記録に挑む。 「昨年は完璧なゴル...
2009/10/29国内男子

発想を切り替え、矢野東が6アンダー首位タイの好発進/チームPRGR

「マイナビABC選手権」(ABCゴルフ倶楽部/7217ヤード・パー72)の初日、チームPRGRの矢野東が7バーディ・1ボギーの66、6アンダーをマークし、首位タイの好スタートを切った。 インの10番ホールからスタートした矢野は、出だしから5メートルのバーディパットを決めた。しかし、続く11番ホールでガードバンカーからのショットを寄せ切れず、ボギーとして振り出しに戻った。 「先週の「ブリヂストンオープン」では調子がそれほど良くなく、(最終日に)コースマネジメントを変えみたら、それが奏効して16位タイフィニッシュ。これまで、自分に期待し過ぎて結果が伴わなかったから、発想を切り替えてみました」と矢野...
2010/04/30国内男子

今季ツアーでの初日自己ベストスコアをマークした谷原秀人と矢野東の明暗/チームPRGR

JGTOツアーの第3戦「中日クラウンズ」は名古屋ゴルフ倶楽部和合コース(6545ヤード、パー70)で4月29日(木)から幕を上げた。 今年で51回目を数える同大会は、民間企業が開催する最古のトーナメントであり、春のゴルフの祭典とも言われている。 大会前週の「つるやオープン」を欠場し、韓国で開催された欧州ツアー「バランタイン選手権」に出場していたチームPRGRの谷原秀人は最終日にスコアを伸ばし、通算1アンダー・28位タイの成績を残しての帰国となった。 オフの間は、体力・筋力アップトレーニングを積みながら、アジアンツアーにも精力的に参戦し、試合感を失わずに今季ツアーを迎えた。昨年は未勝利に終わった...
2009/10/01国内男子

今季初Vのカウントダウン!?/チームPRGR

9月末まで「矢野プロ・谷原プロ応援キャンペーン」が実施され、多くの応援メッセージが両プロに寄せられているという。それは、チームPRGRの活躍を期待しているファンの多さに比例していると言えるだろう。 日本ツアーは今週の「第40回 コカ・コーラ東海クラシック」(愛知県・三好カントリー倶楽部・西コース)を含めて、早くも残り10試合となった。昨季ツアーでは9月に2勝を飾ったチームPRGRだが、今季ツアーでは未勝利だけに、ヤキモキしているファン心理も理解できる。 「先週「パナソニックオープン」の大会最終日は、イメージしたショットラインよりも左方向に打ってしまうことが多かった。その原因が分かり、ショット...
2009/09/24国内男子

谷原秀人、矢野東 昨年の活躍ふたたび/チームPRGR

「今年一番のラウンドでした。ショットの感触が良く、ドライバーショットはフェアウェイをキープできたし、アイアンは狙った地点に打てた。ゴルフ自体は本当に良かった」。 「パナソニックオープン」初日、6バーディ・3ボギーの3アンダー、首位と2打差の7位タイでフィニッシュした矢野東は、納得行くプレーをそう振り返った。 昨年大会の最終日では、チームPRGRの谷原秀人と一騎打ちの優勝争いを演じ、一打差の単独2位に終わった経緯がある。今大会は舞台を京都府の城陽カントリー倶楽部(7064ヤード、パー71)に移しての開催となった。 大会正式名称の「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオ...
2009/10/08国内男子

熱いメッセージで燃える2人/チームPRGR

日本男子ツアーは10月第2週の「キヤノンオープン」(神奈川県横浜市・戸塚カントリー倶楽部)から関東圏内で3試合開かれる。 昨年の「キヤノンオープン最終日」、68の好スコアをマークしているチームPRGRの谷原秀人は、火曜日の練習ラウンドを終えた後、アイアンのロフト角を微調整。ロフト角を立てることで「フルスイングしなくても従来の番手同等の飛距離が出せるようになりました。スイングの負担が少なくて済む」と水曜日のプロアマ大会後に好感触を得た様子だった。 また、チームPRGRの矢野東は、腕の振りと体のターンとの同調性を高めるため、ハーフスイングを重視して練習。水曜日は台風18号の日本列島接近の影響を受け...
2010/07/09国内男子

一足先にゴルフ成績の「梅雨明け」宣言!?/チームPRGR

チームPRGRの谷原秀人は、「レクサス選手権」の予選ラウンド前夜に決断を下した。 開催コースの大利根カントリークラブ・東コース(7044ヤード・パー72)は、左ドッグレッグホールが多く、ドローヒッターに有利だとも言われている。 フェードボールを持ち球にしている谷原は、その対策として愛用ドライバー(GN502ツアー・ロフト9・4度)よりもロフトが1度多い、10・4度のドライバーで練習ラウンドをしていた。ボールが捕まりやすいことで、ストレート系の球筋をスイングではなく、クラブ性能によって打つためだ。 初日はインコースの10番ホール(426ヤード・パー4)のスタート。ホール左サイドはOBゾーン。しか...
2010/05/14日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯

名コンビ復活で谷原秀人は上々の滑り出し/チームPRGR

今季国内メジャー第1戦目の「日本プロ日清カップ」は、長崎県長崎市のパサージュ琴海アイランドゴルフクラブ(7060ヤード、パー70)で5月13日(木)、幕を上げた。 長崎県では初開催の大会舞台は、シーサイドコースでグリーンのアンジュレーションが強く、しかも硬くて速い仕上げは、まさにメジャー仕様だ。 開催週の月曜日から練習ラウンドを行ない、コースチェックをしたチームPRGRの谷原秀人は、「パーオンしたとしてもピン位置によっては3パットすることを覚悟しなければならないケースもあると思う。それほどグリーンのアンジュレーションがきつい。1ラウンドで3パット2回は良しとしてプレーした方が気が楽かも」と話し...
2010/06/25国内男子

メジャーへの道を切り拓くプレーに期待/チームPRGR

今季の世界メジャー第3戦となる「全英オープン」は、ゴルフ発祥の地とされる聖地セントアンドリュースで7月15日から開催される。 その日本予選最終戦となる「~全英への道~ミズノオープンよみうりクラシック」が6月24日(木)から兵庫県西宮市のよみうりカントリークラブ(7230ヤード・パー72)で始まった。 前週のオープンウイークにチームPRGRの谷原秀人は、タイで行なわれたアジアンツアーの「クイーンズカップ」に出場し、18位タイの成績を残して帰国。真っ黒に日焼けして「ミズノオープン」に臨んだ。 「鼻の頭の皮がむけるほど暑かったけれど、ショットの調子を持続できたのが嬉しい。上位4名に入ったら「全英オー...
2010/05/07ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ

原江里菜の復調のもうひとつ理由「チームワーク」!?/チームPRGR

メジャーのタフなコースセッティング 今季メジャー第1戦となる「ワールドレディスサロンパスカップ」が5月6日(木)、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部・西コース(6655ヤード、パー72)で開幕した。 公式戦では昨年の「日本女子プロゴルフ選手権」の6632ヤード(岐阜関CC)、通常トーナメントでは同年の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」(軽井沢72G北コース)の6637ヤードがこれまでのトータル距離最長だった。それを更新する6655ヤードに設定され、しかも砲台型のグリーンが多いうえに晴天続きによって硬く引き締まっている。ダイレクトにグリーンにオンしたボールは、まるでコンクリートの上に落下したように跳ね...
2010/03/12国内女子

ホステスプロ、原江里菜の明日の大爆発に期待!/チームPRGR

幸福な戦い、ともに。を大会キャッチフレーズにした「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」が12日(金)に幕を上げた。 高知県の土佐カントリークラブ(6,262ヤード、パー72)で3年前からスタートし、ツアー序盤戦の行方を占う大会として毎回注目を集めている。 第1回大会でプレーオフの末に日本女子ツアーでの初優勝を飾った申智愛はその後、米女子ツアーに本格参戦し、09年の同ツアー賞金女王に輝いた。第2回大会覇者の上原彩子は、その後もステディな活躍を続けて09年獲得賞金ランク7位と自身最高位をマーク。 チームPRGRからは原江里菜、菊地絵里香、塩田亜飛美、香山麻央の4人がホステ...
2010/03/13国内女子

猛チャージは不発に終わるも、次につながる収穫/チームPRGR

大会初日は納得行くプレーが出来ず、不振に終わったチームPRGRの原江里菜、菊地絵里香、塩田亜飛美、香山麻央の4選手。予選通過が掛かった大会2日目での猛チャージを期してスタートした。 初日に2OBを打ち、調子の波に乗れないまま11オーバーでフィニッシュした原。「同じ轍は二度と踏まない」と誓っての仕切り直しの2日目は、前日とは打って変わってグッドショットを連発。2バーディ、1ボギーの「71」にスコアをまとめ、98位タイにまで順位を上げた。 「満足できるショットを今日は何度も打てました。残念ながら予選通過は果たせませんでしたが、これからの課題も明確になり、それを克服する方法も得られたのは自分にとっ...
2010/09/10日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯

男子ツアーでの人気が女子ツアーにも波及、ニューeggスプーン/チームPRGR

タフな距離、深いラフ、うねったグリーンとメジャー大会に相応しいコースセッティング。第43回目を迎えた日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯は大会史上初の奈良県での開催となった。その舞台は同県吉野郡吉野町のグランデージゴルフ倶楽部(6601ヤード、パー72)。 公式戦ではフェアウェイ幅が25ヤード前後、ラフの長さは8センチから10センチというのが基本的なセッティングの決まりがある。フェアウェイを確実に捕らえるかどうかが、スコアを左右するのはもちろんだが、同コースのグリーンは大きなアンジュレーションが施されているのも特徴の一つ。ピン位置の面に乗せる的確なショットも求められる。 練習ラウンドでは...