2013/09/27ツアープロのルーティン

上平栄道のルーティン

ボディターンを意識したルーティン ルーティンの特徴は、クラブヘッドを浮かせてヨコに振っていること。ヨコ素振りの効果は、スイング中にワキが締めるイメージを持ちやすく、腕と体の一体感が出しやすいことが挙げられます。 上平選手のルーティンを見ていきましょう。 まず、ティアップをして、素振りなのですが、少しクラブを浮かして、横素振りですよね。 横素振りの連続素振り、これを行って、ラインを決めて、フェイスを合わせる。 そして、スタンスを決めて、目標を見たら、バックスイングをして打つと。 上平選手のルーティンの特徴としては、この素振りですよね。少し横素振りですよね、クラブを浮かせて。 この横素振りのメリ...
2013/09/27ツアープロのルーティン

キム・ヒョンソンのルーティン

通過点での動作を確認 ハーフウェイバックとハーフウェイダウンで一瞬、動きが止まるのが分かると思います。キム選手はスイングの中でこの2つのポイントでの体の使い方、フェースの向きなどを重視しているのでしょう。全てのスイング軌道を考えるのではなく、「このポイントを正しく通せばよい」と考えることでシンプルにスイングできる効果があります。 キム選手のルーティンを見ていきましょう。 まず、ボールをティアップして、楽にクラブの重さを感じる程度のゆるい素振り。 そしてここですよね。 アドレスに入る前に目標をじっと見て、目線が上下上下という感じで、弾道をイメージしていましたよね。そして、素振りをして、ショット...
2013/09/27ツアープロのルーティン

矢野東のルーティン

ルーティンではオーバー目に行う フェードヒッターの矢野東選手らしいルーティンですね。具体的には、まずひとつはアドレスした時のスタンスの向き。体がバンカー方向を向いているのが分かると思います。また、極端なくらいにアウトサイド・インの軌道でフェースを返さずに素振りをしているのもポイントです。実際のスイングよりオーバー目に素振りをすることで、実際のショットに動きが活きてくる効果があります。 それでは、矢野選手のルーティンを見ていきます。 まず、ボールの後ろで素振りをして、そしてセットアップ。 フェイスをセットして、それからグリップを決める。 目標を見て、バックスイングして打つと。 まず、矢野選手の...
2013/09/27ツアープロのルーティン

松村道央のルーティン

ドローを打つためのルーティン ティグラウンドの左サイドにティアップしている松村選手。この位置にティアップしているのは右サイドからドローボールを打ちたいから。ドローボールを打ちたいという意識は、ルーティンの動作からも見て取れます。素振りではフェース面をしっかり返してボールをつかまえるイメージを持っていますね。 松村選手のルーティンを見ていきましょう。 弾道をイメージして、2回素振りをしていますね。 そして、フェイスを合わせる、グリップを決める、スタンスを決める。 そして目標確認をして、バックスイング、インパクトと。 松村選手のルーティンの特徴としてはですね、まずこの2回素振りをしていますが、こ...
2013/09/27ツアープロのルーティン

池田勇太のルーティン

余計なものを削ぎ落としたルーティン ボールを打つまでに時間がかかってしまう人は池田選手のボールに入るまでのリズムを真似してみるといいでしょう。ルーティーンに時間がかかるほど、弾道のイメージが薄れていきますし、体も硬直しやすくなります。 それでは、池田選手のルーティンを見ていきます。 まず、後ろからラインをイメージして、セットアップ。 そして、目標を見たら、小さなワッグルをして、スイングと。 池田選手のルーティンの特徴としては、余分な動作が一切ないということですね。 しっかりとしたスイングのテクニック、そしてイメージを持っているからこそできるルーティンだと思います。 ワッグルや素振り、これをすれ...
2013/08/15ツアープロのルーティン

谷原秀人のルーティン

球をつかまえるための谷原流ルーティン 大きなワッグルにより、インサイドからクラブを下ろすイメージを作っています。 アウトサイドからクラブが下りてきてしまう多くのアマチュアゴルファーに真似してほしいルーティンです。 谷原秀人選手のルーティンを見ていきます。 まず、ティアップをして、この後イメージのスイングをします。 ゆったりとイメージの素振りをして、フェイスを合わせる、足を合わせる、そしたら目標を見て、また大きなワッグルでスイングをイメージして、振り抜いています。 彼のルーティンの特徴としては、あまり時間をかけずに、早く打つというところですよね。 そして、ルーティンの間に大きなイメージの素振りを...
2013/08/15ツアープロのルーティン

谷口徹のルーティン

「ヨコ素振り」の元祖 ヨコ素振りを行うことで、脇を締めて体と腕を一体化させる意識を高めています。 谷口選手のルーティンを見ていきます。 まず、ティアップをしたら、ボールの後ろでクラブを持ち上げて、横素振りですね。 これは、谷口徹選手のトレードマークと言ってもいいでしょう。 そして、2回目の素振りは小さな素振りをしましたね。 これも少し特徴的なところで、後で説明をしたいと思います。 そして、目標を見て、1回ワッグルをしたら、もう一度目標を見て、スイング。 特徴的なポイントとしてはですね、横素振りをした後、最後に小さな素振り、ワッグルのような素振りをしましたね。 これはこのクラブのインパクトエリア...
2011/06/13上達ヒントの宝箱

シングルへのフィーリング至上主義 第1回 実戦的シンプル・ルーティン

アマチュアゴルファーは数十年進歩していない・・・ 第1回のお話しに入る前に、言っておきたいことがあります。それは、この20年~30年あまり、アマチュアゴルファーの平均ハンディキャップがまったく変わっていないという驚愕の事実。これほど道具やゴルフ理論が日進月歩で進化しているにもかかわらず、アマチュアゴルファーの平均的な腕前は、まるで一向に上がっていないという矛盾・・・。 メカニカルなテクニックばかりを追求するあまり、感覚を磨いたり心理に目を向けることを、置き去りにしてきたからでしょう。しかし、メンタルがプレーを大きく左右するゴルフにおいては、そこを出発点とすべきです。全10回の連載で、そこに光を...