2014/04/01ツアープロのルーティン

室田淳のルーティン

一連の流れの中で打つ それでは、室田淳選手のルーティンを見ていきます。 まずボールの後ろで目標を確認します。 この時にも、ヘッドを走らせる、リズム良く振るという動きをしていましたね。 そしてボールの手前でもう一度、リズム良くヘッドを走らせる。 そしてセットアップをした後、目標を見て、ワッグルを2回して、スイングをしていきます。 この室田選手のルーティンを見て僕が思うことは、非常にリズムが良いというところです。 注目はですね、このワッグルを2回して打ちますけれども、ワッグルの1回目でリズムを作って1、2回目で2、3でボールを見て、4で上げて、5のタイミングで、一連の流れの中で打っているんですね...
2014/04/01ツアープロのルーティン

尾崎直道のルーティン

グリップを決めてからフェースの向きを合わせる それでは、尾崎直道選手のルーティンを見ていきます。 尾崎直道選手のルーティンの特長はですね、このアドレスに入る時に、くるくるっとクラブを回しながらセットアップするところですね。 この時ゆっくり動作を見てみるとですね、クラブヘッドを見ていないのです。 目線が手元の方に落ちています。フェイスを合わせてから握るのでは無くですね、このグリップの握った感触、これでフェイスの向きを作っているという証拠なのです。 そして握り方が決まってから、フェイスの向きを合わせる。これも非常に重要なポインですね。 毎回同じ握り方、バックラインがたぶん入っているタイプのグリッ...
2014/03/05ツアープロのルーティン

海老原清治のルーティン

ドローボールを打つための準備 それでは、海老原清治選手のルーティンを見ていきます。 まず、腕を柔らかく振って、ヘッドを走らせるぞという意識を持ちながら、目標を一度見て振り抜いています。 ルーティンの注目ポイントとしてはですね、このボールの後ろを一度踏むというところですね。 ボールの後ろを平らに整地する、そして少し下がったような形にすることで、クラブヘッドがボールに対して入るスペースが出来てくると、これは意外とプロの選手は多いですね。こういう形で毎回平らに近い状態を作ると。 そしてですね、この大きく腕を返すような素振りですね。 この手の返しを上手く使いたい、ドローボールを打ちたいという気持ちの表...
2014/03/05ツアープロのルーティン

芹澤信雄のルーティン

ひとつひとつを丁寧に確認 芹澤信雄選手のルーティンを見ていきます。 まずボールをティアップした後、身体を使ってインサイドからクラブを振るぞ、というスイングイメージをしましたね。ここはまだルーティンではないはずです。 この後ろから見て、ボールに入っていく、フェイスを合わせる、ここからルーティンですね。 グリップを決める、そして足を決める、クラブを持ち上げて手首の動きを確認した後、スイングと。 非常に丁寧に一つひとつを行っているように見えます。 ただ、これを真似して、遅くなってしまうというのは良くないです。 芹澤選手の場合、これが毎回決まって同じタイミングで行うようにしているはずです。 ですから、...
2014/04/01ツアープロのルーティン

尾崎健夫のルーティン

球を曲げてコントロールするためのルーティン それでは、尾崎健夫選手のルーティンを見ていきます。 尾崎健夫選手のルーティンの特長はですね、えークラブヘッドをまずボールの後ろでセットする。 その後、グリップを決めて、足を決めるというタイプのルーティンです。 反対に、もうグリップは先に決めておいてフェイスを合わせて、足を合わせると。 出来るだけこのアドレスの前にグリップを変えないというタイプと二つあるのですが、このフェイスを決めてから、グリップを決める、足を決めるというタイプはですね、このフェイスの向き、セットアップのこのフェイスの感覚を非常に大事にしている選手の特徴ですね。 ですから、どちらかと...
2014/03/05ツアープロのルーティン

高橋勝成のルーティン

目標に対してスクエアにセット 高橋勝成選手のルーティンを見ていきます。 高橋選手のルーティンの特徴は、非常にシンプルで素早いというところですね。 グリップを決めて、ヘッドを置いたら、足を決めて、一度目標を見てスイングと。非常にシンプルです。 このティアップした時ですね、ティアップした後少し後ろで目標を確認しています。 このボールのラインを、打ちたいところに向けているのではないかなと思います。 こうすることでフェイスをそのラインに対して直角に置けば、もうスクエアなラインが決まってくると、打つ前に色んな細々した作業が少なくなってくると、素早く打てるということです。 打つ前に時間がかかってしまうとい...
2014/03/05ツアープロのルーティン

真板潔のルーティン

打ち急ぎを防ぐためのルーティン それでは、真板潔選手のルーティンを見ていきます。 真板選手のルーティンの特徴はですね、ボールの後ろで目標を見たら、大きな素振り、実際のスイングに近いような素振りをするというところですね。 この目的はですね、スイング中に打ち急いでしまったり、バックスイングが十分に上がらなかったりというところを防ぐためですね。 打つ前も手首を使ったワッグルをしていますが、これもヘッドをたくさん動かそうと、走らせようという意識の表れだと思います。 ボールに入ると打ち急いでしまう人、もしくはトップからの切り返しが早くなってしまう人は、真板選手のような大きな素振り、これをしてからアドレス...
2014/04/01ツアープロのルーティン

飯合肇のルーティン

縦のコックでリストの動きを確認 それでは、飯合肇選手のルーティンを見ていきます。 後ろから目標を見た後、セットアップをして、この後縦にワッグルをするというところが飯合選手の特徴だと思います。 この縦にワッグルをする目的はですね、手首のリストコックですよね。 これを上手く出来るか確認をしている。あとグリップの握るこの手のポジションを確認ですね。 コックしやすい位置でグリップが握られているかどうか、これを確認するためのものなのです。 ですから、スイング中に手首が上手く使えない、コックが上手く出来ないという方はですね、この打つ前に縦にクラブを上げる動作を入れてみると良いと思います。 解説:堀尾研仁...
2013/08/15ツアープロのルーティン

谷原秀人のルーティン

球をつかまえるための谷原流ルーティン 大きなワッグルにより、インサイドからクラブを下ろすイメージを作っています。 アウトサイドからクラブが下りてきてしまう多くのアマチュアゴルファーに真似してほしいルーティンです。 谷原秀人選手のルーティンを見ていきます。 まず、ティアップをして、この後イメージのスイングをします。 ゆったりとイメージの素振りをして、フェイスを合わせる、足を合わせる、そしたら目標を見て、また大きなワッグルでスイングをイメージして、振り抜いています。 彼のルーティンの特徴としては、あまり時間をかけずに、早く打つというところですよね。 そして、ルーティンの間に大きなイメージの素振りを...
2013/08/15ツアープロのルーティン

谷口徹のルーティン

「ヨコ素振り」の元祖 ヨコ素振りを行うことで、脇を締めて体と腕を一体化させる意識を高めています。 谷口選手のルーティンを見ていきます。 まず、ティアップをしたら、ボールの後ろでクラブを持ち上げて、横素振りですね。 これは、谷口徹選手のトレードマークと言ってもいいでしょう。 そして、2回目の素振りは小さな素振りをしましたね。 これも少し特徴的なところで、後で説明をしたいと思います。 そして、目標を見て、1回ワッグルをしたら、もう一度目標を見て、スイング。 特徴的なポイントとしてはですね、横素振りをした後、最後に小さな素振り、ワッグルのような素振りをしましたね。 これはこのクラブのインパクトエリア...
2013/09/27ツアープロのルーティン

上平栄道のルーティン

ボディターンを意識したルーティン ルーティンの特徴は、クラブヘッドを浮かせてヨコに振っていること。ヨコ素振りの効果は、スイング中にワキが締めるイメージを持ちやすく、腕と体の一体感が出しやすいことが挙げられます。 上平選手のルーティンを見ていきましょう。 まず、ティアップをして、素振りなのですが、少しクラブを浮かして、横素振りですよね。 横素振りの連続素振り、これを行って、ラインを決めて、フェイスを合わせる。 そして、スタンスを決めて、目標を見たら、バックスイングをして打つと。 上平選手のルーティンの特徴としては、この素振りですよね。少し横素振りですよね、クラブを浮かせて。 この横素振りのメリ...
2013/09/27ツアープロのルーティン

矢野東のルーティン

ルーティンではオーバー目に行う フェードヒッターの矢野東選手らしいルーティンですね。具体的には、まずひとつはアドレスした時のスタンスの向き。体がバンカー方向を向いているのが分かると思います。また、極端なくらいにアウトサイド・インの軌道でフェースを返さずに素振りをしているのもポイントです。実際のスイングよりオーバー目に素振りをすることで、実際のショットに動きが活きてくる効果があります。 それでは、矢野選手のルーティンを見ていきます。 まず、ボールの後ろで素振りをして、そしてセットアップ。 フェイスをセットして、それからグリップを決める。 目標を見て、バックスイングして打つと。 まず、矢野選手の...
2013/09/27ツアープロのルーティン

松村道央のルーティン

ドローを打つためのルーティン ティグラウンドの左サイドにティアップしている松村選手。この位置にティアップしているのは右サイドからドローボールを打ちたいから。ドローボールを打ちたいという意識は、ルーティンの動作からも見て取れます。素振りではフェース面をしっかり返してボールをつかまえるイメージを持っていますね。 松村選手のルーティンを見ていきましょう。 弾道をイメージして、2回素振りをしていますね。 そして、フェイスを合わせる、グリップを決める、スタンスを決める。 そして目標確認をして、バックスイング、インパクトと。 松村選手のルーティンの特徴としてはですね、まずこの2回素振りをしていますが、こ...
2013/09/27ツアープロのルーティン

池田勇太のルーティン

余計なものを削ぎ落としたルーティン ボールを打つまでに時間がかかってしまう人は池田選手のボールに入るまでのリズムを真似してみるといいでしょう。ルーティーンに時間がかかるほど、弾道のイメージが薄れていきますし、体も硬直しやすくなります。 それでは、池田選手のルーティンを見ていきます。 まず、後ろからラインをイメージして、セットアップ。 そして、目標を見たら、小さなワッグルをして、スイングと。 池田選手のルーティンの特徴としては、余分な動作が一切ないということですね。 しっかりとしたスイングのテクニック、そしてイメージを持っているからこそできるルーティンだと思います。 ワッグルや素振り、これをすれ...
2011/06/13上達ヒントの宝箱

シングルへのフィーリング至上主義 第1回 実戦的シンプル・ルーティン

アマチュアゴルファーは数十年進歩していない・・・ 第1回のお話しに入る前に、言っておきたいことがあります。それは、この20年~30年あまり、アマチュアゴルファーの平均ハンディキャップがまったく変わっていないという驚愕の事実。これほど道具やゴルフ理論が日進月歩で進化しているにもかかわらず、アマチュアゴルファーの平均的な腕前は、まるで一向に上がっていないという矛盾・・・。 メカニカルなテクニックばかりを追求するあまり、感覚を磨いたり心理に目を向けることを、置き去りにしてきたからでしょう。しかし、メンタルがプレーを大きく左右するゴルフにおいては、そこを出発点とすべきです。全10回の連載で、そこに光を...
2012/06/08WORLD

【WORLD】シーズン2勝!J.ダフナーとワッグル

・ナのプレショットルーティンによるスロープレーが話題となってからは、誰もワッグルをあまりしたくはなくなったようだ。 しかし、ダフナーは彼のヒーローであるホーガンを笑顔にしたことだろう。ランダムな頻度で