2018/04/05HOTLIST2018

簡単なアイアンの終着点 ピン G400 アイアン

ピン G400 総評 ピンは今回で第9世代となるGシリーズを世に出したが、その間、ヘッド形状は中級者向けと初心者向けの間を行ったり来たりした。G400は前者にあたり、我々はこの選択を支持したい。同社が“ゲームをエンジョイする”アイアンと位置づける通り、芯を外したとき、中級者が必要とするパフォーマンスを得られるようになっている。余剰重量は、外周に配分されている。(中級者向け) コメント 【中級者】救いの手を差し伸べるべく、アドレスでボールを受け取っているかのように見えるのが良い。 【初級者】高弾道で安定感があり、打つのが簡単なアイアンに魅力を感じるのであれば、これこそが終着点。 (米ゴルフダイジ...
2018/04/03ツアーギアトレンド

リンドベリは女性向けモデルの1Wでメジャー初制覇

飾ったパニーラ・リンドベリ(スウェーデン)。大舞台で花開いた31歳のプレーぶりもさることながら、使用するドライバーが女性向けモデルだったことも一躍注目を集めることになった。ピンゴルフ(PING)と…
2018/04/01HOTLIST2018

ヘッド重量を自由に選べる ピン ヴォルト 2.0 パター

ピン ヴォルト 2.0 総評 溝のパターンは深さが場所によって異なり、芯を外したときでも初速が落ちないようになっている。各モデルは重さが異なっている。短いパターには、標準モデルと比べて重いタングステン製ウェートがトウとヒールに配置されており、長いモデルのウェートは標準モデルよりも15グラム軽くなっている。ブレードタイプは5種類あり、モデルによってマットブラック、カッパー、そしてプラチナ仕上げなどのカラーバリエーションがある。 コメント 【上級者】仕上げの風合いとアライメントラインのコントラストが気に入った。いい意味で重いパターであり、とても安定している。 【中級者】コッパーのカラーが良い。ヘッ...
2018/04/01HOTLIST2018

インパクトの感触は穏やか ピン シグマ G パター

ピン シグマ G 総評 ヘッドを大型化することで、外周への重量配分を最大化した。アルミ削り出しのインサートの背後には弾力性のあるエラストマーが入っており、インパクトの感触が穏やかになっている。深さの異なるフェースのミーリング溝がスピードコントロールをサポートする。さまざまなストロークタイプに合わせて多くのモデルを展開している。 コメント 【上級者】距離のコントロールが抜群。ショートパットの精度が完璧。フェースから来るフィードバックの分量が合っている。 【中級者】アライメント補助により、簡単にパターをスクエアに構えることができる。仕上げが秀抜。 【初級者】艶消し仕上げにより、見た目がソフト。イン...
2018/04/01HOTLIST2018

驚くべき安定感 ピン ヴォルト 2.0 パター

ピン ヴォルト 2.0 総評 歴史あるピンのフィッティングには、常に長さと重さの異なる数々のパターのオプションが用意されてきた。ここでもそれは同じである。短いパターにはより重いタングステンのソールウェートが装着され、長いモデルには軽量のアルミ製ウェートが取り付けられている。個別に削り出されたフェースのパターンは、場所により溝の深さが異なり、芯を外したときの当たりを向上させている。 コメント 【上級者】打感がすばらしい。コンタクトはとても自然で、アライメント補助は本当に機能する。ボールの上に立ってこの上ない自信を感じた。 【中級者】インパクトはしっかりしているが、転がりがとても良い。下半分の構造...
2018/04/01HOTLIST2018

ミスヒットでも安定した転がり ピン シグマ G パター

ピン シグマ G 総評 シグマGの形状は現代テクノロジーを盛り込みつつ、過去と現在を合わせたものになっている。フェースの背後にペバックス・エラストマーのインサートを用いることで、インパクト時のボール初速を妥協することなく、柔らかい打感を実現している。フェースの重なり合った溝パターンは、その深さが場所によって緻密に変化しており、芯を外したときも芯で当てたように転がる。 コメント 【上級者】バランスの取れた重量配分により、ショートパットもロングパットも自信を持って打てる。インサートにより、わずかに許容度が高まっている。 【中級者】パットはラインから外れなかったので、失敗する気がしなかった。 【初級...
2018/03/31HOTLIST2018

バランスの取れた重心 ピン G700 アイアン

ピン G700 総評 ピンは打ちやすいアイアンを製造することで有名だ。これもその一例ではあるが、同社はこれまでの設計パターンを飛び越え、中空構造アイアンを生み出した。意味深い外周の重量配分を実現し、芯を外したときのパフォーマンスを最大化させるため、重量はトウとシャフト方向に配置された。これにより、バランスの取れた重心位置となり、十分な許容度の高さが担保された。さらに、17-4ステンレス鋼のボディとマレージング鋼のフェースインサートが飛距離を生み出す。(中級者向け) コメント 【中級者】ヒールからトウにかけてのブレードは、寛容性の高さを感じさせる。使いたいと思わせるクラブの見た目になっている。 ...
2018/03/31金谷多一郎のクラブ一刀両断

「パワーフェードで飛距離を稼ぐ」ピン G400 LSテック ドライバー

今回は「ピン G400 LSテック ドライバー」を試打してみたいと思います。 G400シリーズのドライバーの中では、いちばん低スピンの球が打てる、パワーヒッター向けのスペックになっています。ソールのタングステンウエイトが少しフェース寄りに搭載してあり、つかまりを浅くし、スピンを減らすことで強烈に飛ばそうという意図が見えます。 クラウン後部はG400シリーズの他モデルと同様に「ドラゴンフライ・クラウン・テクノロジー」という構造になっていて、放射線状の模様が入っています。この模様により、ターゲットに対してフェースをスクエアに合わせやすくなっていますね。 打ってみると「弾丸ライナー」といった感じの球...
2018/03/30中古ギア情報

賞金女王・鈴木愛の使用パターをチェック

賞金女王の鈴木愛が「Tポイントレディス」で今季初優勝を飾った。この大会は今年から会場が茨木国際GCにかわり、アンジュレーション(起伏)の多いグリーンに戸惑うプロも多かったようだ。しかし鈴木は、大会2日間で全体1位となる平均26.50というパッティングを武器に頂点に立った。では使用クラブをチェックしてみよう。 ドライバーは「ピン G400 LSテック ドライバー」。特徴的なのがシャフトで、前作「Gドライバー」の純正シャフト「ピン ALTA J50(S)」を入れて使用。全14クラブ、契約先の「ピン」で揃えられているが、ただパターの選択は興味深い。 初日は暴風のため中止となり、大会は3日間競技から2...
2018/03/28topics

ティショットが散らばる人へ ピン G400 ドライバー

打感:ややソフト 見た目:形状は個性的な印象。重心深度が深い設計をビシビシ感じる。シリーズの中では一番大きく感じる 弾道:中弾道 強み:直進性ピカイチ。とにかく曲げ幅を抑えられる こういった人向け:スライスやフックの曲げ幅を抑えて、飛距離アップをしたい人 こういう人に向かない:自分でコントロールしたい人 クラウン部分に突起物(タービュレーター)があり、個性的なデザインである。弾道はとにかく曲がらないといった印象。おそらく重心深度が深く、慣性モーメントが高いことが影響している。ティショットが左右に散らばる人にとっては救世主になり得る。逆に球筋をコントロールしたい人には不向きだろう。...
2018/03/28topics

スイングの出力を最大限引き出す ピン G400 ドライバー

ピンの「G400」シリーズの中でニュートラルな性能を持つ「G400 ドライバー」。純正シャフト「アルタ J CB」は、クラブ全体の長さと重量のバランスが非常に良く、スイングの出力を最大限に引き出してくれます。 しかし、ダイナミックゴールドなど重量級スチールシャフトの5番アイアンで、180yd以上飛ばせるパワフルなゴルファーだと、ヘッド重量やシャフト重量が物足りないはず。「G400」のヘッドで試してみて、もっとヘッド重量を上げて力強く飛ばしたいなら「G400 LSテック ドライバー」を。もっと軽快に操作したいなら「G400 SFテック ドライバー」を選択するといいでしょう。 それぞれのヘッドで性...
2018/03/28HOTLIST2018

高弾道で柔らかい着地 ピン G400 ハイブリッド

ピン G400 ハイブリッド 総評 このハイブリッドの目標の一つは、打ち出しを簡単にすることだった。ピンは、ソール後方に配置した高密度のウェートと、強力で薄いマレージング鋼のフェースインサートにより、柔軟性と初速を得ることでそれを実現した。結果として、ピン史上最も高弾道で着地の柔らかいハイブリッドが誕生した。ロフトは、ヘッドスピードの速い上級者向きの17度から、スイングの遅いゴルファーにとって6番アイアンの代わりとなる30度までの5種類。 コメント 【上級者】とにかくこれをバッグに入れるべきだ。何にも悩まなくて済む。 【中級者】人々が立ち止まって注目するほどパワフルな打音。 【初級者】悪いショ...
2018/03/25HOTLIST2018

フェースは着陸装置用の鋼 ピン G400 フェアウェイウッド

ピン G400 G400 SFテック G400 ストレッチ3 総評 ピンは芯を外したヒットもゴルフの一部であると認識しているので、G400では超極薄クラウンなど、新しい素材や形状を盛り込むことでこの問題に対処した。フェースのインサートには、小型飛行機の着陸装置に用いられるC300マレージング鋼が使われている。これにより、より薄くてフレキシブルなフェースとなり、ボールの初速と弾道の高さが出やすくなっている。 コメント 【上級者】セットアップしたときのスクエアな感じがとても良い。これにより自信が高まる。それに、良い意味で打音が大きい。 【中級者】フェアウェイから簡単に打てるし、ティショットで飛距離...
2018/03/23HOTLIST2018

怒った犬のようなクラウン ピン G400シリーズ ドライバー

ピン G400/G400 LSテック/G400 SFテック/G400 MAX 総評 最悪のミスをしてもプレーできる状況-許容度の高さで名高いピン社は、さらにその限界を押し上げた。G400にはスタンダード、低スピンのLST、スライサー向けのSFT、そしてサイズアップで安定性の新たな基準となる最新モデルのMAXの4モデルがある。大きな前面から後方にかけて薄くなっていく形状のクラウン、ソールの深い位置に配されたタングステン製のウェートにより、MAX以外のモデルは、Gシリーズ史上最も小さなヘッド容積でありながら、ピン史上最高の許容度の高さを実現。各モデルのクラウンには見慣れた空気抵抗を抑えるタービュレ...
2018/03/14新製品レポート

飛び系でも高弾道で止められる ピン G700 アイアン

ミスヒットに強くて、縦の距離も合いやすい 【ミーやん】 数年前から“飛び系”と呼ばれるアイアンが人気ですが、ピンからも飛ばせるアイアンが登場しました。「G700 アイアン」はヘッドが中空構造で、新素材のマレージングC300フェースを採用しているのが特徴です。フェースがたわんで弾いて飛ばせる構造になっています。7番アイアンのロフト角は28度です。 【ツルさん】 大きいヘッドですが、できるだけアイアンらしい形状を保つようにうまくシェイプされて作られています。ほんの少しグースもあって、球をつかまえやすそうな顔をしていますね。 【ミーやん】 打ってみると、打ち出しからよく球が上がります。自分の7番アイ...
2018/03/07新製品レポート

球が上がりやすく曲がり幅が少ない ピン G400 MAX ドライバー

ヘッドがブレない! Gシリーズからの直系モデル 【ミーやん】 G400 シリーズのドライバーに新たに加わったのが「G400 MAX ドライバー」です。他のモデルはヘッド体積が445ccですが、こちらは460ccとなっていて、アドレスした時点でヘッドが大きいことが分かります。この新モデルは、ピン史上最大の上下左右の慣性モーメントを達成しているそうです。 【ツルさん】 ピンらしい投影面積の大きいヘッドで、前モデルの「G ドライバー」からの正常進化版ともいえるモデルです。ヘッド体積が抑えられた他の3モデルと比べると、この「G400 MAX」のほうが個人的には構えやすく感じます。従来からのピンのヘッド...
2018/03/01HOTLIST2018

静かな殺し屋 ピン i200 アイアン

ピン i200 総評 形状はアスリート向けだが、寛容性はアベレージゴルファーでも恩恵に授かることができる。i200の薄いフェースはさらなる飛距離だけでなく、寛容性と打感の良さも高めている。フェースの薄さによる余剰重量が背面キャビティに配置されたことで、芯を外したときのパフォーマンスが向上。さらにホーゼルとトウにも重量が分配されたことで、安定性が増した。許容度の高いソールは、起伏のあるリーディングエッジと数度増したバウンスによりターフの抜けが良くなっている。(アスリート向け飛び系) コメント 【上級者】静かな殺し屋のようで、ノイズが一切ない。ただ、クラブとボールのコンタクトする打音になっている。...
2018/03/01HOTLIST2018

ゴージャスなクラブ ピン i ブレード アイアン

ピン i ブレード 総評 極薄フェースに注目が集まるが、背景にある技術は同様に重要である。フェースを薄くすればするほど、打音と打感を妥協しなければならなくなるため、ピンの技術者はエラストマー(弾力ゴム)のインサートでヒールからトウにかけたフェースの広いエリアを支える方法を開発した。この素材により、フェースがインパクトでたわみつつ振動を吸収し、柔らかい打感を実現。トウの低い部分に配置された高密度タングステンにより、安定性も飛躍的に向上した。(アスリート向け) コメント 【上級者】ゴージャスなクラブ。トップラインの仕上がりは難しそうには見えず、スタイリッシュ。 【中級者】パワフルな打感で簡単にまっ...
2018/02/25ツアーギアトレンド

賞金ランク日本勢トップ3の2018年開幕ドライバーは?

ランキング日本勢トップ3のドライバーについて、メーカー各社に聞いた。 鈴木愛:賞金ランク1位 1億4012万2631円 昨季2勝で賞金女王に輝いた鈴木愛はオフに契約するピンゴルフ本社がある米アリゾナ州
2018/02/01HOTLIST2018

二流のショートゲームの助けに ピン GLIDE 2.0 ウェッジ

ピン GLIDE 2.0 総評 規制により溝のパフォーマンを低下させようというUSGA(米国ゴルフ協会)の意図は、ピンのエンジニアたちには有効ではなかったようだ。彼らは、ミリングされたGLIDE2.0の溝のエッジについて「これまでのピンのウェッジでも最も鋭い」と述べた。ロフトにより最適化された溝は、ボールを捕まえるべく精密にミリングされたエッジのおかげで、オリジナルモデルのGLIDEウェッジより多くのスピン量を生み出す。ソールグラインドは(ショートゲームのスペシャリスト向きの)幅の狭いものから、(寛容性を必要とする深いディボットを取るプレーヤー向けの)幅の広いものまで4種類がラインアップされて...