2019/08/13マーク金井の試打インプレッション

ピン史上初の鍛造マッスルバック「ピン ブループリント アイアン」

キャビティアイアンを作り続けているピンが発売した「ピン ブループリント アイアン」は、上級者やツアープレーヤーのために開発された、スピンコントロールと操作性に特化したモデル。マーク金井が試打を行い、はたしてアマチュアゴルファーでも使うことができるアイアンなのかを検証する。 ・ミート率が非常に高い上級者 ・球筋を自在に打ち分けたい上級者 ・マッスルバック形状が好きなゴルファー 今年で創業60年のピンから誕生したのが、今回試打する「ブループリント アイアン」。ピンでは初のバックフェースがフラットな、鍛造マッスルバック形状のアイアンだ。 マッスルバックなのでヘッドが小ぶりなのだが、その中でもこのモデ...
2019/08/12新製品レポート

低スピンでも曲げずに飛ばしやすい G410 LST ドライバー

【ミヤG】 G410シリーズに低スピンモデルの「G410 LST ドライバー」が追加発売されました。このモデルを待ち望んでいた人が多かったみたいですね。 【ツルさん】 前作の「G400 LSテック」は、低スピンで直線的に飛ばせる性能が評価されて、めちゃ売れました。その新作がどう進化したのか注目すべきところです。ヘッドの見た目は、兄弟モデル「G410 PLUS」と極めて似ていて、横に並べて見比べないとどちらのモデルか判断できないぐらい。カタログ上のヘッド体積は、「G410 PLUS」よりも5ccだけ小さくなっていますが、ヘッドの小ぶりさが気になることはありません。個人的には前作「G400 LSテ...
2019/08/06優勝セッティング

新アイアンを武器に 成田美寿々の優勝ギア

大会名:大東建託・いい部屋ネットレディス 日時:2019年8月1日(木)~4日(日) 開催コース:鳴沢GC (山梨) 優勝者:成田美寿々 成田美寿々が4月「ヤマハレディースオープン葛城」以来の今季2勝目、ツアー通算13勝目を飾った。1勝目を挙げてから「調子がずっと悪くて、自分の武器を見つめ直した」と、高い球を打つことにこだわらず、本来得意とする低い球でラインを出すコントロールショットへ切り替えた。 クラブ契約フリーの成田は、前回優勝時に使用していたPXG 0311 P フォージド アイアンから、日本では今月8日に発売開始となるピンのブループリントに総入れ替えした。 5月「全米女子オープン」に出...
2019/08/06優勝セッティング

42年ぶり快挙 メジャーを制した渋野日向子の14本

大会名:AIG全英女子オープン 日時:8月1日(木)~4日(日) 開催コース:ウォーバーンGC(イングランド) 優勝者:渋野日向子 20歳の渋野日向子が、日本女子ゴルフ史に42年ぶりのメジャー制覇をもたらした。樋口久子が優勝した1977年「全米女子プロゴルフ選手権」以来の快挙達成。用具使用契約を結ぶピン社のクラブでビッグタイトルをつかみ取った。 ルーキーとして臨んだ今年5月の国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ」で初勝利。2勝目となった7月「資生堂アネッサレディスオープン」までに1Wのシャフトを変更し、信頼度をいっそう高くして英国に乗り込んだ。 パターはかつてマレット型を愛用してい...
2019/07/17ギアニュース

溝が1本追加されたピン「GLIDE 3.0」9月6日発売

ピンゴルフジャパン(本社・埼玉県戸田市)は16日、GLIDEウェッジの最新モデルとなる「GLIDE 3.0 ウェッジ」を、9月6日に発売すると発表した。 前作「GLIDE 2.0 ウェッジ」は高い…
2019/07/15優勝セッティング

三菱ケミカルの最新シャフトで初優勝 S.ランクンの14本

大会名:ニッポンハムレディスクラシック 日時:7月11日(木)~7月14日(日) 開催コース:桂ゴルフ倶楽部(北海道) 優勝者:S.ランクン 今季から日本ツアーに加わった19歳のS.ランクン(タイ)が首位に1打差の3位からスタートして「67」でプレー。2位に3打差をつける通算15アンダーで逆転し、初優勝をあげた。 「ドライバーが本当によかった。250ydのティショットでフェアウェイをキープできると、グリーンを狙いやすくなる。自信を持てました」と、最終日のフェアウェイキープ率は86%を記録した。 クラブは母国でプレーしていたときから提供をうけるピン製で14本をそろえる。ドライバーはピン G400...
2019/07/09マーク金井の試打インプレッション

シャープなヘッド、低スピンで飛ばす「ピン G410 LST ドライバー」

ピン 「G410」シリーズに待望の低スピンモデル「G410 LST ドライバー」が登場した。「納得するまでは発売しない」と言われていたこともあり、期待が高まっていたモデルだ。マーク金井が徹底試打し、他のモデルとの違い、ユーザーの適性などをインプレッションする。 ・スピンを減らして飛ばしたい人 ・直進性の高い弾道で飛ばしたい人 ・打点が左右にブレやすいゴルファー ピンの主力ブランドである「Gシリーズ」の2019年モデルとなるのが「G410」。今回試打するのは、最も低スピン弾道が打ちやすい設計の「G410 LST ドライバー」だ。 ヘッド体積は450㏄と、兄弟モデルの「G410 PLUS ドライバ...
2019/06/24優勝セッティング

鈴木愛 盤石の14本 連覇&2週連続Vの優勝ギア

大会名:ニチレイレディス 日時:2019年6月21日(金)~23日(日) 開催コース:袖ヶ浦CC新袖C(千葉) 優勝者:鈴木愛 鈴木愛が逆転で今季3勝目を挙げた。2打差3位から「70」で回ると、通算9アンダーの首位で並んだ高橋彩華とのプレーオフを制した。前週「宮里藍 サントリーレディス」から自身初の2週連続優勝になった。 クラブは前週投入した1Wのピン G410 LST ドライバー(10.5度)を引き続き使用するなど、14本は変わらず。得意のグリーン上では3日間平均26パットと安定した。 フェアウェイの絞られるコースで3日間のキープ率は69%。パーオン率は64%だったが、「2打目以降でチャンス...
2019/06/24新製品レポート

ネック調整機能を初搭載した扱いやすいUT ピン G410 ハイブリッド

【ミヤG】 今回試打するのは、G410シリーズにラインアップされている最新型のユーティリティ!なんですけど、僕はウッド型のユーティリティに苦手意識があるのでほとんど使ったことがなくて…。こういうクラブに関しての知識が、まったくありません。前モデルから、どこが変わったんでしょうか? 【ツルさん】 ピンのウッド型ユーティリティは、前シリーズの「G400 ハイブリッド」までは接着式のネックでした。それがG410になってロフト角とライ角を調整できる調整ネックになっています。それが前作との大きな違いですね。ミヤGはウッド型が好きじゃないかも知れませんが、ちょっと試してみてださい! 【ミヤG】 ウッド型と...
2019/06/17新製品レポート

安定感のある構えやすい大型ヘッド ピン G410 フェアウェイウッド

【ミヤG】 G410シリーズのフェアウェイウッドには3モデルが用意されていて、こちらはスタンダードなタイプ。ヘッドはそこそこ大きくて、なによりも特徴的なのはソールが真っ平らなところ。アドレスすると、ペタッと地面にソールが貼り付くような印象を受けます。 【ツルさん】 ビックリするぐらいにフラットなソールですよね。地面に置いたときの据わりがいいし、フェース面もビシッとターゲットを向いてくれます。なによりもヘッド形状がとてもキレイ! ヘッド後方のヒール側が絞られているようなシェイプになっていて、洋ナシっぽい雰囲気があります。個人的な好みですが、僕の場合は丸型ヘッドよりも、こういう形状のフェアウェイウ...
2019/06/15クラブ試打 三者三様

G410 フェアウェイウッド/ヘッドスピード別試打

やさしさがウケているG410、FWは飛ぶの?飛ばないの? ピン「G410」シリーズは、飛距離性能とやさしさが高い支持を得て、使用プロも活躍したことからドライバーの売り上げが好調と聞く。そこで気になるのが、同シリーズのフェアウェイウッド(以下FW)だ。「STD(スタンダード)」「SFT」「LST」の3モデルの中から、今回は一番ポピュラーな「STD」モデルをピックアップ。今回もヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。 試打者はドライバーのHS30台の女子プロ・西川みさと、40台のクラブフィッター・筒康博、50台のYouTuber・万振りマンの3人。番手は3番ウッド(ロフト角...
2019/05/31中古ギア情報

左のミスが怖ければ…新モデル発売で狙い目の中古ドライバー

ピンの「G410」シリーズに、スピン量を抑えたハードヒッター向けモデル「LST ドライバー」が追加ラインアップされた。そもそもは「G410 PLUS ドライバー」「G410 SFT ドライバー」とともに3月に発売の予定だったが、「納得するものが完成するまで発売しない」というメーカーの方針により、このモデルだけが後追いとなった。 前作「G400 LST ドライバー」よりもつかまる設計がされているとのことで、実際に試打してみたら、明らかにつかまりが良くなっていた。ヘッド体積が5cc大型化し、慣性モーメントが3パーセントアップしたことで、ミスヒットにも強くなっていると実感した。 新たなモデルが加わっ...
2019/05/27優勝セッティング

アイアンは8月発売の最新モデル 大槻智春の初優勝クラブ

大会名:関西オープンゴルフ選手権競技 日時:5月23日(木)~26日(日) 開催コース:KOMAカントリークラブ(奈良) 優勝者:大槻智春 29歳の大槻智春が、プロ10年目で悲願のツアー初優勝を飾った。通算19アンダーの首位で並んだ星野陸也をプレーオフ4ホール目で破り、賞金ランキングは40位から6位に上がった。 クラブは契約するピンが多くを占め、アイアン(6番~PW)は今年8月に発売予定の『BLUE PRINT(ブループリント)』を国内初戦の「東建ホームメイトカップ」から投入。ピン史上初の鍛造マッスルバックモデルで、海外ではメジャー優勝者のルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)、米国ツアー1勝の...
2019/05/26topics

G25からG410まで歴代ピンGシリーズを一気試打

10年連続増収を支える人気シリーズを打ち比べ ピンゴルフジャパンは、昨季まで10年連続で増収を続けている。この躍進に大きく貢献しているのが、2019年モデルで10代目となるGシリーズだ。今週発表され
2019/05/22ギアニュース

ピンから“青写真”という名の鍛造マッスル誕生

ピンゴルフジャパン(本社・埼玉県戸田市)は21日、同社史上初の鍛造マッスルバック「ブループリント(BLUEPRINT)アイアン」を、8月8日に発売すると発表した。 極限までオフセットを減らし、操作性…
2019/05/21マーク金井の試打インプレッション

ふわっと浮いた高弾道が打ちやすい「ピン G410 フェアウェイウッド」

最大初速を生む素材の採用と、高いMOI(慣性モーメント)を生み出す重心設計により、飛距離と方向性を両立したという「ピン G410 フェアウェイウッド」。マーク金井が徹底試打し、噂の打ちやすさと飛距離性能を検証する。 ・キャリーで飛ばせるFWを使いたい人 ・FWにも調整機能を求めるゴルファー ・ピンのドライバーを使っている人 ピンの主力ブランドであるGシリーズの最新作「G410」。フェアウェイウッドは「STD」「SFT」「LST」の3機種がラインアップされており、今回試打するのはスタンダードなモデルとして位置付けされている「G410 STD」の3Wだ。 ヘッド体積は171ccと3Wとしてはやや大...
2019/05/18クラブ試打 三者三様

G410 アイアン/ヘッドスピード別試打

ウッドが大人気の「G410」… アイアンはどう? 今春発売した話題作の中でも、1、2を争うほどヒットを飛ばしているピン「G410」シリーズ。ドライバーを使用したピン契約の女子プロが開幕戦から連勝したことで、話題を集めた。では、アイアンはどうなのか!? 同シリーズ「G410 アイアン」を今回もヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。 試打者はドライバーのHS30台の女子プロ・西川みさと、40台のクラブフィッター・筒康博、50台のYouTuber・万振りマンの3人。番手は7番アイアン。シャフトは3人とも純正の「NSプロ 950GH」で、西川はフレックスR、筒と万振りマンはS...
2019/05/09新製品レポート

シャープな形状になった元祖やさしい系 ピン G410 アイアン

【ミヤG】 Gシリーズの最新アイアンは、ヘッド形状がずいぶんスッキリしましたね。トップブレードも分厚く感じないし、グースもそんなに強くありません。従来からの“いかにもやさしそうなピンのアイアン”というよりは、普通のアイアンっぽくなりました。 【ツルさん】 ヘッド形状にこだわるゴルファーのために、ヘッド形状をブラッシュアップしたそうですよ。でも、構えてみると少しヘッドが面長に見えて、曲がりづらそうな雰囲気はあります。では、さっそく打ってみましょう! 【ミヤG】 おっと、いきなりダフってしまいました…。ヘッドが重く感じます。 【ツルさん】 スイングウェイトが重いわけではないので、おそらくヘッドの重...
2019/04/20クラブ試打 三者三様

G410 SFT ドライバー/ヘッドスピード別試打

大人気G410シリーズ、「PLUS」とどう違う? ピンの大人気Gシリーズの新モデルとして発売された「G410」の2モデル。ひとつは3つのポジションから選べる弾道調整機能が搭載された「G410 PLUS ドライバー(以下PLUS)」。もうひとつが最初からヒール寄りのドローポジションに固定された「G410 SFT ドライバー(以下SFT)」。今回は「PLUS」のレビューに続き、「SFT」をヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。 試打者はドライバーのHS30台の女子プロ・西川みさと、40台のクラブフィッター・筒康博、50台のYouTuber・万振りマンの3人。シャフトは純正...