日時：2015年4月10日（金）～12日（日） 開催コース：花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース 優勝者：成田美寿々 最終日最終組で、3打差首位に立つ藤田光里を追いかけてスタートした成田美寿々は、1番から6連続バーディを奪うなど、8バーディ、ノーボギーのトーナメントレコード「64」をマークして鮮やかな逆転勝利。12年から4年連続となるツアー通算6勝目を飾った。 過去6勝のうち、昨年の「ヨネックスレディス」を除く5試合が逆転勝ちという“逆転の成田”がツアーで浸透しつつある。この優勝で賞金ランキングは9位に浮上。平均バーディ数ではツアー1位につけている。 ＜最終日コメント＞ 「1Wは今週シャフトを替...

日時：2015年4月17日（金）～19日（日） 開催コース：熊本空港CC 優勝者：菊地絵理香 初日から首位に立ったプロ8年目の菊地絵理香が通算9アンダーまで伸ばし、完全優勝でツアー初勝利を飾った。今季は7戦を終えてトップ10入りが5度で、今回の優勝で獲得賞金はトップに。平均バーディ数は3.6364で1位、平均パット数は1.7595で2位となっている。 ＜最終日のコメント＞ 「パットは絶対入れたいときも、その日の最初から最後までタッチを変えないよう徹底している。6、7、8番で3mを外して、キャディさんと『逆に長い方が入るかな』と話していたら、9番で12～13mあったのが入ってスッキリした。次の目...

日時：2015年4月16日（木）～19日（日） 開催コース：東建多度カントリークラブ・名古屋コース 優勝者：マイケル・ヘンドリー 国内ツアー参戦3年目のマイケル・ヘンドリー（ニュージーランド）が、最終日ベストスコアの「66」で通算15アンダーとし、3打差を逆転してツアー初優勝を果たした。 フェアウェイキープ率は全体92位（46.43％）と低調だったが、パーオン率は76.39％で全体14位を記録。一番の長所と話すアイアンショットの冴えが、日本初タイトルへと導く原動力となった。 ＜最終日コメント＞ 「とても嬉しい。すごく疲れたけれど、まずはホッとしています。タイトリストとは今年からの契約です。...

日時：2015年4月24日（金）～26日（日） 開催コース：川奈ホテルGC富士コース（静岡県） 優勝者：藤田光里 6人が首位に並んで迎えた最終日、最終ホールで、グリーン奥からパターで直接沈める劇的なバーディを決めた20歳の藤田光里が、逆転で涙のツアー初優勝を飾った。今週の優勝を含む直近3戦をいずれもトップ5フィニッシュと、不調を乗り越え上々のシーズンを滑りだした。賞金ランクは前週12位から3位に浮上。平均バーディ数は3.0400で8位、平均ストローク数は72.0400で9位、パーオン率は67.3333で10位と、主要スタッツ3部門でトップ10にランクインしている。 ＜最終日のコメント＞ 「...

日時：2015年9月17日（木）～20日（日） 開催コース：札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース（北海道） 優勝者：石川遼 米ツアーに本格参戦から3シーズン目を終えたばかりの石川遼が、国内ツアー今季初出場で初勝利を挙げた。初日4位発進から、4日間続けて60台をマーク。ショットが本調子でないながらも、安定したショートゲームが光った。 石川は今年初めから1Wを数回チェンジ。契約するキャロウェイゴルフの「BIG BERTHA ALPHA 815 ダブルダイヤモンド ドライバー」、「XR PRO ドライバー」等を握ったが、夏場から、現在の「BIG BERTHA ALPHA ドライバー」に戻している。 ＜最終...

日時：2015年5月7日（木）～10日（日） 開催コース：茨城ゴルフ倶楽部 東コース（茨城県） 優勝者：チョン・インジ 国内女子ツアーの今季メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」で、日本ツアー初出場のチョン・インジ（韓国）が2位に4打差をつける完勝。メジャーを舞台にした日本ツアーデビュー戦で優勝を飾る、ツアー史上初の快挙となった。 ＜最終日のコメント＞ 「日本ツアーの初メジャーで優勝できて嬉しい限りです。来日する前の韓国女子ツアーでは2位だったので、良いコンディションで臨むことができました。優勝は考えずに1打 1打だけに集中するように考えていましたが、結果的に優勝となって良かった...

日時：2015年3月13日（金）～15日（日） 開催コース：土佐CC（高知県） 優勝者：李知姫 韓国の李知姫が通算9アンダーで並んだ鈴木愛とのプレーオフを制し、3季ぶりの優勝を遂げた。ツアー通算18勝目。平均ストローク数（70.0000）は開幕戦を制したテレサ・ルー（68.6667）に次ぐ2位、パーオン率は78.7037で、トップの大山志保とフォン・シャンシャンの79.6296に続いている。 ＜最終日コメント＞ 「オフに普通のカーペットの上で、ペットボトルを目標にして3、4メートルのパッティングの練習をした。ストロークに意識を集中させるのが目的。今週はグリーンに傾斜があって難しかったが、ストロ...

日時：2015年4月30日（木）～5月3日（日） 開催コース：名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース 優勝者：I.J.ジャン 2012年大会のチャンピオンが2度目の優勝。I.J.ジャン（韓国）が最終日を首位タイからスタートし、後続に4打差をつける圧勝で日本ツアー通算3勝目を飾った。 「このコースは絶対に欲張ってはいけない」と、1オンが狙える1番パー4では必ず3Wを握って安全策をとるのが和合でのスタイル。パーキープ率88.89％で全体2位、平均パット1.6383で1位と安定感が光った。 ＜最終日コメント＞ 「本当に大変でした。きょうはショットもパットも良かったので、ずっとチャンスがありました。特に終...

日時：2015年5月1日（金）～3日（日） 開催コース：鶴舞カントリー倶楽部 西コース（千葉県） 優勝者：申ジエ 2010年に次ぐ大会2勝目、節目となる日本ツアー通算10勝目を、初日から最終日まで首位を守りきる完全優勝で飾った申ジエ（韓国）。賞金ランキングは16位から7位に浮上し、今季の目標に掲げる賞金女王へ順調な1歩を踏み出す今季初優勝となった。 主要スタッツではパーオン率がもっとも秀でており、69.444％で5位のポジション。平均ストローク数は71.875で8位、平均パット数は1.8227で20位、平均バーディ数は3.125で8位としている。 ＜最終日のコメント＞ 「16番のチャンスを...

日時：2015年9月24日（木）～27日（日） 開催コース：大利根カントリークラブ 西コース（茨城県） 優勝者：キム・キョンテ（韓国） 3日目の後半17番で、残り198ydからの2打目を5Iで直接カップに沈め、イーグルを奪うなど、好調のショットに支えられてキャリア初となるシーズン4勝目を挙げたキム・キョンテ。獲得賞金は早くも1億円を突破し、賞金ランク2位の岩田寛に5200万円以上の差をつけた。 ここまで平均ストロークは、ツアー全体でただひとり70を切る「69.75」でダントツのトップ。パーキープ率、パーオン率も1位となっている、平均飛距離は「275.15」で74位にとどまる中、2打目以降の...

日時：2015年8月27日（木）～30日（日） 開催コース：芥屋ゴルフ倶楽部（福岡県） 優勝者：池田勇太 選手会長の池田勇太がシーズン初勝利を飾った。初日から首位の座を譲らない完全優勝。年間のスケジュールで唯一、高麗グリーンが使用される大会で連日スコアを伸ばした。 週末に310yd超に設定された短いパー4である14番では、3日目に1Wでグリーンをオーバーさせたが、翌最終日は「少しでもボールが止まるように」とわずかに高弾道のボールを放ち、ピンそば1.5mに1オンさせる高い修正能力を見せつけた。 ＜最終日コメント＞ 「きょうは朝からボギーを打っても、あきらめずにやったのが結果につながった。ラウンド...

日時：2015年4月2日（木）～5日（日） 開催コース：葛城ゴルフ倶楽部 山名コース 優勝者：渡邉彩香 最終組の1組前からスタートした渡邉彩香が5打差を逆転し、昨年3月「アクサレディス in MIYAZAKI」以来となるツアー通算2勝目を手にした。狙いどころが狭い難コースで安定したプレーを続け、実力の底上げが見える4日間となった。 優勝賞金1800万円を加算し、賞金ランキングは50位から4位にジャンプアップ。主要スタッツでは、パーオン率（69.2308）が前週24位から11位に。平均パット数（1.8519）も67位から37位に急浮上した。 ＜最終日コメント＞ 「先週のアクサで、樋口久子さん...

日時：2015年9月4日（金）～6日（日） 開催コース：みずなみカントリー倶楽部（岐阜県） 優勝者：イ・ボミ イ・ボミ（韓国）が初日からの首位を譲らず、成田美寿々とのプレーオフに競り勝って、ツアー史上初となる2週連続完全優勝を成し遂げた。距離の長い小樽CCを舞台にした前週の「ニトリレディス」では、48度のウェッジに替えて5Iを投入したが、今大会は元に戻した。 ＜最終日コメント＞ 「雨と、ずっとトップにいることでイ・ボミは気疲れしていた。（ラフに外した）プレーオフ2ホール目のセカンドショットはピンを狙った。PWか9Iかで迷って、9Iで引っ掛けた。でも、そこからパーを獲ったのは『根性あるな』と思っ...

日時：2015年9月3日（木）～6日（日） 開催コース：富士桜カントリー倶楽部 (山梨県) 優勝者：キム・キョンテ ショットに苦しみながらも3日目までに築いた4打差リードの貯金を活かし、辛くも1打差で逃げ切ったキム・キョンテが今季3勝目を達成。獲得賞金を約8千万円とし、7月から1位に立つ賞金ランクでは2位との差を約2200万円に広げた。 使用クラブは7月「ミュゼプラチナムオープン」から変更なしと、14本のクラブへの変わらぬ信頼の厚さが伺える。ちなみに昨季と比較してサンドセーブ率が大きく上昇しているが、対策として今年からソールが厚めでバウンス角が大きいウェッジに替えたことも大きいという。 ＜...

日時：2015年5月21日（木）～5月24日（日） 開催コース：名神八日市カントリー倶楽部(滋賀) 優勝者：片岡大育 今季4戦目にして日本人初の優勝者となったのは、プロ9年目で26歳の片岡大育。1打差2位からスタートした最終日に「67」をマークし、後続に3打差をつける鮮やかな逆転でツアー初優勝を手にした。 今季から持ち球をフェードからドローに変え、「飛距離が伸びた」という平均ドライビングディスタンスは、昨季86位（269.21yd）から54位（271.31yd）にアップ。「ゴルフがラクになった」と、今季の好調を支える1つの要因となっている。 ＜最終日コメント＞ 「プロ転向した最初は、ツアー...

日時：2015年5月22日（金）～24日（日） 開催コース：中京ゴルフ倶楽部 石野コース 優勝者：吉田弓美子 2016年からのアンカーリング禁止も考慮して、今年の正月明けから長尺パターの使用を封印した吉田弓美子が、2シーズンぶりの優勝を決めた。今大会ではアイアンをマッスルバックからキャビティに変更、9.5度だった1Wのロフト角も8.5度へと「立てた」。 ＜最終日コメント＞ 「気持ちが入ると、ワタシいいショット打つなーと思った。マッスルバックの打感はすごく好き。筋トレもしているし、夏場に調子が上がってきたら、また使ってみたいと思う」 ＜最終日の使用ギア一覧＞ ドライバー：ダンロップ スリクソン ...

日時：2015年5月15日（金）～17日（日） 開催コース：福岡CC和白コース（福岡県） 優勝者：イ・ボミ 国内女子ツアー第11戦「ほけんの窓口レディース」で、1打差2位から出たイ・ボミ（韓国）が、逆転で自身初となる大会連覇を達成した。通算10アンダーは後続に4打差をつける圧勝で今季初勝利。ツアー通算9勝目に花を添えた。 ＜最終日のコメント＞ 「ショットも完璧、パットも完璧でした。先週までは不安もあったけど、今週は楽しく自信を持ってプレーできました。きのうの雨でボールが止まってくれたし、パッティングのタッチも合った。2位が続いた時はメンタルが弱くなってしまったけど、この優勝で自信を取り戻...

日時：2016年3月18日（金）～20日（日） 開催コース：鹿児島高牧CC（鹿児島県） 優勝者：大江香織 最終日を1打差2位から出た大江香織が、3バーディ、2ボギーの「71」でプレーし、通算7アンダーとして逆転優勝。2012年「フジサンケイレディス」以来のツアー通算2勝目を飾った。15年2月にヤマハと用具契約を結んで2シーズン目。同社契約プロの国内女子ツアー優勝は、05年の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で優勝した藤野オリエ以来、11年ぶりとなった。 オフにはアプローチのバリエーションを強化。ウェッジのシャフトをカーボンからスチールに変更した。パターは昨シーズン終盤から、35インチの使用...

日時：2015年11月6日（金）～8日（日） 開催コース：近鉄賢島CC（三重） 優勝者：アン・ソンジュ 日本女子ツアーが特別承認する米国女子ツアーは、54ホールを終えて三つどもえのプレーオフに。アンが李知姫（韓国）、アンジェラ・スタンフォード（米国）を1ホール目で破った。 3日間を通じてショット、パットが安定し、ノーボギーで優勝したのは2010年「NEC軽井沢72」で優勝した李以来だった。「韓国で一度ノーボギーで回ったことがあったが、その時は優勝できなかった」とアン。今季2勝目で節目の通算20勝、生涯獲得賞金も史上最速となる147試合目で7億円に到達した。 ＜最終日コメント＞ 「今年はとても苦...

日時：2015年11月5日（木）～8日（日） 開催コース：総武カントリークラブ 総武コース（千葉県） 優勝者：谷原秀人 午後をピークに強く降り注いだ雨中の戦いを制したのは、2打差の単独首位から出た谷原秀人。通算11アンダーで逃げ切って2季ぶりの優勝を手にし、ツアー通算11勝目を飾った。25位にいた賞金ランクは3位に躍進し、最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の出場も決めた。 今週はグリーン上の安定感が光り、今季平均パット数は6位から3位に浮上。1Wは今週から『本間ゴルフ TW727 ドライバー』のヘッド体積を455ccから430ccと小ぶりのモデルに替え、シャフトの重量を65グラムから85...