2000/06/04国内女子

不動裕理、文句なし完全優勝

予想をくつがえすことなく、不動裕理が最終日もスコアを4つ伸ばして堂々の完全優勝を飾った。今季2勝目。ツアー通算3勝目。勝てそうで勝つことができずに苦しんでいた昨年の日々が嘘のような強さだ。 データを見ると一目瞭然だ。今季出場したのは9試合。そのうち優勝が2回、2位が2回、3位が1回。トップ10を外してしまった試合はわずか3試合しかない。圧倒的な強さ。たまに35位(那須小川)とか21位(中京BS)になると、不振か?と感じてしまうほどのステディさで、これなら賞金レースのダントツ首位も理解できる。 今週の収穫は単独2位に入った大塚有理子だろう。米山みどり、韓煕圓、藤野オリエなどと同期で、まだ実質...
2013/06/11PGAコラム

水浸しのメリオン、本番は問題なし

By Brian Wacker, PGATOUR.COM ペンシルバニア州アードモアは先週の金曜日から5インチ以上の雨に見舞われ、今週末、「全米オープン」の舞台となるゴルフコースは水浸しとなってしまった。 果たして大丈夫だろうか? USGAエグゼクティブディレクターのマイク・デービス氏は、大会がスタートする木曜日には問題なく回復するだろうとの見解を明らかにした。 「このゴルフコースは砂地に作られてないために、土が重めです。今まで見てきた他のゴルフ場と比べれば、一番水はけの良いゴルフコースだと思いますよ」と、デービス。「このコースを歩いてみれば分かりますが、メリオンは殆ど平地がありません。だから...
2014/10/18国内女子

2打差で最終日へ 横峯さくらの無駄なし欲なし“エコ戦略”

国内女子ツアー「富士通レディース」の2日目、2アンダー9位タイで出た横峯さくらが7バーディを奪い、通算9アンダーの3位に浮上。首位とは2打差で、2007年以来2度目の大会制覇を狙える位置まで浮上した。 1番(パー5)でピンの左4mのバーディパットを決め、3番(パー3)でも5mと、この日はパッティングが冴えた。9番、10番(パー5)でも4mのバーディパットを沈め、12番ではこの日もっとも長いバーディパットとなる8mを沈めた。 「ショットの状態は昨日までとあまり変わらないので、優勝争いができるような状態ではないのですが、今日はパットのおかげで良いスコアが出ましたね」と、他人事のように冷静にラウンド...
2013/11/12スコアアップに繋がる13の法則

第2回 数字を理解する(後編)

プレー内容を知ることができる部門別データを正しく理解する 練習をしなくてもスコアアップに繋げる第2の法則は、部門別データを理解することです。プレーの内容を知るデータとして、フェアウェイキープ率、パーオン率、パット率などの部門別データがあります。これらの数値が良くなれば、プレーの内容も良いこととなり、結果的にスコアも良くなります。しかし、これらのデータは70台でプレーする人達の為のものであり、90切り、100切りを目指す人達には意味のないものです。ボク自身も皆さんの様に100切り、90切りを経験してきました。今回はその頃の記憶を思い出しながらアドバイスしますね。 ○○切りの秘訣は、○○オン率!...
2010/11/12有村智恵 夢を叶える力

バーディなしの有村智恵「ショットがダメでした・・・」

国内女子ツアー「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の初日を迎えた有村智恵。スタートの1番で2オンに成功するものの、3パットでボギーを叩くと、2番パー3は2オン2パットで連続ボギーを叩いてしまった。 その後はパーセーブを繰り返したが、13番パー5でボギーを叩き、終盤の17番パー3ではアプローチがピンを3mオーバーして、4つ目のボギー。初日はバーディを1つも奪えずに4オーバー、53位タイと出遅れてしまった。 クラブハウスに戻ってきた有村は「もう、ショットが全然ダメでした。でも、どうして起きたミスなのか、その修正方法も頭の中ではわかっているので、明日は気持ちも切り替えて1日を終わらせたいです」と話す...
2015/06/30米国男子

タイガー参戦!逃げ切りなしのジンクスは覆されるか?

ウェストヴァージニア州にあるザ・グリーンブライアー(ザ・オールドホワイトTPC)で7月2日(木)から5日(日)までの4日間、米国男子ツアー「ザ・グリーンブライアークラシック」が開催される。 昨年はアルゼンチンのアンヘル・カブレラが、メジャー以外でのPGAツアー初勝利を飾ったが、2010年に第1回が行われた本大会では、いまだに最終日に首位から出て逃げ切った例はない。昨年のカブレラは、最終日に2打差の逆転に成功した。 今年のフィールドの注目は、先週の「トラベラーズ選手権」で今季2勝目を挙げたバッバ・ワトソンのほか、プレーオフで惜敗したポール・ケーシー、「全米オープン」で2位に入ったルイ・ウーストハ...
2022/09/10日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯

“ロボット”脇元華はバーディでもグータッチなし

◇国内女子メジャー◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 2日目(9日)◇城陽CC(京都)◇6555yd(パー72) 「感情を入れないでゴルフをした。浮き沈みしないように、バーディを獲っても、ボギーを打っても常にフラットでいた。グータッチしないような、平常心のゴルフ」。脇元華が控えめな笑顔で振り返った。 5戦連続予選落ち中で挑むメジャーの大舞台。流れを変えるべく、今週は男子プロで25歳の湯本開史(ゆもと・かいし)に初めてキャディを頼んだ。 「自分の感情の持ち方や、コースマネジメントが下手で予選落ちが続いた。キャディに全てマネジメントを任せた。ロボットのような感じで打っている」 前半アウトで...
2022/04/28国内女子

トップ20なし 原英莉花の気持ちは“ガンゴンガンゴン”

◇国内女子◇パナソニックオープンレディース 事前(28日)◇浜野GC(千葉)◇6660yd(パー72) 2週ぶりに参戦する原英莉花がプロアマ戦で最終調整した。前週は休養に加えて、師事する男子プロの“ジャンボ”こと尾崎将司の練習場(千葉県)で調整に励んだ。 「ずっと腰をかばったスイングをしていたので、『バラバラ』と言われました。オフシーズンに打ち込みができず、スピードを出すことに怖さがあった」と師匠の前で感覚をすり合わせた。 会場の浜野GCは思い出のコースのひとつだ。高校卒業後プロテスト合格を目指す中、尾崎と初めてのラウンド。「試合じゃなくても回らせてもらっているので、いい結果を出したい」と意...
2008/02/08さくらにおまかせ

体調も、ショットも、風の読みも問題なし!

「ANZレディスマスターズ」の初日は、雨によるコースコンディション悪化のため中止となった。風邪気味のために「昨日の午後は何もしないで休んでいました」という横峯さくらにとっては、まさに恵みの決定。54ホールに短縮されたことについても、「この暑い中で、3日間になったことは、体力的にもラッキーでした」と正直な感想を述べた。 昨日を体調回復に努められたことが奏功したのか。迎えた第一ラウンドは、「今日はショットが良かったです。グリーンに乗せて、5~6メートルのパットを打つという感じ」と、この日3バーディ、1ボギー。宮里藍と並ぶ、2アンダー26位タイ発進とした。 ショットに関しては、「先週まで(アドレスで...
2020/04/24国内女子

「ヨネックスレディス」も中止 女子ツアーは14戦開催なし

6月5日の開幕を予定していた国内女子ツアーの第14戦「ヨネックスレディス」(新潟・ヨネックスCC)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による中止を決めた。主催のヨネックス株式会社と日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が24日、発表した。 前年優勝者は上田桃子。大会は開催コースのある長岡市との共催で行われている。主催者やJLPGAは「この度の緊急事態宣言による政府要請に基づき、全国から多数のギャラリー・大会関係者等が移動することにより、開催地域への感染リスクが高まる恐れを鑑み、共催である長岡市とも協議した結果、苦渋の決断ではありますが中止の判断に至りました」とコメントを出した。 ツアーはこれで開...