2019/02/08中古ギア情報

新製品発表で気になるスリーブ付き中古シャフト

中古ショップではスリーブ付きシャフトの人気が高い。このスリーブ付きシャフトが出回る前は、リシャフトには工賃もかかり、少々ハードルが高かった。可変スリーブ装着のドライバーが主流となり、スリーブに互換性があって長さが合えば、自分でカチャカチャとリシャフトできることがその人気の理由だろう。 新製品発表ラッシュとなるこの時期、気になるのがこのスリーブの互換性だ。今までと同じか互換性のあるモデルなら、好きなスリーブ付き中古シャフトを組み合わせることで、お気に入りの組み合わせが割安で手に入る。 最近のドライバー新製品についてはどうだろう?キャロウェイの「エピック フラッシュ サブゼロ」「エピック フラッシ...
2019/01/11中古ギア情報

2019年新ルールでパター選びが変わる?

複雑なルールの簡素化と、プレー時間の短縮を目的として、1月1日からゴルフルールが大幅に改正された。 なかでも注目が集まるのは、パッティングの際に挿したままのピンにボールが当たると、これまでは2罰打が課されたが、改正で無罰となった点だろう。 ピンを挿したままのプレーが可能になり、ショートパットが苦手な人にとっては、これまでよりボールを強く打てる場面が増えるかもしれない。 こういった人にお勧めなのが、ヘッドが小ぶりで重心深度が浅く、ヘッド重量が軽いパターだ。慣性モーメントが小さく、ミスヒットの際にヘッドがぶれやすいが、操作性は高いため芯に当てやすく、しっかり打てるからだ。 中古で探すならキャッシュ...
2019/02/22中古ギア情報

飛ばない人に多い「ドライバー選び」のあるある

「ヘッドスピードはそこそこ速いのに、飛距離があまり出ない」と嘆くゴルファーは意外と多い。飛距離が伸びない原因の1つが、インパクト時にフェースが開いていることだ。ボールは右に飛び出しスライスするし、インパクト効率が落ちバックスピン量が増えることで、飛距離を大きくロスしてしまう。 そんな人たちのドライバーをチェックすると、米ツアーで人気のモデルを使用している確率が高いことに気付く。いわゆる「あるある」話といえる確率だ。こういったドライバーのほとんどは重心距離が長く、スイング中にフェースが開きやすい。ハードヒッターなら左へのミスが出にくくなるが、フェースが開きやすい人は、せっかくのヘッドスピードをボ...
2019/05/24中古ギア情報

注目選手たちが使うおなじみ日本製ドライバー

米男子ツアー「コーラルズプンタカナリゾートクラブ選手権」で、グレーム・マクドウェルが4年ぶりの優勝を飾った。「キア・クラシック」では、畑岡奈紗が米女子ツアー3勝目を挙げ、国内女子ツアー「パナソニックオープンレディス」では勝みなみが勝利した。この3つの勝利に貢献したのが「ダンロップ スリクソン Z785 ドライバー」だ。 畑岡は同社の「スリクソン Z765 ドライバー」、勝は「Z565 ドライバー」という2016年発売のモデルを使っていたが、今シーズンから最新の「Z785 ドライバー」を使用している。ともに昨シーズン終盤にも勝利しているが、すぐに最新モデルに変更しているところをみると、よほど「Z...
2011/03/17中古ギア情報

中古店には歴代のオデッセイパターが勢ぞろい

オデッセイは今でこそキャロウェイのブランドになってしまっているが、以前は独立したパターメーカーだった。フェースインサートに防弾チョッキの非金属素材を使った、ロッシーというパターで人気だったメーカー。それがキャロウェイに吸収されて、ホワイトホットを作った。最初のヒットは「オデッセイ ホワイトホット #5」というマレットのパター。つい最近まで谷口徹プロが使っていたし、丸山茂樹プロが米ツアーで初勝利を飾った時もこのパター。ダブルベントのシャフトで、フェースバランスを実現しており、構えやすくてストロークしやすいのが特長。 この初代ホワイトホットのインサートで人気だったモデルはほかにもある。もはや誰もが...
2015/09/25中古ギア情報

静かなブーム! 新型“お助けウェッジ”

20年ほど前のアイアンセットは、3IからSWまでの10本セットが一般的だった。だが、現在は5IからPWの6本セットが主流となっている。その背景には、ロングアイアンの代わりにユーティリティが使われ、ウェッジが別売りになったことが挙げられる。その中でも今回注目したいのがウェッジの変化。アイアンセットの対象ユーザーに合わせたものとなっていた以前のウェッジ事情だが、いまや自分でマッチしたものを選ばなければならない時代となっているのだ。 ゴルフ場で他者のキャディバッグを眺めていると、アイアンはミスヒットに強い“やさしいアイアン”を入れているのに、ウェッジだけ難しい“プロ使用モデル”という組み合わせが珍し...
2016/01/29中古ギア情報

PGAツアーを席巻する、アイアン用軽量スチールシャフト

ツアープロのアイアンシャフトといえば、トゥルーテンパー ダイナミックゴールドが定番で、FST KBSツアーやライフルなどを含めた120g台の重量帯が主流だった。しかし最近は、PGAツアーを中心に軽量化が進んでいる。たとえば、『ソニーオープンinハワイ』で3位に入り、安定したアイアンショットが光ったザック・ブレアが装着するのは、日本シャフト N.S.PRO MODUS3 TOUR 105。MODUS3シリーズと聞くと、TOUR 120が114g、TOUR 125が128.5g、TOUR 130は124gとハードヒッター向けの重量級シャフトのイメージが強いが、最新モデルN.S.PRO MODUS3...
2012/08/02中古ギア情報

男子プロがレディスモデルのウェッジを使用

国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」で自己最高位の2位タイに入った塚田好宣プロのサンドウェッジは、なんとレディースモデル!この秋に発売されるピンのセリーヌアイアンの純正ロブウェッジ(58度)をこの試合から使用しているのだ。 メーカーのプロ使用モデルというのは、シビアな状況に対応できるよう機能を排除して、プロの技がダイレクトにいきるようにしている。しかし逆にそれがシビアすぎてミスの原因になる。 塚田プロは以前よりピン EYE2 XGなど、おたすけ機能があるウェッジを好んで使っているが、今回はこのレディスモデルを契約メーカーであるピンのイベントで試打して、シャフトだけ変えて使用することにし...
2012/09/27中古ギア情報

アイアンのシャフト選びに異変アリ!中古ショップ活用術~アイアン編~

今までメーカーが純正でアイアンに装着するシャフトというのは、カーボンなら純正カーボン、スチールならトゥルーテンパーのDG(ダイナミックゴールド)と、日本シャフトのNS950(NSPRO 950GH)というのが定番としてあった。 この人気スチールシャフトは重量差が約30gとかなりの差があり、実際スチールシャフトを選択する場合、120g台のDGは重くて振りきれないというゴルファーが、90g台のNS950を選ばないといけないという事態が起きている。 最近ではドライバーと同じように、アイアンもメーカーカスタム品として、いろいろなアイアンシャフトが選べる時代となってきたが、まだまだ少ない。とはいえプロや...
2012/06/07中古ギア情報

驚異の新人初優勝の影に懐かしの名器あり

今年からツアーに初参戦している、藤本佳則が早々とツアー1勝目を飾った。それもメジャーのツアー選手権。学生時代からアマチュアの競技や数々のプロのトーナメントでローアマを獲得してきた実績はホンモノだ。 さて中古ギア的にチェックしたいのが、彼が使用しているパター「オデッセイ ホワイトホット 2ボールブレード」だ。発売して10年を超える初代ホワイトホットを使い続けるブロは、意外に多く、有名どころでいうとマレットタイプ #5を使い続ける、谷口徹、丸山茂樹が挙げられる。しかし今年になって密かに流行っているのが、2ボールブレードタイプだ。藤本佳則だけでなく、小田龍一、岩田寛、上井邦浩、村松道央と「え?何があ...
2012/05/24中古ギア情報

地味に流行!ピンのスコッツデールパター

最近日本ツアーで異変が起きている。オデッセイとテーラーメイドの独占状態だったパターの使用率が、男子は石川遼をはじめとして、スコッティ・キャメロンが使用者を増やし、女子ではピンが増えている。 ピンのスコッツデールというインサートの入ったモデルは、契約外の藤田幸希、笠りつ子、森田理香子、飯島茜も使用しており、ピン契約プロが増えた女子だが、一気に使用者を増やしている。人気は「ANSER 2」とオーソドックスな形状だが、ハーフパイプなどバリエーションも多いことから、自分にピッタリな形状がチョイスしやすいこともあるだろう。基本的には、打感がしっかり目のインサートで、打球音と転がりの感じが実に合いやすく距...
2012/05/10中古ギア情報

中古でベーシックなピン型の名器を手に入れよう

日本のツアーと比べると、メジャーや、米ツアーは、ベリーパターが目立つ反面、L字パターと大型マレットが少ないことに気がつくだろう。そうベーシックなピンタイプが非常に多い。そもそもピンタイプは、ピンの創業者カーステン・ソルンハイムが創りだした形状。それまで、L字やキャッシュインというシンプルな形状のパターばかりだったのが、ヒールとトウに重量が配分され、クランクネックの複雑な形状は当時みにくいアヒルの子と呼ばれた。その形状を広く普及させたかったカーステン氏は特許を取らず、その後ピン型は広く他のメーカーが採用している。 一番有名なのはスコッティキャメロンだろう。有名プロがこぞって使い、タイガー・ウッズ...
2012/06/21中古ギア情報

全米オープンで使用された気になるギアをピックアップ

今年の全米オープンはメジャー戦にふさわしい厳しいセッティングで行われた。苦しいピンチをパターでしのいで3日目を終えて首位に立つも、最終日に崩れてしまったジム・フューリックは、オデッセイのホワイトホットXG #7を使っている。このモデルは海外選手に人気で、パットの名手である世界ランキング上位のルーク・ドナルドもこのパターを使っている。大形ヘッドで、テイクバックを引きやすい形状だが、マニュアル感も残る名器だ。 そしてもう一つ気になるギアは、最終日「68」でまわり、メジャー初制覇を果たしたウェブ・シンプソンのドライバー。彼のドライバーは、タイトリスト 909D3というやや懐かしいドライバー。重心距離...
2011/12/08中古ギア情報

マークダウン品と上手に付き合うには

すでに2012年の新製品が発売になってきた。最近の風潮で、新製品が出る前に“マークダウン”と呼ばれている価格改正が行われる。今年モデルだったものを、一気に販売価格を下げることで売りさばいてしまおうというものだ。さて、中古ショップでは、新品のマークダウン情報を掴んで価格をコントロールしたいのだが、なかなかメーカーからこの情報が流れにくい。基本的にマークダウンは想定しているが、「いつから?」というのがわからないのだ。なので、マークダウン直前に今年モデルの中古を買うと、非常に割高感を、マークダウン後に味わうことになる。そういう悲劇が起こらないように、事前チェックが必要だ。中古ショップもこういう悲劇を...
2011/12/22中古ギア情報

2011年賞金王たちのドライバーをチェック

国内男子(JGTO)、国内女子(LPGA)、シニアツアー(PGA)による団体戦「Hitachi 3Tours Championship 2011」が終わり、国内ツアーの全日程が終了した。さて各ツアーの賞金王達はどんなドライバーを使っているのだろうか、気になる人も多いだろう。 まず国内男子はベ・サンムンが初の賞金王を獲得。また来年のUSPGAツアーのQTも上位で通過しており、アメリカを主戦場にするようだ。さらに選手の投票によるベストスインガーに選ばれるなど、彼のスイングは美しい。ドライバーは「キャロウェイ レガシーブラック」を使用。レガシーブラックの特徴は、重心距離が長すぎず捕まりが良いドライバ...
2011/12/01中古ギア情報

米国ツアー賞金王L.ドナルドのゴルフギアを検証

今年、米国ツアーで何人かのニューヒーローが登場したが、結局欧州ツアーと米国ツアーを股にかけるルーク・ドナルド(イングランド)が米国ツアーの賞金王に輝き、一躍時の人になろうとしている。もちろん現在の世界ランキングは1位(11月30日現在)。ルークの強さの秘密を探るべく、使用しているゴルフギアを見ながら検証していきたいと思う。 まず、なんといってもパターが凄い。なんと449ホールで3パット無しというツアー記録を打ち立てた。25ラウンドも3パットしないというのは、ゴルファーならあり得ないと感じるだろう。彼のエースパターは「オデッセイ ホワイトホット XG #7 CS」。パターに悩む人はぜひとも試して...
2013/08/09中古ギア情報

誰も教えてくれなかった簡単なパターの選び方

中古ショップでは月曜日にパターが売れるという。それは週末のラウンドで、パターが不調だったゴルファーが、モヤモヤとした気持ちを抑えきれず、中古ショップにやってくるらしい。やはりお目当てはプロが使う人気パター。しかし人気があろうが、値段が高かろうが、それでだけでボコボコ入れば簡単だが、そうはいかない。では、自分に合っているパターの見極め方を教えよう。 ■その1 テークバックが真っ直ぐ引きやすいパターを選ぼう パターのストローク軌道は、いろいろなタイプがあると言われているが、テークバックをまっすぐ、スッと引けることが大切。 ■その2 パターマットの上で、ボールのブランドロゴを打ちたい方向に合わせて、...
2013/08/02中古ギア情報

白いドライバーの買い替え術

「そろそろ白いヘッドに買い換えたいんだけど、、、」といったお客様からの相談が多い今日この頃。2011年に「テーラメイド R11ドライバー」が発売されてすでに3年。新しもの好きだけでなく、広く一般的に浸透してきたといえる。さて、白いヘッドもモデルがたくさん増えてきて、どう選べばいいのかわからないといった質問も増えてきたので、買い換え時に注意するべき点をいくつかまとめてみようと思う。 まず大きな注意点は、2013年モデルの「R1」と「ロケットボールズ(※以下RBZ) ステージ2」からスリーブの形状が変わり、今までのカートリッジと互換性が無くなったことだ。以前から白いドライバーを使用し、シャフトは現...
2013/09/06中古ギア情報

誰も教えてくれなかったUTの選び方

20年前には無かったが、すっかり普及したユーティリティ(ハイブリッド、UT)。ロングアイアンの代わりとなってすっかり市民権を得た。これからもますますこの傾向は強まるだろう。 それはなぜか・・・答えはボールの進化が原因なのだ。ドライバーの飛距離をアップさせるために、速いヘッドスピードではスピン量が少なくなるボールが増えている。その結果、ロングアイアンではボールが上がりにくくなってしまったのだ。 まずロフト角の選び方だが、3番、4番アイアンの代わりが基本20度、23度前後のものを入れるのが一般的。女子ツアーでは25度以上のUTを5番アイアンの代わりに使う場合が増えている。我々もぜひ参考にしたいポイ...
2013/04/19中古ギア情報

マスターズで活躍したパター達

2013年のマスターズは、プレーオフでオーストラリアのアダム・スコットが悲願のオーストラリア人初優勝を果たした。彼はこの試合で、終始パットに苦しんでいたが、勝負どころで劇的なバーディを決めた。彼のパターは今ルール問題で揺れる長尺パターを使用していたが、マスターズを見る限り、有利であるという感じではなかったが、皆さんの目にはどう映ったのだろうか。 さて、彼のパターは、スコッティ・キャメロンのプロトタイプ。残念ながら市場では手に入らないタイプ。一方、惜しくもプレーオフで2度目の勝利を逃したアンヘル・カブレラは、ピン スコッツデールTR シェイHと思われる。市販のスコッツデールTRは、長さが調整でき...