2020/01/06新製品レポート

メジャー4勝のケプカが愛用 JPX 919 ツアー アイアン

【ミヤG】 これは僕が以前から気になっていたアイアンなんですよ。ブルックス・ケプカが使っているモデルですよね? 【ツルさん】 ケプカは、ナイキがゴルフクラブ事業から撤退して以降、特定のクラブメーカーと契約せずに自分が気に入ったクラブを使い続けています。そんな彼のお眼鏡にかなったのが、ミズノの「JPX900 ツアー アイアン」というモデルでした。その後継モデルとなる最新版がこの「JPX 919 ツアー アイアン」です。ケプカも、すぐにこの最新モデルにスイッチしていますよ。 【ミヤG】 メジャーチャンプが使っているアイアンだけあって、トップブレードが薄く、とてもシャープなヘッド形状です。ヘッド全...
2022/08/29新製品レポート

軽快に振り抜けるスッキリ顔の飛び系 キャロウェイ ローグ ST MAX FAST アイアン

【ホッシー】 ローグSTシリーズのアイアンで、もっともストロングロフトなモデルが「ローグ ST MAX FAST アイアン」です。7番のロフト角は27度となっていて、めちゃ飛びそうです! 【ツルさん】 このアイアンは、ヘッド形状がほかとは少し違うんですよね。兄弟モデルの「ローグ ST MAX アイアン」や「ローグ ST MAX OS アイアン」よりもグースが少なく、トップブレードは薄め。ヘッドは大きめで面長ですが、すっきりとした雰囲気に仕上げられています。聞くところによると、このモデルだけは日本からの提案と要望によって、日本のゴルファーに好まれる顔つきに設計されているそうです。 【ホッシー】 ...
2022/09/06新製品レポート

心地よい打感のドロー設計モデル テーラーメイド ステルス グローレ ドライバー

【ホッシー】 日本のゴルファーに向けて専用設計されている「グローレ」シリーズがモデルチェンジ! 「ステルス グローレ」となって新登場します。ステルスといえば、カーボンフェースがいちばんの特徴ですよね。当然のことながら、「ステルス グローレ ドライバー」にもカーボンフェースが採用されました! 【ツルさん】 先代の「SIM グローレ ドライバー」は評判が良かっただけに、新作でもあえてカーボンフェースを採用しないんじゃないかと思っていましたが、テーラーメイドはやってくれましたね(笑)。フェース表面はダークグレーにカラーリングされていて、既存の「ステルス」シリーズよりも落ち着いた雰囲気。デザイン的に...
2022/09/12新製品レポート

フォージドフェース採用のミスに強い飛び系 テーラーメイド ステルス グローレ アイアン

【ホッシー】 前回のドライバーに続き、今回は「ステルス グローレ アイアン」を試打していきます。7番アイアンのロフト角は27度。試打クラブに装着されているシャフトは、標準採用のカーボンでフレックスはRとなっています。春に発売されてすでにヒット作となっている「ステルス アイアン」も用意しましたので、両者の比較もできればと思います! 【ツルさん】 「ステルス」と「ステルス グローレ」を並べて見比べてみると、ヘッド形状はそっくりです。クラブの長さも同じなので、構えたときに目に付く異なるところといえば、ヘッドの仕上げぐらいに感じますね。ロフト角は、「ステルス」が7番で28度なので、「ステルス グローレ...
2013/08/29新製品レポート

「驚くほど軽い世界最軽量シャフト」ヨネックス REXIS XELA

【ミーやん】なんつったって世界最軽量ですよ。フレックスは2種類用意されていて、柔らかいほうの3F2というモデルは、シャフト重量が36グラムしかありません。「じぇじぇじぇっ!」 【ツルさん】ヘッドが付いていても、手にすると思わず笑っちゃうぐらい軽い。それにシャフトには注意書きのラベルが貼ってある。ヘッドスピード37m/s以上の人は振らないでくださいって。それはそうと、全然かわいくもないオッサンが、“あまちゃん”の影響を受けるのは、やめてもらえませんかね。今朝は能年ちゃんを見て癒されてきたというのに、台無しですよ。 【ミーやん】こちらのシャフトは、女性やシニア向けに開発されたモデルなんですよ。では...
2022/09/26新製品レポート

右への飛び出しを防ぐ“いい顔” ヤマハ インプレス DRIVESTAR ドライバー

【ホッシー】 ヤマハの新シリーズ「インプレス DRIVESTAR(ドライブスター)」には、もちろんドライバーもラインアップされています。この新シリーズが「UD+2」の後継だと考えると、ドライバーはずいぶん印象が変わりましたね。ヘッド形状やデザインがすっきりしていて、どちらかいうとオーソドックスな雰囲気のモデルになっています。 【ツルさん】 2020年に発売された「インプレス UD+2 ドライバー」は、スピードボックスという新構造をビジュアル的にも前面に押し出したモデルでした。オフセットも付けられていて、スライサーがまっすぐやさしく打てそうな外観でしたが、個性的なデザインに嫌気を示すゴルファーも...
2022/09/19新製品レポート

打感がいいブッ飛び系 ヤマハ インプレス DRIVESTAR アイアン

【ホッシー】 ヤマハから「インプレス DRIVESTAR(ドライブスター)」という新シリーズが登場しました。今回試打する「インプレス DRIVESTAR アイアン」は、大ヒット作となった「インプレス UD+2 アイアン」の後継モデルになるんですかね? 【ツルさん】 「DRIVESTAR」は、7番のロフト角が25度という超ストロングロフト設定。スチールシャフト装着モデルで37.75インチと、クラブ長も一般的な5番アイアン並の長さになっています。それらを踏まえると、「UD+2」の後継モデルと言えますよね。 【ホッシー】 ツルさんが指摘するように、スペック的にはこれまでの「UD+2」と似ていますが、...
2018/07/18新製品レポート

新ソール形状は万能型で安定感あり!タイトリスト ボーケイデザイン SM7 ウェッジ

【ミヤG】 タイトリストのSM(スピンミルド)シリーズから、新モデルが登場したんですね。構えてみると、これぞウェッジともいえそうな正統派なヘッド形状です。 【ツルさん】 SMシリーズは、前作の「SM6」からロフト別に重心位置を変更するプログレッシブCGデザインが採用されていて、今回の「SM7」にも引き継がれています。ロフト角の大きいロブウェッジは高重心にしてスピンを掛けやすく、ローロフトのウェッジは重心を下げて、スピンの掛かりすぎによる飛距離低下を抑えてあります。SMシリーズは、ロフト角とソールグラインドの種類の多さも特徴ですね。 【ミヤG】 今回の試打クラブはロフト角58度の「Dグラインド」...
2022/10/03新製品レポート

前作から大幅進化! 飛びと安定感の好バランス タイトリスト TSR2 ドライバー

【ホッシー】 タイトリストから「TSR」シリーズが新発売されました。ドライバーは「TSR2 ドライバー」、「TSR3 ドライバー」、「TSR4 ドライバー」の3モデル展開となります。今回試打する「TSR2」は、シリーズのなかではヘッドの投影面積が大きく、直進性と寛容性が高いタイプとして用意されたモデルです。 【ツルさん】 前作の「TSi2 ドライバー」と比べると、ヘッド形状がずいぶんスマートになりました。構えやすさでも評価が高かった前作「TSi3」にシェイプが似ていて、構えたときには安心感がありつつ、それでいてクラシックな雰囲気も持ち合わせています。端的にいうと、めちゃ構えやすくなりました! ...
2022/10/10新製品レポート

長所を引き継いで正常進化 タイトリスト TSR3 ドライバー

【ホッシー】 「TSR3 ドライバー」は、PGAツアーでモデル別使用率ナンバーワンを獲得した「TSi3 ドライバー」の後継モデルで、すでに多くの選手がスイッチしているようです。ツルさんは「TSi3」を購入して使っていましたよね。 【ツルさん】 今でも所持していますよ。「TSi3」は構えやすいヘッド形状と吸い付くような打感を備えながら、ボール初速を出しやすく、強弾道で飛ばしやすいなど、いろいろな良さがあります。あえて簡潔にまとめると、既存のタイトリストユーザーが待ち望んでいたドライバーを見事に具現化したモデルです。現時点で、これ以上はないと思えるぐらい上級者のニーズにマッチしたドライバーでした。...
2022/10/17新製品レポート

美形になった小ぶりの低スピンモデル タイトリスト TSR4 ドライバー

【ホッシー】 「TSR4 ドライバー」は、ヘッド体積430ccの小ぶりヘッドが特徴のモデルです。前作の「TSi4 ドライバー」は販売店を限定したモデルでしたが、「TSR4」は「TSR2 ドライバー」や「TSR3 ドライバー」と同じように一般流通モデルとして展開されています。 【ツルさん】 その販売意図を裏読みすると、おそらく前作の「TSi4」よりも多くのゴルファーにマッチするヘッド性能になっているのだと思います。「TSi4」はハードヒッターやショットスキルの高い人向けのモデルだったので、「TSR4」は少しやさしく打てるようになっているのかも。試打をして確かめてみましょう! 【ホッシー】 構えて...
2022/10/24新製品レポート

欠点がなくなった元祖・直線番長 ピン G430 MAX ドライバー

【ホッシー】 ピンの新シリーズ「G430」の1Wは、従来どおりの3モデル展開です。「G430 MAX ドライバー」、「G430 SFT ドライバー」、「G430 LST ドライバー」がラインアップされています。この新シリーズは“激飛”と“快音”をアピールしていますから、そのあたりにも注目したいですね。今回は「G430 MAX」を試打します! 【ツルさん】 ヘッド形状や投影面積の大きさは、まさにGシリーズのドライバーという感じ。ヘッドの見た目は、前作「G425 MAX ドライバー」から大きく変わっていません。アドレスするとヘッドの据わりが良くて、フェース面をターゲットに向けやすい。代を重ねるごと...
2022/10/31新製品レポート

低スピン&高弾道で操作性が良い スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー

【ホッシー】 「スリクソン ZX Mk II」シリーズには、3タイプのドライバーが用意されています。今回はシリーズ初登場となるロースピンモデル「ZX5 Mk II LS ドライバー」を試打します! 【ツルさん】 上から見たときのヘッド形状は、スタンダードモデルの「ZX5 Mk II ドライバー」とソックリ。けれど、ソール面を見ると付け替え式のウェイトがフェース寄りに配置されていて、浅重心設計になっていることが分かります。 【ホッシー】 果たして、スタンダードモデルと比べてスピン量がどれぐらい減るのか。では、ツルさんから試打をどうぞ! 【ツルさん】 軽く素振りをした時点でスタンダードモデルとの違...
2022/10/20新製品レポート

フルチタンで初速アップと弾道安定性を両立 スリクソン ZX5 Mk II ドライバー

【ホッシー】 スリクソンからついに新シリーズが発表されました! すでに契約プロは試合で使用を始めていて、勝利にも貢献している注目モデルです。シリーズの名称は、2代目を意味する「Mk II(マーク・ツー)」が追加されて「ZX Mk II」となっています。今回試打するのは「ZX5 Mk II ドライバー」です。 【ツルさん】 ドライバーは3モデルでの展開となっていて、「ZX5 Mk II」と「ZX5 Mk II LS」が通常販売モデル。もうひとつの「ZX7 Mk II」は販売店を限定したモデルとなっています。従来シリーズにはなかったLS(ロースピン)モデルが追加されているところが、今回の新シリー...
2020/02/24新製品レポート

安定した初速と超・低スピンで飛ばせる マーベリック サブゼロ ドライバー

【ミヤG】 これまでのキャロウェイのラインアップと同様に、マーベリックシリーズにもプロや上級者向けの「サブゼロ」と名付けられた低スピンドライバーが用意されています。ただし、今回はキャロウェイ公式のオンラインショップなど、販売店が限定されたモデルとなっています。 【ツルさん】 ソールのフェース寄りとヘッド後方の2カ所に交換可能なウェイトが搭載されていて、基本設計としては浅重心のヘッドです。なんといっても新作「マーベリック サブゼロ ドライバー」の一番の特徴は、サブゼロ専用に設計したという新たな「フラッシュフェース」の採用でしょうね。 【ミヤG】 ヘッド体積は450ccとなっていて、構えてみる...
2022/11/14新製品レポート

強弾道が魅力の小ぶりな低スピンモデル ピン G430 LST ドライバー

【ホッシー】 先代の「G425」と同様に、「G430」シリーズにもLSTという名の低スピンモデルのドライバーが用意されています。なんと、こちらのモデルにだけカーボンクラウンが採用されています! ピンからカーボン複合ヘッドが登場するのは、10年以上前に発売された「ラプチャー ドライバー」以来ですよね。 【ツルさん】 「G430 LST ドライバー」は、ヘッド体積が440ccになっています。この体積のなかでヘッドの最適箇所に重心を配置するためには、比重の軽いカーボンクラウンが必要だったみたいですよ。構えるとほかのモデルよりもシャープに感じるし、フェースアングルもオープン。「いくらでも叩いてくれ!」...
2022/11/21新製品レポート

スライス撃退モデルに弾道調整機能を搭載 ピン G430 SFT ドライバー

【ホッシー】 ピンのドライバーのラインアップとしてはお馴染みですが、G430シリーズにもドロー弾道を打ちやすい「G430 SFT ドライバー」というモデルが展開されています。今作では、なんとウェイト位置の付け替えによって2つのポジションで弾道調整できるようになりました。ヒール側にウェイトを寄せた「DRAW+」と、やや中央寄りの「DRAW」から選べるようになっています。 【ツルさん】 メーカー発表の資料によると、兄弟モデルの「G430 MAX ドライバー」と比較して「DRAW+」だと20yd、「DRAW」でも13ydほど球が左に行く設計になっているそうです。こうやって明確に数値で示してくれると分...
2010/05/24新製品レポート

「球がつかまる異形ヘッド」キャロウェイ FT-iZ ドライバー

【ミーやん】異形ヘッドの「FT-i」シリーズは、このモデルで3代目になりますね。前モデル、前々モデルは四角形でしたが、最新モデルは五角形に近い形状になりました。けれど、フェースの向きは歴代変わらず・・・。 【タッキー】シャローバックで扁平感が強いヘッドだね。いかにも慣性モーメントが高くてスイートエリアが広そう。けれど、フェースが極端に左を向いてるね。これだとチーピニストには辛いよねぇ(笑)。 【ミーやん】僕が打つと、絵に描いたようなチーピンが出ました(笑)。典型的なスライサー向けのドライバーですね。スイートエリアが広くてミスヒットに強そうだし、右曲がりで飛距離をロスしている人には最適なんじゃな...
2010/05/21新製品レポート

「ピンの軟鉄鍛造モデル」PING アンサーアイアン

【ミーやん】ソールにはタングステンが埋め込まれていて、さらに中空構造。ピンが久しぶりに開発したフォージドアイアンは、ハイテク感に溢れてますねー。構えてみると、適度にグースがあってピン独特の形状です。フトコロが深い感じがしますね。 【タッキー】このアイアンの形状、けっこう好きだなぁ。これまでのピンのアイアンのなかでは、個人的にはいちばん構えやすい!打ってみても、自分が思った高さで飛んでいくし、操作性もいいね。気に入っちゃった。 【ミーやん】タングステン複合で中空構造なので、もっと球が高くてやさしいアイアンかと思いましたが、性能的には非常にオーソドックスですね。極端にやさしいわけでもないし、難しく...
2010/05/17新製品レポート

「扱いやすくなった二代目」クレイジー BLACK 80LS II

【ミーやん】クレイジーのなかでも人気モデルなんですが、リチューンされて二代目になったんですね。それでモデル名にも「II」が付いています。 【タッキー】80tの高弾性カーボンを使ったシャフトで、このLSは低スピン性能の高いモデル。実は、以前に先代モデル「80 LS」を使っていたことがあるんだけど、この二代目はいい方向に進化してるねー。正直、このスペックのまま欲しい。 【ミーやん】いきなりの高評価ですねぇ。かく言う僕も、けっこういい球が打てたので、このシャフトには好印象なんですよ。試打クラブのスペックシートを見ると、フレックスSで重量は319.6グラム、バランスD2、振動数は272cpm。振動数だ...