2022/03/21新製品レポート

ヘッドを返してつかまえやすいドロー仕様 ミズノ ST-X 220 ドライバー

【ホッシー】 ミズノが世界展開しているSTシリーズに新モデルが登場しました。ドライバーは「ST-X 220 ドライバー」と「ST-Z 220 ドライバー」の2モデルが用意されていて、今回試打する「ST-X 220」は球のつかまりが良いタイプとなっています。 【ツルさん】 ヘッドを上から見下ろすと、2つのモデルは見分けがつかないぐらいよく似ています。けれど、ソール側を見ると「ST-X 220」はウェイトがヒール寄りになっていて、ヘッドをターンさせやすく設計されているのが分かりますよね。ヘッドの投影面積が大きくて安心感があるし、フェースアングルもスクエアで構えやすい。球が上がりやすそうな雰囲気もあ...
2022/03/28新製品レポート

左へのミスを消してくれる低スピンヘッド ミズノ ST-Z 220 ドライバー

【ホッシー】 前回試打したミズノ「ST-X 220 ドライバー」に続いて、今回は「ST-Z 220 ドライバー」を試打していきます。ヘッド形状や見た目は「ST-X 220」とソックリですが、こちらの「ST-Z 220」はソールのウェイト位置がヘッド中央後方になっているのが特徴です。メーカーのカタログ的にいうと、「ST-X 220」は球のつかまりを優先したモデル、「ST-Z 220」は直線性を優先したモデルとなっています。 【ツルさん】 「ST-Z 220」は、ヘッドを地面に置くとフェースが自然と右を向くオープンフェース。スクエアなフェース向きだった「ST-X 220」と比べると、構えたときに絶...
2022/12/05新製品レポート

高初速とつかまりが魅力のハイグレードモデル キャロウェイ グレート ビッグバーサ ドライバー

【ホッシー】 キャロウェイから数量限定モデルが登場しました。往年の名器である「グレート ビッグバーサ」の名を冠していて、キャロウェイいわく“スーパープレミアムシリーズ”とのことです。 【ツルさん】 徹底的に素材にこだわった高価格帯のシリーズなんですね。ドライバーの税込価格は10万7800円なので、カスタムシャフトを装着した他モデルと同じぐらいかな。けれど、シリーズに用意されているフェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンはそれぞれ掛け値なしの高価格帯モデルです。 【ホッシー】 そんなプレミアムシリーズの、いや“スーパープレミアムシリーズ”のドライバーは、とてもオーソドックスでキレイなヘッド形...
2022/11/07新製品レポート

兄弟モデルで中間的な性能の優等生 スリクソン ZX7 Mk II ドライバー

【ホッシー】 「スリクソン ZX7 Mk II ドライバー」は、販売店が限定されているモデルです。ちなみにGDOゴルフショップでは取り扱いがないのですが、しっかりと試打していきますよ! これまでに試打した「ZX5 Mk II ドライバー」や「ZX5 Mk II LS ドライバー」と、どのあたりが違うのかを確かめていきましょう。 【ツルさん】 アドレスしてみると、とても構えやすい! 他の2モデルと同様に、フェースのトップラインとフェース面がターゲット方向にビシッと向いてくれます。こういう顔をしているドライバーなら、構えたときに迷いが生じません。細かい部分なのですが、きっちりと作り込まれているシリ...
2022/11/28新製品レポート

前作から打感とロフト設定が大幅にチェンジ! ピン G430 アイアン

【ホッシー】 やさしく飛ばせる性能で、歴代モデルが高い人気を誇るGシリーズのアイアン。その最新モデル「G430 アイアン」が登場しました! 【ツルさん】 ピンのアイアンはラインアップが豊富ですが、いちばん“スタンダードでやさしいモデル”に位置付けられるのが今作です。前作「G425 アイアン」からどのような点が進化しているのかチェックしていきましょう! 【ホッシー】 ヘッドサイズは大きめですが、全体的な均整がとれていてとても構えやすいです。上からしっかり打ち込んで、球をつかまえて打つイメージが湧きます。では、ツルさんから打ってみてください! 【ツルさん】 やはり直進性はピカイチ! ミスヒットして...
2022/12/12新製品レポート

打感と実戦での弾道安定性が向上 ピン i230 アイアン

ので、ずいぶん待たされましたね(笑)。ここまで時間がかかったのは、“前作を上回る製品を開発できない限り新作を世に出さない”というピンのメーカーとしての理念があるからです。どのあたりが進化したのか
2022/12/26新製品レポート

打感が向上した現代的な本格フォージド スリクソン ZX7 Mk II アイアン

【ホッシー】 前回試打した「ZX5 Mk II」に続いて、今回は兄弟モデルの「ZX7 Mk II」を試打していきます。7番アイアンのロフト角は32度、装着されているシャフトは日本シャフトのオリジナル仕様「NSプロ モーダス3 ツアー 105 DST」です。前回と同じシャフトなので、純粋に2モデルのヘッド性能の違いを確かめられますね。 【ツルさん】 ロフトは「ZX5 Mk II」と比べて1度寝かせた設定になっていますが、他社のアスリート向けアイアンと比べると、ストロングロフトのモデルです。ヘッド素材はS20Cの軟鉄鍛造。ロングアイアンから7番までの番手のヘッドには、トウ側にタングステンが埋め込ま...
2022/12/19新製品レポート

打ちやすさと寛容性の好バランス スリクソン ZX5 Mk II アイアン

【ホッシー】 スリクソン ZX Mk II シリーズのアイアンは3モデルが展開されていて、今回は中間的なモデルの「ZX5 Mk II アイアン」を試打します。7番アイアンのロフト角は31度、装着されているシャフトは日本シャフトのオリジナル仕様「NSプロ モーダス3 ツアー 105 DST」です。 【ツルさん】 ボディはS20Cの軟鉄鍛造で、フェース素材にはクロムバナジウム鋼が使われています。ヘッド素材と構造、ロフト設定は前作の「ZX5」から変わっていませんが、新作はフェース裏側に設けられた「スピードグルーブ」という溝が拡大し、フェースの肉厚設計を最適化することで初速性能が向上しているようです。...
2023/01/09新製品レポート

すっきり顔に進化した飛び系の中空 スリクソン ZX4 Mk II アイアン

【ホッシー】 「スリクソン ZX4 Mk II アイアン」は、7番のロフト角が28.5度とストロングロフトのモデル。バックフェースは同じシリーズの「ZX5 Mk II」を踏襲したデザインを採用しているため、外観が似ているのですが、「ZX4 Mk II」は中空構造のヘッドになっています。 【ツルさん】 2年前に発売された「ZX4」と比較すると、ずいぶん雰囲気が変わりました。前作はアイアン型ユーティリティのような、安心感満載の大ぶりヘッドでしたが、新作はトップブレードが薄くなり、中空構造とは思えないぐらい“すっきり顔”になっています。ソール幅も狭くなっていて、「ZX5 Mk II」と同じぐらいのソ...
2023/01/11新製品レポート

“らしさ”はそのままに、球が上がりやすくなった! テーラーメイド「ステルス2 ドライバー」

【ホッシー】 テーラーメイドから2023年の新シリーズが登場しました! 名称は「ステルス2」となっています。ドライバーは従来どおり3機種展開です。まずはスタンダードモデルの「ステルス2 ドライバー」を試打していきます! 【ツルさん】 前作の「ステルス」から採用されているカーボンフェースは、もちろん今作でも採用されています。新モデルではカーボンの積層方法が変わって、前作と比べてフェース重量を約2グラム軽量化しているそうです。さらにヘッド後方部には「カーボンコンポジットリング」という新構造が使われていて、テーラーメイドのウッドとしては初めてカーボンの容量がチタンを超えたとか。「ステルス2」は、これ...
2023/01/13新製品レポート

キャロウェイ「パラダイム ドライバー」はローグ STを超えるのか? 注目はミスヒットへの強さと低スピン

【ホッシー】 キャロウェイから2023年の新シリーズが登場し、「パラダイム」という新しい名称になりました! ドライバーは4つのモデルが用意されていて、今回試打する「パラダイム ドライバー」はスタンダードモデルとして位置づけられています。クラウンは光沢のあるネイビーとマットブラックのツートンカラー。このカラーリングやデザインも新鮮ですね。 【ツルさん】 ヘッドのソール部分には「フォージドカーボン」という素材を新たに採用しています。クラウンは従来どおり「トライアクシャルカーボン」が使われているので、ヘッドの中央部分はぐるっと360度カーボン素材です。フォージドチタン製のフェースは、AIによって偏肉...
2023/01/16新製品レポート

アマチュアの大本命か!? あきらかに球がつかまる テーラーメイド「ステルス2 HD ドライバー」

【ホッシー】 今回試打するのは「ステルス2 HD ドライバー」です。HDはハイドロー(High Draw)の頭文字となっていて、その名のとおり球を上げやすく、つかまえやすいヘッド性能のモデル。「ステルス」シリーズでもHDのモデルが用意されていましたが、2代目となり様々な部分に変更が加えられているようです。 【ツルさん】 前モデルの「ステルス HD」と比べてライ角が2度アップライトになりました。またスタンダードモデル「ステルス2 ドライバー」と比べても2度アップライトです。なので、構えてみるとトウ側が立っているように見えますし、球をつかまえやすそうに感じます。色やデザインは違いますが、構えたとき...
2023/02/06新製品レポート

HS40m/s以下でも高弾道ドロー キャロウェイ「パラダイム MAX FAST ドライバー」を試打

【ホッシー】 「パラダイム MAX FAST ドライバー」は、シリーズの中で最軽量モデル。クラブ総重量は約280g(フレックスS)となっています。前作のローグ STシリーズにも「MAX FAST」のモデルがありましたね。 【ツルさん】 もともと「MAX FAST」は、日本のゴルファーをターゲットに開発されたアジア市場向けモデル。つまり、ヘッドスピード(以下HS)が遅めでスライスに悩むゴルファー向けと言えます。このモデルのみ接着式のネックが採用され、シャフトやグリップまで軽量化されているのが特徴です。もちろんパラダイムシリーズなので、360度カーボンシャーシなど、新たなヘッド構造や設計が採用され...
2023/03/13新製品レポート

「HD」の名を感じるやさしさ テーラーメイド「ステルス HD アイアン」

【シオさん】 昨年2月に発売された「ステルス アイアン」は、すっきりとしたデザインとやさしいヘッド性能がアベレージゴルファーの中で評判となり、大ヒット作となっています。そして今年、兄弟モデルとして「ステルス HD アイアン」が新登場しました。 【ツルさん】 「ステルス」や「ステルス2」シリーズのドライバーには、ハイドローが打ちやすい設計の「HD」というモデルが展開されています。この度、ついにアイアンにも「HD」が登場したというわけですね。手にしてみると、従来の「ステルス」とはヘッド形状がずいぶんと異なっています。ソール幅がかなり広く、なおかつシャローフェースになっているのが大きな特徴です。 【...
2023/03/20新製品レポート

7番でキャリー167ydの衝撃 タイトリスト「T400 アイアン」(2022年)

【シオさん】 「T400」は、7番のロフト角が26度という超ストロングロフトのアイアン。ヘッドが大きくてビックリしました。 【ツルさん】 タイトリストが日本市場向けに出したモデルで、今のところ本国アメリカでは未発売なんですよ。近年、日本では飛び系アイアンがよく売れているので、そうしたニーズに合うよう設計開発されました。今回のモデルは2代目、前作よりもさらにブレードが長く、ヘッドが大ぶりになっています。 【シオさん】 ヘッドが縦に大きいだけでなく、横方向にも分厚く、ソール幅もかなり広い。アイアン型ユーティリティのような形状をしていますが、ヘッドの体積でいうとウッド型ユーティリティに近そうです。打...
2023/03/06新製品レポート

見た目はアスリート中身はほどよいお助け感 テーラーメイド「P770 アイアン」(2023年)

【シオさん】 テーラーメイドからモデルチェンジした新「P770 アイアン」が発売されました。2020年に発売された前作と比較しながら試打していきましょう! 【ツルさん】 新旧のモデルを見比べてみると、ヘッドサイズや形はほとんど差を感じられません。クセがなくて構えやすく、サイズ感もちょうどいいアスリート向けのアイアンだなという印象です。2023年モデルのヘッドに採用されているテクノロジーは、前作よりもかなりバージョンアップしているようですよ。 【シオさん】 さっそく打ってみると、7番で33度という少し立ち気味のロフト設定にしては意外と飛ばしやすいです。打ち出し角が高く、グリーンに着弾して止まる球...
2023/02/27新製品レポート

HS40m/s以下のスライサー諸君! ぜひ試して欲しいピン「G430 HL SFT ドライバー」

【シオさん】 「G430 HL SFT ドライバー」は、前回試打した「G430 HL MAX」と同じ軽量シリーズのモデル。ヒール寄りの重心設計で球をつかまえやすいのが特徴です。 【ツルさん】 このシリーズには2種類のシャフトが用意されていますが、重いほうの「SPEEDER NX 45」で試打していきます。シオさんのエースドライバーが「G430 SFT」のカスタムシャフト装着モデルですから、その違いが気になるところです。構えたときのヘッドの見た目はどうですか? 【シオさん】 構えてみると、自分のドライバーとまったく同じに見えます。前回モデルと比べると、さらにヘッドがアップライトに感じられ、球をつ...
2023/01/30新製品レポート

直進性が高くてやさしさ満点 キャロウェイ「パラダイム X ドライバー」を試打

【ホッシー】 「パラダイム X ドライバー」のヘッドは、兄弟モデル「パラダイム ドライバー」よりも扁平感があって投影面積が大きくなっています。そのおかげで、構えた時点でやさしく打てそうな印象を受けますね。 【ツルさん】 クラウンのトウ側のラインが直線的になっていて、ヘッド全体が四角形っぽく見えるのが特徴。見た目からして慣性モーメントが高そうです。スタンダードモデルには移動式ウエートが搭載されていますが、今回のウエートは固定式。ヘッド性能にも違いがありそうです。 【ホッシー】 さっそく打ってみましたが、とても好感触です。球が上がりやすく、適度なつかまり感もあって、曲げずに真っすぐ打ちやすい! 【...
2023/02/13新製品レポート

“スポーツカー並み”高性能だが運転テクが試される キャロウェイ「パラダイム トリプルダイヤモンド ドライバー」

【ホッシー】 今回の「パラダイム トリプルダイヤモンド ドライバー」は、販売店を限定して展開するモデルです。そもそもダイヤの名が付くモデルは、ツアープロや上級者向けとして開発されています。パラダイムシリーズの他の3モデルはヘッド体積が460ccですが、こちらのモデルだけは450cc。見るからにヘッドが小さいですよね。 【ツルさん】 構えて思わず「ちっちゃい!」と声を出してしまいました(笑)。他の3モデルと比べると投影面積が小さく、本当に450ccあるのかと疑うぐらいです。フェースアングルは完全オープン、「左には引っかけさせない!」という雰囲気がクラブからひしひしと伝わります。 【ホッシー】 ソ...
2023/01/23新製品レポート

今回の“プラス”は慣性モーメントUPをジワッと感じる! テーラーメイド「ステルス2 プラス ドライバー」

【ホッシー】 「ステルス2」シリーズのドライバーには、「ステルス」と同様に販売店が限定される「プラス」のモデルがあります。シリーズの中で唯一、ソール前方部にスライド式のウエートを搭載している浅重心モデルです。PGAツアープロの多くが、この「ステルス2 プラス ドライバー」をチョイスしてバッグに入れているようですね。 【ツルさん】 テーラーメイドは、「ステルス2」シリーズの寛容性を向上させたとアピールしています。「プラス」の慣性モーメントは、前作と比べて9%アップしているそうです。どんな弾道になるのか、試打して確かめてみましょう! 【ホッシー】 このモデルだけはクラウンのカラーリングが異なってい...