2019/03/25新製品レポート

やさしく飛ばせて打感もいいハイテク系 キャロウェイ APEX アイアン

【ミヤG】 3年ぶりに登場した新しい「APEX アイアン」は、意外とヘッドが小ぶり! トップブレードには厚みがありますが、ヘッドは全体的にシャープな雰囲気です。 【ツルさん】 小ぶりなヘッドの見た目は、「レガシーブラック アイアン」を彷彿させますよね。S20Cの軟鉄鍛造ボディと360フェースカップ構造を採用しつつ、打感を良くするウレタン・マイクロスフィアという独自素材が使われているのが特徴。ジャンル的にはハイテクフォージドと呼ばれるものになっています。では、さっそくミヤGから試打してみてください! 【ミヤG】 打ってみると、ボールがフェースに乗っかるような、ねっとりとした打感が気持ちイイ!...
2015/03/16新製品レポート

「曲がらないドライバーならコレ!」コブラ FLY-Z+ ドライバー

【ミーやん】コブラの最新モデルには、「フリップゾーン ウエイト」と名付けられた15グラムのソールウエイトが搭載されています。ウエイトは前後2箇所に移動させることができて、それでヘッドの重心位置の深さを変えて、弾道を変える仕組みです。 【ツルさん】クラウンとソール後方にはカーボン素材が使われて、従来モデル『バイオセル』よりも低・深重心設計化されているそうですよ。スイートエリアも広げられているとか。それにしてもコブラのドライバーは、見た目が華やかでいいですねー。ヘッドのカラーに合わせて、純正シャフトとして採用されているATTAS ロックスター(6☆)のカラーもオレンジにチェンジされています。よく見...
2019/08/26新製品レポート

曲がりづらい低スピン系に進化 ヤマハ RMX 120 ドライバー

【ミヤG】 新しいRMXシリーズのドライバーには「RMX 120」と「RMX 220」の2モデルが用意されていて、どちらも高慣性モーメント設計が特徴のようです。今回試打する「RMX 120」は、慣性モーメント値が5180g・cm2とのことですが、これって大きい数値なんですよね? 【ツルさん】 他メーカーのアスリート向けモデルと比べると、かなり大きい数値ですよ。「RMX 120」は、これまでのヤマハのアスリート向けモデルを知っている人から見ると、ビックリするぐらいにヘッド形状も変わっています。前作までは伝統的なハイバック形状でしたが、「RMX 120」ではシャローバック形状が採用されていて、...
2021/05/03新製品レポート

市販トップクラスの低スピン性能 タイトリスト TSi4 ドライバー

【ミヤG】 タイトリストの「TSi4 ドライバー」は、タイトリスト認定ストアのみで取り扱われているカスタムオーダーモデル。ヘッド体積は430ccとなっていて、見た目も小ぶり。シャープ感があってカッコいいです! 【ツルさん】 小ぶりで構えやすいという人もいれば、ヘッドが小さくて難しそうだと感じる人もいるでしょうね。市場に出回っているほとんどのドライバーがルール上限の460ccですから、いずれにせよ希少な存在です。では、さっそく打ってみましょう! 【ミヤG】 僕なりに一生懸命に打ちましたが…。これは、手ごわいのひとことに尽きます。試打クラブのロフト角が9度というのもありますが、ちょっと低スピン...
2017/10/12新製品レポート

「機敏すぎない男前ヘッドに進化」ヤマハ RMX 118 ドライバー

小ぶりでも安定感がアップ 【ミーやん】ヤマハのRMXには、アスリート向けの118シリーズとアベレージ向けの 218シリーズが展開されています。今回試打する『RMX 118 ドライバー』は、ヘッド体積445ccでディープバック形状。いかにも男子プロが好みそうなモデルです。「しっかり叩いて飛ばしてください!」と語りかけてくるようなクラブです(笑)。 【ツルさん】過去にあったVシリーズの流れをくんでいて、とてもキレイな形状のヘッドです。美形というより男前というべきかも知れませんね。構えたときの投影面積は大きくありませんが、フェースがまっすぐに見えます。ひと昔前の美形ヘッドにあったようなフェース面の...
2017/10/16新製品レポート

左右に曲げてしまう人に最適 ヤマハ RMX 218 ドライバー

適度にスピンが入り安定感がアップ 【ミーやん】 前回の『RMX 118 ドライバー』に続いて、今回はアベレージ向けモデルの『RMX 218 ドライバー』を試打します。ヘッド体積460ccで扁平感のあるヘッドは、構えたときに大きく見えて安心感があります。小ぶりでハイバック形状の『RMX 118』と比べると、こちらのほうが断然やさしく打てそうな雰囲気です。 【ツルさん】 ほんの少しフックフェースで、球をつかまえやすそうにも見えますよね。試打クラブのシャフトは、前回試打した『RMX 118』と同じ『フブキ Ai II 50』のフレックスSなので、純粋にヘッド性能の違いを検証できそうですよ。 【ミ...
2013/04/25新製品レポート

「ツンデレ系で名器の予感」キャロウェイ X フォージド アイアン(2013年モデル)

【ミーやん】前モデルは「RAZR X フォージド」でしたが、新モデルは名称が回帰して「X フォージド」となりました。石川遼プロの使用モデルですよ。ヘッド形状が少し変わりましたかね? 【ツルさん】単刀直入ですが、このモデル、めちゃいいっス。見た目ほど難しくないし、打感が最高です。それに、なぜかちょっと飛ぶんですよ。 【ミーやん】いやー、ホントに打感がいいですねー。それにツルさんの言うとおり、少し飛びます。アスリートモデルなのに、「X HOTアイアン」と飛距離が変わりません! 【ツルさん】打感は、ツアーステージの「X-BLADE 709」にそっくりなんですよね。高めのパシャっていう音がします。なん...
2018/09/19新製品レポート

パワーがなくても打てるタイトリスト TS2 ドライバー

【ミヤG】 タイトリストの2019年モデルとなるドライバーは、シリーズ名が新たに「TS」となりました。「タイトリスト スピード」の頭文字とのことです。 【ツルさん】 飛距離アップを図るために、ヘッドスピードアップとボールスピードアップに注力して開発したシリーズだそうです。TSシリーズには「TS2 ドライバー」と「TS3 ドライバー」の2モデルが用意されていて、どちらもヘッド体積は460cc。今回試打する「TS2ドライバー」は、投影面積が大きいシャローバック形状のヘッド。構えた時点で、球が曲がりにくそうな印象を受けますね。では、さっそくミヤGから打ってみてください! 【ミヤG】 あれ?ラクに...
2021/03/22新製品レポート

高弾道&低スピンで飛ばせて打感も◎ ミズノ ST-Zドライバー

【ミヤG】 前回のミズノ「ST-X ドライバー」に続いて、今回はもうひとつのモデル「ST-Z ドライバー」を試打しますよ。いずれもロフト角を±2度調整できる機能が搭載されていて、それぞれ「ST-X」が10.5度、「ST-Z」が9.5度のワンロフト設定です。ということは、「ST-Z」のほうがハードヒッター向けとして位置付けられているようですが、意外にヘッドは「ST-Z」のほうが大きく見えるんですよね。 【ツルさん】 安心感があって、構えやすいヘッドです。フェースアングルはスクエアに近く、わずかにオープンかなというぐらい。直線的に打てそうな印象を受けるし、クラウンの盛り上がりが控えめなところも構...
2021/10/25新製品レポート

アスリートライクでもやさしい ヤマハ RMX VD アイアン

【ミヤG】 ヤマハの「RMX VD アイアン」は、アスリート志向のゴルファーに好まれそうな引き締まった顔つきのモデル。それでいて、ソール幅はかなり広め。比較的やさしく打てそうな雰囲気があります。 【ツルさん】 ヘッドは前作にあたる「RMX 120 アイアン」と同じく、高強度と反発性能をあわせ持つクロムモリブデン鋼の一体鋳造。深いポケットキャビティ構造になっていて、なによりもバックフェースのきらびやかさが目につきます(笑)。この製造技術はスゴそうだけど、ここまでギラギラな見た目にする必要があるのかな? とにかく、試打してみましょう! 【ミヤG】 構えたときのヘッドの印象は完全にアスリートモデ...
2016/08/25新製品レポート

「しっかり左に振り抜いていける」ダンロップ スリクソン Z765 アイアン

【ミーやん】『スリクソン Z765 アイアン』は、ハーフキャビティのモデルです。他にマッスルバックの『スリクソン Z965 アイアン』もありますが、こちらが筆頭モデルになるでしょうね。ヘッドは意外と大きめ。トップブレードもそれほど薄くありません。アスリート向けクラブにしては、やさしそうに見えるモデルです。 【ツルさん】ソール幅も適度にありますが、V字型に削られているのが特徴ですよね。構えてみるとヒール側にボリュームがあって、ヒール寄りの当たりに強そうな雰囲気です。 【ミーやん】打ってみると、しっかりとしたフォージドの打感です。ヘッドがわりと安定して動いてくれるので、めちゃ難しいモデルではないで...
2019/03/18新製品レポート

レベルを問わずストレスなく飛ばせる!コブラ キング F9 SPEEDBACK ドライバー

【ミヤG】 「キング F9 SPEEDBACK」は、リッキー・ファウラーが使っているドライバーですよね。ソールには鮮やかなイエローが使われていて、カーボンクラウンには空力のための斜めのラインがいくつも入っています。見た目は少しガンダムっぽいですね(笑)。この新モデルのポイントは、どんなところですか? 【ツルさん】 深低重心化と空力デザインを融合させたヘッド設計が特徴だそうです。独自性のあるCNCミルドのフェースや偏肉設計など、他にも言及する要素はあるのですが、とりあえず打ってみましょう。ミヤGから、どうぞ! 【ミヤG】 意外にも打感がいいドライバーです。打音の反響が少なくて、ボールがフェー...
2021/04/19新製品レポート

ドラコン用みたいな浅重心モデル コブラ キング RADSPEED ドライバー

【ミヤG】 コブラからは3モデルのドライバーが新発売されています。こちらの「キング RADSPEED ドライバー」は、飛ばし屋に変身したことで話題になっているブライソン・デシャンボーもマスターズでプロトタイプを実戦投入しました。 【ツルさん】 ヘッドのカーボン専有面積がとても広く、フェース全面をCNCミルド(コンピューター制御による切削加工)しているコブラの独自性は従来から変わっていません。新作のいちばんの特徴は、ソールのフェース寄りにウェイトパッドを搭載しているところ。「キング RADSPEED」の場合は、固定式と交換式を含めると24gもの重さがヘッドのフェース側に配置されています。めちゃ...
2019/05/27新製品レポート

楽につかまって高弾道でまっすぐ!テーラーメイド M6 レスキュー

【ミヤG】 新しいMシリーズのユーティリティには、「M5 レスキュー」というモデルが存在しません。この「M6 レスキュー」だけの展開になっています。 【ツルさん】 そうなんです。上級者向けは「GAPR(ギャッパー)」という新シリーズが取って代わり、アベレージ向けのユーティリティとして「M6 レスキュー」が残されています。目玉となる新テクノロジーは、ユーティリティに初めて採用された「ツイストフェース」です。ねじれたフェースでさらに性能が良くなっているのかも。試打して確かめてみましょう! 【ミヤG】 僕は、ウッド型ユーティリティには苦手意識がありましたが、このモデルは高弾道のストレートボールが...
2016/02/04新製品レポート

「空気を切り裂く強烈弾道」ピン G ドライバー

【ミーやん】ピンの『G30 ドライバー』の新モデルは、数字がなくなって『G ドライバー』という名称になりました。今回試打するスタンダードモデルのほかに、低スピン弾道が打ちやすい『G LS TEC ドライバー』と、球をつかまえやすい『G SF TEC ドライバー』がラインアップされています。 【ツルさん】新モデルは、クラウンの後方部分が特徴的ですよね。「ドラゴンフライ・クラウン・テクノロジー」という新構造を採用したことで、クラウン部分の重量を8gも軽量化して、さらなる深低重心ヘッドに進化しているとか。球筋にどんな違いがあらわれるのか、楽しみですね。 【ミーやん】ロフトのせいもありますが、9度のヘ...
2017/09/18新製品レポート

「高弾道と飛距離性能が向上し実戦力UP」ピン G400 アイアン

構えたときの“クセ”がとれた 【ミーやん】『G400 アイアン』は、ピン史上でもっとも深・低重心設計のアイアンです。前作の『G アイアン』よりも慣性モーメントが4%大きくなって、これまで以上に安定性が高められています。 【ツルさん】トップブレード裏側にアンダーカット構造を採用したのも、『G400 アイアン』の特徴です。これによってフェースのたわみが約18%アップして、高初速化と高弾道化を実現しているとか。さっそく打って確かめてみましょう。 【ミーやん】自分のアイアンと比べると、『G400 アイアン』のほうが1番手以上も飛ばせました。もちろん『G400 アイアン』はストロングロフト設定のアイ...
2021/10/11新製品レポート

高い直進性と効果的な調整機能 ヤマハ RMX VD ドライバー

【ミヤG】 ヤマハから2022年モデルとなる「RMX VD」シリーズが発表されました。ドライバーは前作の「RMX 120 ドライバー」と「RMX 220 ドライバー」の後継にあたる「RMX VD ドライバー」と「RMX VD59 ドライバー」の2モデルがラインアップされています。ところで、今回の「VD」って何の略なんですかね? 【ツルさん】 「Vector」と「Direction」の頭文字だそうです。力の向きや方向性を重視したシリーズという意味合いだと思いますよ。ヤマハのドライバーは、前作からヘッドの高慣性モーメント化に注力して開発されていて、新作も直進性を優先して作り出されているようです。...
2013/12/12新製品レポート

「上達を目指す人にもぴったり!」ヨネックス EZONE XP ドライバー

【ミーやん】呪いをかけてやるぅ。呪いをかけてやるぞぅ。ウッフッフ。 【ツルさん】いきなり何だよぅ。怖いよぅ。ミーやんがいつにも増してキモイよぅ。 【ミーやん】ボクが普段からキモイのはいいとして、このヨネックスの新ドライバーは通称レッドデビル。赤い悪魔なんですよ。「飛びの呪いをかけてやろう」というコピーが付いているんです。 【ツルさん】赤?黒のクラウンが特徴的だもんね。でも、悪魔というよりは、てんとう虫みたいで可愛い感じだよ。僕はキツイ子よりも可愛い子のほうが好き。 【ミーやん】ツルさんの好みはいいとして・・・。このドライバーにはいろんなハイテクが詰まっています。「デュアルタングステンパワーシス...
2013/09/02新製品レポート

「手元がしなるアスリート向けシャフト」ヨネックス レクシス カイザ

【ミーやん】前回の「レクシス キセラ」は、世界最軽量のシャフトでヘッドスピードが制限されている珍しいタイプでした。しなり感が心地良いモデルでしたが、パワーヒッターのツルさんはフルスイングできないのでフラストレーションが溜まっているはず。そこで今回はアスリート向けのシャフトを用意しましたよ。ブンブン振っちゃってください。 【ツルさん】なんかキミは、そういうときに嫌味な言い方をするよね。そんなにハードヒッターでもないんですけどー。それにしても「レクシス カイザ」とは、なんだか強そうな名前のシャフトだね。戦隊ヒーローみたい。 【ミーやん】商品名のカイザとは、「開(かい)」と「Z(頂点)」を組み合わせ...
2015/04/16新製品レポート

「嫌なミスを減らしてくれるウェッジ」ヨネックス トライプリンシプル ウェッジ

【ミーやん】かなり独創的なウェッジが登場しましたよ。メーカーによると、シャンクやザックリのミスを撲滅するために開発されたそうです。福岡大学スポーツ科学部の教授が考案者だとか。 【ツルさん】むむむっ。いろんなところが斬新すぎて、一体どこから話していいのやら……。ヘッド形状、スコアライン、ソール形状のすべてが常識外で、どのように打てばいいのか分かりません。ミーやん、教えて!(笑) 【ミーやん】このウェッジは、ロブショットやバンカーショットの正しい打ち方をクラブ自体が導いてくれるんです。プロのロブショットは、ターゲットよりも10度フェースを開いて、20度インサイドに振り抜いているらしいです。このクラ...