2021/06/28新製品レポート

全番手が打ちやすい新コンセプト プロギア 05 アイアン

【ミヤG】 プロギアのアイアンシリーズに「05 アイアン」が追加されました。ヘッドサイズが少し大きめのポケットキャビティですが、トップブレードが薄めでグースも少なめ。比較的シャープな雰囲気を備えたモデルです。 【ツルさん】 このアイアンのもっとも特徴的な部分が、番手ごとの長さ設定なんです。セットの6番と7番が37.5インチ、8~PWまでが36.5インチという2レングス設定。番手間のロフト差を5度にすることで、きちんと番手ごとの飛距離差が出るように設計しているそうです。 【ミヤG】 アイアンセットとしてよく見ると、一般的なアイアンのようにクラブの長さが階段状になっていないことが分かります。けれど...
2021/07/12新製品レポート

振り抜きやすくてキャリーで飛ばせる キャロウェイ エピック MAX FAST ドライバー

【ミヤG】 キャロウェイのエピックシリーズから「エピック MAX FAST ドライバー」が追加発売されます。いちばんの特徴は、シリーズ最軽量モデルだということ。クラブ長は45.75インチ、クラブ重量は272g(硬さS)です。めちゃ軽い! 【ツルさん】 ソール後方には「エピック MAX ドライバー」と同様に移動式のウェイトが搭載されていますが、ヘッド自体を軽量化するためにネックは固定式になっています。そのおかげもあって、ヘッド重量は185gと超軽量です。スペック的にはヘッドスピード40m/s以下の人向けかなと推測できますね。では、さっそく試打してみましょう! 【ミヤG】 構えてみると、ヘッドのヒ...
2021/08/16新製品レポート

アルミ材を内蔵した本格アスリート向け ピン i59 アイアン

【ミヤG】 ピンから「i59 アイアン」が新登場しました。これは「i ブレード アイアン」の後継にあたるモデルのようです。ヘッドは小ぶりで、かなりシャープな印象。個人的には、とても構えやすいです。スコアラインの最下線だけが白くペイントされていて、アライメントを定めやすいのもいいですね。 【ツルさん】 一見するとシンプルなアスリート向けアイアンのようですが、実はこれまでにない複合素材のヘッドになっています。ボディが軟鉄で、フェースはステンレス。そして一番の特徴が、ヘッド内部に使われているアルミ素材のコア・インサート構造です。 【ミヤG】 中空構造のヘッドにアルミ素材を内蔵しているんですかね? 【...
2018/06/13新製品レポート

弾道調整機能でアマチュアでもブッ飛ばせる テーラーメイド M3 フェアウェイウッド

【ミヤG】 「M3 フェアウェイウッド」は、PGAツアーではタイガー・ウッズやロリー・マキロイが使用しているモデルですよね。 【ツルさん】 昨季「M2 ツアー フェアウェイウッド」を使っていた選手たちが、今季は「M3 フェアウェイウッド」にチェンジしているみたいです。新モデルは、ソールの後方部分もグラファイト素材になって、前モデル「M1 フェアウェイウッド」よりも移動式ウェイトが4g重くなりました。そのおかげで弾道調整幅が広げられているのが特徴です。では、さっそくミヤGから打ってみてください。 【ミヤG】 構えた感じのヘッドの見え方はいいけれど、出だしから右に曲がるスライス弾道です。球のつ...
2014/12/22新製品レポート

「伝統と最新テクの融合ウェッジ」クリーブランド 588 RTX 2.0 ツアーサテン ウェッジ

【ミーやん】クリーブランドのシグネチャーモデルとなる、588 RTX2.0 ツアーサテン ウェッジ。ロフト角56度と58度には、3種類の異なるソール形状が用意されています。今回は、バウンス角10度のモデルをお借りしてきましたよ。バウンス角が中間のタイプで、通称「2ドット」と呼ばれるモデルです。 【ツルさん】ソールが立体的に削られていますが、大げさな感じじゃないですね。構えてみると、ヒール側で打ちやすそうなヘッド形状。少しフェースを開いても構えやすい形状ですよ。 【ミーやん】リーディングエッジがそれほど前に出ていないので、打ちやすく感じますねー。このバウンス角10度のモデルだと、ボールの下を抜け...
2021/10/04新製品レポート

コンパクトなヘッドにハイテク搭載 キャロウェイ APEX TCB アイアン

【ミヤG】 キャロウェイのAPEXシリーズから「APEX TCB アイアン」が追加発売されました。「東京五輪」で金メダリストとなったザンダー・シャウフェレ、世界ランキング1位のジョン・ラーム、国内では石川遼プロも使っているツアーアイアンです。 【ツルさん】 構えた瞬間に思わず「ちっちゃ!」と声を上げるぐらいにコンパクトなヘッドです(笑)。他社でいうと、ピンの「ブループリント アイアン」やテーラーメイドの「P730 アイアン」と同じくらいのサイズ感。トッププロたちは、こういうサイズのアイアンを好むんでしょうね。 【ミヤG】 もともと僕は小ぶりなアイアンが好きなので、この「APEX TCB」も雰囲...
2017/08/24新製品レポート

「打感が心地よく進化した直線番長」ピン G400 ドライバー

フィーリングよく、球を曲げずに飛ばせる 【ミーやん】ピンの最新ドライバーは従来どおり、スタンダードモデル、球のつかまりをよくしたSFテック、低スピン強弾道のLSテックの3種類が用意されていますが、なんとすべてのヘッド体積が445ccになりました。スイング時のヘッドの空気抵抗を減らし、低・深重心化させることで、慣性モーメントは前作比3%アップしているそうです。 【ツルさん】以前、ピンの社長であるジョン・K・ソルハイムさんを取材したときに「ヘッド体積はルール最大460ccのほうが性能に優位性があるから、ウチは小ぶりなヘッドを作りません!」と言いきっていたので、少し裏切られたような気持ちです(笑)...
2021/09/13新製品レポート

振りやすさを調整できる低スピンモデル グローブライド オノフ ドライバー KURO(2021年)

【ミヤG】 オノフのアスリートライン、KUROシリーズがモデルチェンジしました。「オノフ ドライバー KURO」のいちばんの特徴は、グリップエンドに交換式ウェイトが搭載されているところ。ヘッドに搭載されている3つのウェイトと共用になっていて、それぞれのウェイトを付け替えることができる新システムです。「クロスバランステクノロジー」と名付けられています。 【ツルさん】 フェース面にはバルジ(横方向の丸み)が見えて、クラシックな雰囲気があるキレイなヘッドです。差し色に使われている和テイストのやまぶき色もカッコいい。このあたりにはオノフ独自の良さを感じます。ウェイト交換の新システムは、ヘッド重量を重...
2017/12/03新製品レポート

球が拾いやすく安定感が抜群 ゼクシオ テン フェアウェイウッド

適度にスピンが入って球が上がりやすい 【ミーやん】 『ゼクシオ テン フェアウェイウッド』は、芯に当たりやすくするための工夫が盛りだくさんのようです。従来モデルよりもネック部分を3mm短くするなどして、さらなる深・低重心化が図られています。 【ツルさん】 前モデルよりもシャフトが0.25インチ長くなって、43.25インチになっています。けれど、ヘッドの投影面積が大きいので、構えたときに「長すぎる」という感じはしないですね。やさしく打てそうな雰囲気です。 【ミーやん】 弾きのある「シャキーン!」という打音がして、打っていて心地いいクラブです。ドライバーも好感触でしたが、このフェアウェイウッド...
2017/12/06新製品レポート

女子プロが好みそうなUT ゼクシオ テン ハイブリッド

アベレージ向けながらアイアンのように構えられる 【ミーやん】 ゼクシオが日本のみならず世界で展開され始めたことに合わせて、ネーミングが「ユーティリティ」から「ハイブリッド」に変わりました。ゼクシオは海外でも人気が高まっていて、ゼクシオ全体の売り上げの約4割が、アジアを中心とした海外市場での売り上げだそうです。 【ツルさん】 『ゼクシオ テン ハイブリッド』では、前作と比べ番手表記とロフト角が変更されていて、番手ごとの飛距離差を作りやすくなっています。細かいところですが、ゴルファーには好ましい改善点ですね。今回試打するのは、ロフト角20度のH4です。では、ミーやんから試打をどうぞ! 【ミーや...
2014/06/02新製品レポート

「リーズナブルな高弾性で高弾道」日本シャフト N.S.PRO レジオ フォーミュラ M

【ミーやん】日本シャフトといえば、軽量スチールの代名詞となっているN.S. PRO 950GHが有名ですが、ウッド用のカーボンシャフトも製造しています。こちらはその新作となるモデル。全長に80tの高弾性シートが使われていて、中間部分が硬め。メーカーによると強烈な弾き感が得られるシャフトとのことです。「レジオ フォーミュラ」は、これで二代目になりますね。 【ツルさん】前作はブルー基調のコスメだったけど、新モデルの「レジオ フォーミュラ M」はレッド基調のカラーリング。もちろん外見だけでなく、シャフト挙動も変わりました。以前にコースで使ってみたことがあるんだけど、この新作は仕事をしてくれるタイプの...
2021/01/25新製品レポート

振り抜きやすくてやさしい軟鉄鍛造 フォーティーン TB-5 フォージド アイアン

【ミヤG】 フォーティーンの新作アイアンは、「シアターブレード」と名付けられたヘッド形状が特徴的。バックフェース部には凹凸がほとんどありません。ヘッドサイズは大きめですが、マッスルバックのようにも見えるデザインです。 【ツルさん】 ヘッド素材はS20C軟鉄鍛造で、正真正銘の単一素材のフォージドアイアンです。フェース部を手でつまんでみると、中央が薄く、周辺に向かって徐々に厚くなっているのが分かります。ヘッドのデザインはシンプルですが、これまでに見たことがないような面白い作りになっています。 【ミヤG】 打ってみると、すごく打感がいい! 重厚感があるというよりも、軽快に心地よく打っていけるフィ...
2014/11/10新製品レポート

「スッキリ顔で球を上げやすい」ヤマハ インプレス RMX ツアーモデル PB アイアン

【ミーやん】RMXシリーズのツアーモデルアイアンには、2つのモデルが用意されています。前回はハーフキャビの『ツアーモデル CBアイアン(2015年)』を打ちましたが、今回はポケットキャビティの『ツアーモデル PBアイアン(2015年)』を試打しますよ。 【ツルさん】ポケキャビなので大きめのヘッドかと思いきや、ヘッドサイズは『ツアーモデル CB』とほとんど変わりません。ヘッド形状も見分けがつかないぐらいです。メーカーが公式に「一般的な中上級者モデルよりもスイートエリアが40%広い」と言っていますが、その実力はいかがなものか。打ってみて確かめてみましょう! 【ミーやん】コレ、打感がいいっスねー。弾...
2019/09/02新製品レポート

最大級の直進性につかまりをプラス ヤマハ RMX 220 ドライバー

【ミヤG】 前回試打した「RMX 120」に続いて、今回は「RMX 220」です。こちらのモデルは、構えてみてビックリ!とにかくヘッドの投影面積が大きいです!! 【ツルさん】 「RMX 220」は、ヘッド後方を大きく膨らませた形状にすることで慣性モーメント値が5760g・cm2になっているそうです。ルール上限が5900g・cm2ですから、ほぼ限界ギリギリ。市販ドライバーのなかでは歴代2位の高慣性モーメント設計とのことです。ちなみに歴代1位は、ナイキが2008年に発売した四角いヘッドの「サスクワッチ SUMO2 5900」です。慣性モーメント値は曲がりにくさの指標の一つとなりますが、果たしてそ...
2019/03/25新製品レポート

やさしく飛ばせて打感もいいハイテク系 キャロウェイ APEX アイアン

【ミヤG】 3年ぶりに登場した新しい「APEX アイアン」は、意外とヘッドが小ぶり! トップブレードには厚みがありますが、ヘッドは全体的にシャープな雰囲気です。 【ツルさん】 小ぶりなヘッドの見た目は、「レガシーブラック アイアン」を彷彿させますよね。S20Cの軟鉄鍛造ボディと360フェースカップ構造を採用しつつ、打感を良くするウレタン・マイクロスフィアという独自素材が使われているのが特徴。ジャンル的にはハイテクフォージドと呼ばれるものになっています。では、さっそくミヤGから試打してみてください! 【ミヤG】 打ってみると、ボールがフェースに乗っかるような、ねっとりとした打感が気持ちイイ!...
2015/03/16新製品レポート

「曲がらないドライバーならコレ!」コブラ FLY-Z+ ドライバー

【ミーやん】コブラの最新モデルには、「フリップゾーン ウエイト」と名付けられた15グラムのソールウエイトが搭載されています。ウエイトは前後2箇所に移動させることができて、それでヘッドの重心位置の深さを変えて、弾道を変える仕組みです。 【ツルさん】クラウンとソール後方にはカーボン素材が使われて、従来モデル『バイオセル』よりも低・深重心設計化されているそうですよ。スイートエリアも広げられているとか。それにしてもコブラのドライバーは、見た目が華やかでいいですねー。ヘッドのカラーに合わせて、純正シャフトとして採用されているATTAS ロックスター(6☆)のカラーもオレンジにチェンジされています。よく見...
2019/08/26新製品レポート

曲がりづらい低スピン系に進化 ヤマハ RMX 120 ドライバー

【ミヤG】 新しいRMXシリーズのドライバーには「RMX 120」と「RMX 220」の2モデルが用意されていて、どちらも高慣性モーメント設計が特徴のようです。今回試打する「RMX 120」は、慣性モーメント値が5180g・cm2とのことですが、これって大きい数値なんですよね? 【ツルさん】 他メーカーのアスリート向けモデルと比べると、かなり大きい数値ですよ。「RMX 120」は、これまでのヤマハのアスリート向けモデルを知っている人から見ると、ビックリするぐらいにヘッド形状も変わっています。前作までは伝統的なハイバック形状でしたが、「RMX 120」ではシャローバック形状が採用されていて、...
2021/05/03新製品レポート

市販トップクラスの低スピン性能 タイトリスト TSi4 ドライバー

【ミヤG】 タイトリストの「TSi4 ドライバー」は、タイトリスト認定ストアのみで取り扱われているカスタムオーダーモデル。ヘッド体積は430ccとなっていて、見た目も小ぶり。シャープ感があってカッコいいです! 【ツルさん】 小ぶりで構えやすいという人もいれば、ヘッドが小さくて難しそうだと感じる人もいるでしょうね。市場に出回っているほとんどのドライバーがルール上限の460ccですから、いずれにせよ希少な存在です。では、さっそく打ってみましょう! 【ミヤG】 僕なりに一生懸命に打ちましたが…。これは、手ごわいのひとことに尽きます。試打クラブのロフト角が9度というのもありますが、ちょっと低スピン...
2017/10/12新製品レポート

「機敏すぎない男前ヘッドに進化」ヤマハ RMX 118 ドライバー

小ぶりでも安定感がアップ 【ミーやん】ヤマハのRMXには、アスリート向けの118シリーズとアベレージ向けの 218シリーズが展開されています。今回試打する『RMX 118 ドライバー』は、ヘッド体積445ccでディープバック形状。いかにも男子プロが好みそうなモデルです。「しっかり叩いて飛ばしてください!」と語りかけてくるようなクラブです(笑)。 【ツルさん】過去にあったVシリーズの流れをくんでいて、とてもキレイな形状のヘッドです。美形というより男前というべきかも知れませんね。構えたときの投影面積は大きくありませんが、フェースがまっすぐに見えます。ひと昔前の美形ヘッドにあったようなフェース面の...
2017/10/16新製品レポート

左右に曲げてしまう人に最適 ヤマハ RMX 218 ドライバー

適度にスピンが入り安定感がアップ 【ミーやん】 前回の『RMX 118 ドライバー』に続いて、今回はアベレージ向けモデルの『RMX 218 ドライバー』を試打します。ヘッド体積460ccで扁平感のあるヘッドは、構えたときに大きく見えて安心感があります。小ぶりでハイバック形状の『RMX 118』と比べると、こちらのほうが断然やさしく打てそうな雰囲気です。 【ツルさん】 ほんの少しフックフェースで、球をつかまえやすそうにも見えますよね。試打クラブのシャフトは、前回試打した『RMX 118』と同じ『フブキ Ai II 50』のフレックスSなので、純粋にヘッド性能の違いを検証できそうですよ。 【ミ...