2020/07/20新製品レポート

高初速とハイドローで飛ばしたい人に プロギア RS ドライバー

【ミヤG】 プロギアのRSシリーズといえば、フェースの反発性能をルール上限ギリギリまで向上してきた先駆者です。新しい「RS ドライバー」は、ギリギリの高初速エリアを広げるだけでなく、芯で打てばさらに飛ぶような設計になっているそうです。でも、それってどういうこと? 【ツルさん】 フェースの最大たわみ点、フェース面上の重心点、フェースの最高反発点、フェースセンターという4つのポイントを1箇所に集めることによって、芯でヒットしたときには爆発的に飛ばせるのだとか。それに加えてこの新作ドライバーでは、フェース裏側がCNCミルド(コンピュータ制御による切削)加工されていて、従来よりも高精度なフェース肉厚...
2020/07/27新製品レポート

標準シャフトでしっかり叩ける プロギア RS F ドライバー

【ミヤG】 プロギアのRS5シリーズにはドライバーが3種類も用意されています。前回試打した「RS ドライバー」は、予想外の球つかまりの良さに僕はビックリしましたが(笑)、今回はフェードを打ちやすいとされている「RS F ドライバー」。僕自身はこちらのほうがうまく打てるんじゃないかと期待しています! 【ツルさん】 RS5シリーズのドライバーヘッドに採用されているテクノロジーは、3モデルともに同じ。ですが、装着されている標準シャフトがそれぞれ違っていて、こちらの「RS F ドライバー」にはツアーADのオリジナル仕様が採用されています。構えてみると、「RS ドライバー」よりもヘッドの投影面積が小さ...
2017/10/05新製品レポート

「まるでピンポン球のような飛び」キャロウェイ GBB エピック スター アイアン

思わず笑ってしまうぐらいにボールがすっ飛ぶ 【ミーやん】『GBB エピック スター アイアン』は、キャロウェイが持つ最先端のテクノロジーを注入して作った飛び系アイアン。少しグースが付けられたヘッドは、やさしさが感じられるセミラージサイズ。フェース長が短めなので、構えたときの見た目はすっきりとしていますね。 【ツルさん】このモデルは開発期間や予算を制限せずに、開発者自身が自分で使いたいものを作った究極のアイアンだそうです。その開発コンセプトは、なんだかPXGのクラブを想起させますよね。PXGほどではないですが、価格設定も高めです。周りのゴルフ関係者からは「スゴイ飛ぶ!」とのウワサを聞いています...
2017/12/10新製品レポート

やさしさが身に染みる タイトリスト VG3 ドライバー

9.5度と10.5度の両方を試すべき! 【ミーやん】 新しいVG3シリーズのドライバーが12月22日に発売になります。ということで、いち早く試打をしますよ! ドライバーは1モデル展開なのですが、ロフト角によってヘッド形状と重心位置が変えられています。今回試打する10.5度は、構えたときに「おっきい!」と声が出してしまうぐらい平べったい丸型ヘッドです。 【ツルさん】 ロフト角9.5度のモデルは、もう少しヘッド後方がすっきりしたシャープなヘッド形状になっています。僕は以前に9.5度と10.5度の両方をコースで試打しましたが、もっぱら球が強い9.5度ばかりを使っていました。917シリーズ比べると、...
2021/04/05新製品レポート

やさしさと飛びを重視したい人に キャロウェイ APEX DCB アイアン

【ミヤG】 前回試打した「APEX アイアン」に続いて、今回は「APEX DCB アイアン」です。ヘッドのサイズは「APEX」よりも少し大きめ。トップブレードは厚めになっていて、グースもしっかり付いています。見た目からして、こちらの「APEX DCB」のほうがやさしそく打てそうに感じますね。 【ツルさん】 モデル名の「DCB」は、ディープ・キャビティ・バックの頭文字だそうです。全体的にファットな印象になっていて、ヘッドはより深低重心化されていそうに見えます。ただし、7番アイアンのロフト角は30度と、そこまでストロングロフトではなく、「APEX」と比べて0.5度しか立っていません。それで弾道が...
2021/03/29新製品レポート

タングステン激増でやさしさアップ! キャロウェイ APEX アイアン

【ミヤG】 キャロウェイのAPEXアイアンシリーズは3つのモデルで展開されています。最もスタンダードなタイプが今回試打する「APEX アイアン」。ボディ素材は軟鉄、フェース素材はステンレス、ヘッド内部にも異素材が組み込まれているハイテクなアイアンです。 【ツルさん】 アスリート好みのすっきりとしたヘッド形状を保ちながら、キャロウェイ独自のテクノロジーによって使いやすさを重視した設計がAPEXシリーズの特徴です。最新作では、前作よりもヘッド内部のタングステン重量が大幅に増やされています。AIを使って偏肉設計したフェースを採用しているのもポイントですね。 【ミヤG】 構えてみると、ヘッドは大き...
2015/08/06新製品レポート

「名器のDNAを受け継ぐ最新UT」キャスコ POWER TORNADO 08

【ミーやん】キャスコのPOWER TORNADOは、やさしいユーティリティの代名詞的な存在。その最新モデルが8代目となる『POWER TORNADO 08』です。まず目を引くのが、クラウン部分に描かれたイエローのグラフィック。なんだか、亀の甲羅みたいですね。 【ツルさん】ターゲットに対して、まっすぐ構えやすくするためのアライメントラインでしょう。でも、慣れるまでは少し気になるかもしれませんね。ミーやんが亀なんて言うから、もう亀にしか見えなくなってしまいました。ホントにもう! 【ミーやん】このクラブは、「HOT LIST JAPAN 2015」でシルバー賞を獲得しています。クラウンだけでなくヘッ...
2021/08/09新製品レポート

高く上がって直進性もいい飛び系 ブリヂストンの未発表アイアン「213HF」

【ミヤG】 今回試打するのは、現時点(8月9日)ではまだ正式発表されていないブリヂストンの新アイアンです。ヘッドに記されているモデル名は「213HF」となっています。ヘッドサイズは大きめで、ソール幅も広め。まっすぐにやさしく打てそうなモデルですね。 【ツルさん】 バックフェースを見ると、ウッドに採用されているブリヂストンの独自テクノジー「サスペンション・コア」が搭載されているようです。「FORGED」の刻印が見てとれるので、おそらくボディのみが鍛造製造、フェースには反発性が高い素材が使われているのだと推測できます。モデル名から察するに「ツアーB JGR HF3 アイアン」の後継モデルのように...
2021/10/18新製品レポート

曲がりを恐れず強振できる直進番長 ヤマハ RMX VD59 ドライバー

【ミヤG】 ヤマハの「RMX VD59 ドライバー」は、ヘッドの慣性モーメントをルール上限値(5900g・cm2)にまで高めるように設計されたモデルです。構えてみると、とにかくヘッドがデカい! ヘッド体積は460ccなんですが、後方側に引き伸ばされているようなヘッド形状になっているぶん、投影面積がめちゃ大きいです。 【ツルさん】 前作にあたる「RMX 220 ドライバー」も投影面積の大きいヘッドで、5760g・cm2という高慣性モーメントを達成していました。新作の「RMX VD59」では、さらに5820g・cm2まで引き上げられていて、まさにルール上限ギリギリになっています。それだけではなく、...
2017/10/02新製品レポート

「先端が硬くてブレない」グラファイトデザイン ツアー AD IZ

機敏すぎず、叩けるフィーリングが絶妙 【ミーやん】グラファイトデザインの新シャフト『ツアーAD IZ』は、ツアープロに根強い人気を誇る『ツアーAD PT』と『ツアーAD DI』のシャフト特性を融合したモデルとのことです。カラーリングには、シリーズで初めてのマットブラックが採用されています。ちなみにモデル名のIZは「Into the zone」の頭文字です。 【ツルさん】モデル名の由来までよく知っていますねぇ、と感心しかけたのですが、シャフトのIZの文字の下に、そのワードが小さくプリントされているんですね(笑)。これも従来モデルになかったツアーADの新たな試みですね。 【ミーやん】試打シャフ...
2016/10/20新製品レポート

「スピーディーで振り遅れづらい」グラファイトデザイン Tour AD TP

【ミーやん】新モデルは『Tour AD TP』という名称です。TPとは「Tour proven」の略で、「ツアーでの実績がありまっせ!」という意味だそうです。デザインも変更されて、特徴的なシマ模様を踏襲しつつ、Tour ADのロゴもリニューアル。全体的には落ち着いた薄いグレーのカラーリングです。 【ツルさん】『Tour AD TP』は、この秋に発売される最新クラブのカスタムシャフトとしてラインアップされているだけに、注目しているゴルファーも多いでしょう。聞くところによると、プロに人気のDIシリーズの進化版とのことで、弾きが良くなっているそうです。ちなみに石川遼プロは、こちらのTPシリーズの6(...
2014/11/06新製品レポート

「藤田プロが監修した新アイアン」ヤマハ インプレス RMX ツアーモデル CB アイアン

【ミーやん】こちらは、RMXシリーズの新しいツアーモデルアイアン。藤田寛之プロが監修した、こだわりのモデルだそうです。昨年度のツアーモデルは「MB(マッスルバック)」と「CB(キャビティバック)」の2モデルでしたが、2015年度はこの「CB」と「PB(ポケットキャビティ)のラインアップになっています。 【ツルさん】昨年度の『RMX ツアーモデル MB アイアン』は、「藤田マッスル」という別名でしたが、その藤田プロも調子が悪いときは、試合ではキャビティを使っていたみたいです。安心感という意味では、やはりプロレベルでもハーフキャビティぐらいが、ちょうどいいんでしょうね。 【ミーやん】ヤマハのアイア...
2021/07/05新製品レポート

三浦技研製のちょい飛びフォージド プロギア 00 アイアン

【ミヤG】 「00 アイアン」は、プロギアのカスタムオーダー専用モデル。プロギア直営店と試打会などでのみ発注できるアイアンとなっています。トップブレードが薄めで、とてもシャープな雰囲気のモデルですね。 【ツルさん】 ヘッドは軟鉄鍛造の1ピース構造。混ぜ物ナシの本格的なフォージドアイアンです。プロギアは純国産をアピールしていて、プレスリリースには三浦技研製であることが記されています。三浦技研という名前を聞いただけで、食指が動いてしまうゴルファーも多いのでは?(笑) さっそく試打してみましょう! 【ミヤG】 打感はめちゃいい! ミスヒットしたときには飛距離が落ちてしまいますが、マッスルバックほ...
2012/11/05新製品レポート

「カーボンクラウンで強弾道」プロギア iD nabla black フェアウェイウッド

【ミーやん】アスリート向けに開発されたナブラのブラックシリーズ。フェアウェイウッドにはカーボンクラウンが採用されていて、ボディはステンレス、フェースはマレージング。素材からして飛ばせそうなモデルですね。 【タッキー】小ぶりで絞まったヘッドと、うっすらと見えるクラウンの編み目模様がイイ感じ。いかにも低重心で強い球が打てそうな雰囲気だね。さっそくミーやんから打ってみてよ。 【ミーやん】むむっ、シャフトがしっかりしてますねぇ。構えるとフェース面は見えるんですが、球が上がってくれません。スライスばっかりですよぅ(泣)。これほどハードとは・・・。 【タッキー】前へ前へとボールが飛ぶタイプのフェアウェイウ...
2019/02/25新製品レポート

弾道調整機能でさらに直線的に飛ばせる!ピン G410 PLUS ドライバー

【ミヤG】 ピンの新しいドライバーには弾道調整機能が新たに搭載されました。ソール後方に16gのウェイトがひとつ付いていて、標準の状態では中央(ニュートラル)になっていますが、トウ寄り(フェード設定)やヒール寄り(ドロー設定)に付け替えることができます。 【ツルさん】 メーカー発表によると、ウェイト位置を変えることで左右10ヤードの方向性を調整できるそうです。ひとまず、標準のウェイト位置で試打してみましょう! 【ミヤG】 僕はもともとピンのドライバーが好きで長年使っていますが、今回の新作もヘッドはオールチタン素材でマットブラックの塗装。見た目にもカッコいいです。前作の「G400 ドライバー」...
2021/04/26新製品レポート

つかまりが良くて飛ばしやすい! タイトリスト TSi1 ドライバー

【ミヤG】 タイトリストのTSiシリーズに2つの新モデルが追加発売されました。軽量設計モデルの「TSi1 ドライバー」と低スピンモデルの「TSi4 ドライバー」です。 【ツルさん】 今回試打する「TSi1」は、標準シャフトでクラブ重量がなんと273グラム(フレックスS)。前作「TS1 ドライバー」よりもさらに軽量化されています。フェースにはタイトリストしか使えないという新素材「ATI425 チタン」が採用されているのも特徴ですね。 【ミヤG】 構えてみると、フェースアングルはスクエア。投影面積も大きめで安心感があります。ヒール側のふくらみが大きくて、個人的にはここが気になりますね。もうちょ...
2020/11/23新製品レポート

これぞタイトリストの真骨頂! TSi3 ドライバー

【ミヤG】 「TSi3 ドライバー」のヘッド体積は、カタログ値では460ccとなっていますが、投影面積は小さめ。ヘッドシェイプがとてもキレイな男前のヘッドです。久しぶりにこういう小ぶりのドライバーを見た気がします(笑) 【ツルさん】 構えた感じだと、445ccぐらいに見えますよね。フェース面のバルジ(左右方向の丸み)が見えて、トラディショナルかつオーセンティックな印象を受けます。長年ゴルフをやってきた人や、上級者が好みそうなヘッドシェイプです。見た目は少し難しそうにも感じるけれど、この現代的な洋ナシ形状の美しさには惚れ惚れしちゃいます。 【ミヤG】 打ってみると、打感がやわらかい! 「シュ...
2020/11/16新製品レポート

新素材フェースと構えやすさが魅力 タイトリスト TSi2 ドライバー

【ミヤG】 タイトリストからウッドの新シリーズが登場しました。「TSi」という新たな名称になって、「TSi2 ドライバー」と「TSi3 ドライバー」という2モデルの1Wが同時発売されています。今回試打するのは「TSi2」のほう。どんな特徴があるモデルなんですかね? 【ツルさん】 従来からの流れでいうと、モデル名に数字の「2」が付くのは直進性と寛容性を優先したモデル、「3」は小ぶりなヘッド形状と操作性を重視したモデルとなっています。新しい「TSi」シリーズでもそれは同じですね。新しいテクノロジーとして、両モデルにはフェース素材に「ATI 425」という航空宇宙素材が使われているのがいちばんの特...
2019/01/23新製品レポート

構えやすくて打感もいいオデッセイの高級ライン トゥーロン サンフランシスコ パター

【ミヤG】 「トゥーロン」というのは、オデッセイの新しいシリーズなんですね。少し光沢がありつつ深みのあるチャコールブラックのヘッドは、高級感があってとてもキレイです。 【ツルさん】 もともとテーラーメイドでパターを開発していたショーン・トゥーロン氏が、独立して起こしたのがパターメーカーの「トゥーロン デザイン」。2016年にキャロウェイがそれを会社ごと買収して、ついにオデッセイから「トゥーロン パター」という新ラインが登場することになりました。価格帯からして、おそらく“打倒・キャメロン”のシリーズなんでしょう。 【ミヤG】 インサートのない金属フェースで、打つと「コツッ」という高めの音がし...