2021/03/01新製品レポート

扱いやすさと低スピン性能を両立 キャロウェイ エピック MAX LS ドライバー

【ミヤG】 「エピック MAX LS ドライバー」は、前回試打した「エピック MAX ドライバー」の低スピン・バージョンといえるモデルですね。これまで低スピンモデルには「サブゼロ」というモデル名が付けられていましたが、今シリーズでは「LS」になっています。 【ツルさん】 低スピンが打てるモデルは、一般的には上級者向けと位置付けられていて、ヘッドが小ぶりで操作性を高めたモデルが多いです。けれど、この「エピック MAX LS」は投影面積が大きく、寛容性を優先して設計されているのが面白いところですね。 【ミヤG】 スタンダードな「エピック MAX」と見比べると、ヘッドは少しだけ引き締まってみえるし、...
2021/03/08新製品レポート

球が右に逃げない安定系モデル テーラーメイド SIM2 MAX-D ドライバー

【ミヤG】 「SIM2 MAX-D ドライバー」は、ドローバイアス設計が特徴のモデルです。以前に試打した「SIM2 MAX ドライバー」は、僕が打つとプッシュスライスばかりでした。なので、この「D」には期待しています! 【ツルさん】 ヘッドシェイプは、ほかの2モデルと見比べてもほとんど変わりません。「SIM2 MAX-D」には少しだけアップライト感があって、フェースのトウ側が若干ですが、左を向いているようには感じます。けれど、あからさまに左にしか飛ばない、っていう雰囲気がなくて好印象ですね。 【ミヤG】 僕は引っかけグセがありますが、すんなりアドレスできるヘッド形状です。打ってみると、なんだか...
2021/06/14新製品レポート

つかまりの良さと高初速で飛ばせる コブラ キング RADSPEED XD ドライバー

【ミヤG】 今回試打する「キング RADSPEED XD ドライバー」は、ドローを打ちやすいように設計されたモデルですね。 【ツルさん】 ヒール側に10グラムの固定ウェイトが搭載されていて、ヘッドターンをさせやすくなっています。アドレスしてヘッドを見下ろすと、若干ですが、シリーズのほかの2モデルよりもフェースが左を向いているようにも感じます。見た目でも球をつかまえやすそうです。 【ミヤG】 打ってみると、ヘッドの設計意図どおりにドローを打ちやすいです。兄弟モデルの「キング RADSPEED XB ドライバー」を打ったときは、たまに右へのスッポ抜けが出ていましたが、このモデルなら右に出てから左に...
2018/02/14新製品レポート

高初速が出る“飛び系UT” キャロウェイ ローグ スター ユーティリティ

ヘッド形状が気に入れば、即買いしていいレベル 【ミーやん】 前回試打した『ローグ スター フェアウェイウッド』は、ボールスピードが速くて、ツルさんが絶賛する“ぶっ飛び”のクラブでしたね。今回の「ローグ スター ユーティリティ」はどうなんでしょうか? こちらにもフェースの裏側に2本の柱を備えた「ジェイルブレイク・テクノロジー」が搭載されています。 【ツルさん】 どれぐらい飛ばせるのか楽しみなクラブです。構えてみると、従来からのキャロウェイらしいヘッド形状をしています。リーディングエッジがあまり前に出ていないので、アイアンのように構えやすいタイプです。では、僕の楽しみは後回しにして、先にミーやん...
2021/09/27新製品レポート

振りやすさを調整できる中空アイアン オノフ フォージド アイアン KURO(2021年)

【ミヤG】 オノフの黒シリーズがモデルチェンジして、アイアンも新モデルになりました。「オノフ フォージド アイアン KURO」は前作(2019年モデル)と同じ中空構造のヘッドで、トウ側に丸形のウェイトを搭載しています。 【ツルさん】 このウェイトは付け替え式になっていて、別売のウェイトを使うとバランス(スイングウェイト)を調整できるようになっています。こういうウェイトを搭載できるのも中空構造ならではの長所ですよね。まずは、標準設定(4g)のまま試打してみましょう。 【ミヤG】 アスリート向けアイアンと考えると、少し大きめのヘッドでトップブレードも厚め。けれど、全体的に角張っている印象があっ...
2021/02/15新製品レポート

初速を出しやすくて見た目よりやさしい キャロウェイ エピック SPEED ドライバー

【ミヤG】 新しいエピックシリーズには、ドライバーが3モデル用意されています。今回試打する「エピック SPEED ドライバー」は、構えてみるとヘッドが小ぶり。シャープな雰囲気がありますね。 【ツルさん】 ヘッド形状は、昨年に発売された「マーベリック ドライバー」に近いかな。投影面積の大きいシャローバックではなく、ハイバックになっているのが特徴です。大型ヘッドらしい見た目のやさしさを求める人には抵抗感があると思いますが、昔からゴルフに親しんでいる人には構えやすそうなヘッドです。 【ミヤG】 さっそく打ってみたのですが…、僕にはどうも打ちにくい。ヘッドの操作性が良くて、持ち球のドローをちゃんと...
2020/07/20新製品レポート

高初速とハイドローで飛ばしたい人に プロギア RS ドライバー

【ミヤG】 プロギアのRSシリーズといえば、フェースの反発性能をルール上限ギリギリまで向上してきた先駆者です。新しい「RS ドライバー」は、ギリギリの高初速エリアを広げるだけでなく、芯で打てばさらに飛ぶような設計になっているそうです。でも、それってどういうこと? 【ツルさん】 フェースの最大たわみ点、フェース面上の重心点、フェースの最高反発点、フェースセンターという4つのポイントを1箇所に集めることによって、芯でヒットしたときには爆発的に飛ばせるのだとか。それに加えてこの新作ドライバーでは、フェース裏側がCNCミルド(コンピュータ制御による切削)加工されていて、従来よりも高精度なフェース肉厚...
2020/07/27新製品レポート

標準シャフトでしっかり叩ける プロギア RS F ドライバー

【ミヤG】 プロギアのRS5シリーズにはドライバーが3種類も用意されています。前回試打した「RS ドライバー」は、予想外の球つかまりの良さに僕はビックリしましたが(笑)、今回はフェードを打ちやすいとされている「RS F ドライバー」。僕自身はこちらのほうがうまく打てるんじゃないかと期待しています! 【ツルさん】 RS5シリーズのドライバーヘッドに採用されているテクノロジーは、3モデルともに同じ。ですが、装着されている標準シャフトがそれぞれ違っていて、こちらの「RS F ドライバー」にはツアーADのオリジナル仕様が採用されています。構えてみると、「RS ドライバー」よりもヘッドの投影面積が小さ...
2017/10/05新製品レポート

「まるでピンポン球のような飛び」キャロウェイ GBB エピック スター アイアン

思わず笑ってしまうぐらいにボールがすっ飛ぶ 【ミーやん】『GBB エピック スター アイアン』は、キャロウェイが持つ最先端のテクノロジーを注入して作った飛び系アイアン。少しグースが付けられたヘッドは、やさしさが感じられるセミラージサイズ。フェース長が短めなので、構えたときの見た目はすっきりとしていますね。 【ツルさん】このモデルは開発期間や予算を制限せずに、開発者自身が自分で使いたいものを作った究極のアイアンだそうです。その開発コンセプトは、なんだかPXGのクラブを想起させますよね。PXGほどではないですが、価格設定も高めです。周りのゴルフ関係者からは「スゴイ飛ぶ!」とのウワサを聞いています...
2017/12/10新製品レポート

やさしさが身に染みる タイトリスト VG3 ドライバー

9.5度と10.5度の両方を試すべき! 【ミーやん】 新しいVG3シリーズのドライバーが12月22日に発売になります。ということで、いち早く試打をしますよ! ドライバーは1モデル展開なのですが、ロフト角によってヘッド形状と重心位置が変えられています。今回試打する10.5度は、構えたときに「おっきい!」と声が出してしまうぐらい平べったい丸型ヘッドです。 【ツルさん】 ロフト角9.5度のモデルは、もう少しヘッド後方がすっきりしたシャープなヘッド形状になっています。僕は以前に9.5度と10.5度の両方をコースで試打しましたが、もっぱら球が強い9.5度ばかりを使っていました。917シリーズ比べると、...
2021/04/05新製品レポート

やさしさと飛びを重視したい人に キャロウェイ APEX DCB アイアン

【ミヤG】 前回試打した「APEX アイアン」に続いて、今回は「APEX DCB アイアン」です。ヘッドのサイズは「APEX」よりも少し大きめ。トップブレードは厚めになっていて、グースもしっかり付いています。見た目からして、こちらの「APEX DCB」のほうがやさしそく打てそうに感じますね。 【ツルさん】 モデル名の「DCB」は、ディープ・キャビティ・バックの頭文字だそうです。全体的にファットな印象になっていて、ヘッドはより深低重心化されていそうに見えます。ただし、7番アイアンのロフト角は30度と、そこまでストロングロフトではなく、「APEX」と比べて0.5度しか立っていません。それで弾道が...
2021/03/29新製品レポート

タングステン激増でやさしさアップ! キャロウェイ APEX アイアン

【ミヤG】 キャロウェイのAPEXアイアンシリーズは3つのモデルで展開されています。最もスタンダードなタイプが今回試打する「APEX アイアン」。ボディ素材は軟鉄、フェース素材はステンレス、ヘッド内部にも異素材が組み込まれているハイテクなアイアンです。 【ツルさん】 アスリート好みのすっきりとしたヘッド形状を保ちながら、キャロウェイ独自のテクノロジーによって使いやすさを重視した設計がAPEXシリーズの特徴です。最新作では、前作よりもヘッド内部のタングステン重量が大幅に増やされています。AIを使って偏肉設計したフェースを採用しているのもポイントですね。 【ミヤG】 構えてみると、ヘッドは大き...
2015/08/06新製品レポート

「名器のDNAを受け継ぐ最新UT」キャスコ POWER TORNADO 08

【ミーやん】キャスコのPOWER TORNADOは、やさしいユーティリティの代名詞的な存在。その最新モデルが8代目となる『POWER TORNADO 08』です。まず目を引くのが、クラウン部分に描かれたイエローのグラフィック。なんだか、亀の甲羅みたいですね。 【ツルさん】ターゲットに対して、まっすぐ構えやすくするためのアライメントラインでしょう。でも、慣れるまでは少し気になるかもしれませんね。ミーやんが亀なんて言うから、もう亀にしか見えなくなってしまいました。ホントにもう! 【ミーやん】このクラブは、「HOT LIST JAPAN 2015」でシルバー賞を獲得しています。クラウンだけでなくヘッ...
2021/08/09新製品レポート

高く上がって直進性もいい飛び系 ブリヂストンの未発表アイアン「213HF」

【ミヤG】 今回試打するのは、現時点(8月9日)ではまだ正式発表されていないブリヂストンの新アイアンです。ヘッドに記されているモデル名は「213HF」となっています。ヘッドサイズは大きめで、ソール幅も広め。まっすぐにやさしく打てそうなモデルですね。 【ツルさん】 バックフェースを見ると、ウッドに採用されているブリヂストンの独自テクノジー「サスペンション・コア」が搭載されているようです。「FORGED」の刻印が見てとれるので、おそらくボディのみが鍛造製造、フェースには反発性が高い素材が使われているのだと推測できます。モデル名から察するに「ツアーB JGR HF3 アイアン」の後継モデルのように...
2021/10/18新製品レポート

曲がりを恐れず強振できる直進番長 ヤマハ RMX VD59 ドライバー

【ミヤG】 ヤマハの「RMX VD59 ドライバー」は、ヘッドの慣性モーメントをルール上限値(5900g・cm2)にまで高めるように設計されたモデルです。構えてみると、とにかくヘッドがデカい! ヘッド体積は460ccなんですが、後方側に引き伸ばされているようなヘッド形状になっているぶん、投影面積がめちゃ大きいです。 【ツルさん】 前作にあたる「RMX 220 ドライバー」も投影面積の大きいヘッドで、5760g・cm2という高慣性モーメントを達成していました。新作の「RMX VD59」では、さらに5820g・cm2まで引き上げられていて、まさにルール上限ギリギリになっています。それだけではなく、...
2017/10/02新製品レポート

「先端が硬くてブレない」グラファイトデザイン ツアー AD IZ

機敏すぎず、叩けるフィーリングが絶妙 【ミーやん】グラファイトデザインの新シャフト『ツアーAD IZ』は、ツアープロに根強い人気を誇る『ツアーAD PT』と『ツアーAD DI』のシャフト特性を融合したモデルとのことです。カラーリングには、シリーズで初めてのマットブラックが採用されています。ちなみにモデル名のIZは「Into the zone」の頭文字です。 【ツルさん】モデル名の由来までよく知っていますねぇ、と感心しかけたのですが、シャフトのIZの文字の下に、そのワードが小さくプリントされているんですね(笑)。これも従来モデルになかったツアーADの新たな試みですね。 【ミーやん】試打シャフ...
2016/10/20新製品レポート

「スピーディーで振り遅れづらい」グラファイトデザイン Tour AD TP

【ミーやん】新モデルは『Tour AD TP』という名称です。TPとは「Tour proven」の略で、「ツアーでの実績がありまっせ!」という意味だそうです。デザインも変更されて、特徴的なシマ模様を踏襲しつつ、Tour ADのロゴもリニューアル。全体的には落ち着いた薄いグレーのカラーリングです。 【ツルさん】『Tour AD TP』は、この秋に発売される最新クラブのカスタムシャフトとしてラインアップされているだけに、注目しているゴルファーも多いでしょう。聞くところによると、プロに人気のDIシリーズの進化版とのことで、弾きが良くなっているそうです。ちなみに石川遼プロは、こちらのTPシリーズの6(...
2014/11/06新製品レポート

「藤田プロが監修した新アイアン」ヤマハ インプレス RMX ツアーモデル CB アイアン

【ミーやん】こちらは、RMXシリーズの新しいツアーモデルアイアン。藤田寛之プロが監修した、こだわりのモデルだそうです。昨年度のツアーモデルは「MB(マッスルバック)」と「CB(キャビティバック)」の2モデルでしたが、2015年度はこの「CB」と「PB(ポケットキャビティ)のラインアップになっています。 【ツルさん】昨年度の『RMX ツアーモデル MB アイアン』は、「藤田マッスル」という別名でしたが、その藤田プロも調子が悪いときは、試合ではキャビティを使っていたみたいです。安心感という意味では、やはりプロレベルでもハーフキャビティぐらいが、ちょうどいいんでしょうね。 【ミーやん】ヤマハのアイア...
2021/07/05新製品レポート

三浦技研製のちょい飛びフォージド プロギア 00 アイアン

【ミヤG】 「00 アイアン」は、プロギアのカスタムオーダー専用モデル。プロギア直営店と試打会などでのみ発注できるアイアンとなっています。トップブレードが薄めで、とてもシャープな雰囲気のモデルですね。 【ツルさん】 ヘッドは軟鉄鍛造の1ピース構造。混ぜ物ナシの本格的なフォージドアイアンです。プロギアは純国産をアピールしていて、プレスリリースには三浦技研製であることが記されています。三浦技研という名前を聞いただけで、食指が動いてしまうゴルファーも多いのでは?(笑) さっそく試打してみましょう! 【ミヤG】 打感はめちゃいい! ミスヒットしたときには飛距離が落ちてしまいますが、マッスルバックほ...