2003/07/09米国男子

米国男子グレーターミルウォーキーOP プレビュー

今週開催の「グレーターミルウォーキーオープン」。ディフェンディング・チャンピオンのローレン・ロバーツは、この大会が大好きで常連だという。 ローレン・ロバーツ 「1981年以降の22年間、この試合だけは欠かさず参戦しているんだ。大好きなんだよね。この町も好きだし、だからここでの成績もいい」 新顔で登場するのはジョニー・ミラーの息子、アンディ・ミラーと最近ピンと契約を結んだばかりのルーキー、ハンター・メイハンが出場する。 アンディ・ミラー 「ここの評判はツアーの中でも一番いいよね。地元の方々が温かく迎えてくれるし、ゴルフ以外にも食べ物や他のスポーツとか楽しみがいっぱいなんだって」 ハンター・メイハ...
2002/10/28米国男子

PGA「ビュイック・チャレンジ」最終日

こちらも小雨の降りしきる中行われた「ビュイック・チャレンジ」最終日。ジョン・ヒューストンと初日のリーダー、ティム・ヘロンが20アンダーで首位タイ。デビッド・トムズと「NEC招待」で優勝したクレイグ・パリーが1打差、「ビュイッククラシック」で優勝したクリス・スミスとルーキーのジョナサン・バードが2打差で追いかけるという構図になっていた。 3日目に61をマークして首位に踊り出たジョン・ヒューストンは13番で短いパーパットを外すなど前日の好調さを欠いて最終日70と後退。変わって飛び出してきたのが、首位に6打差でスタートしたフィル・ミケルソン。ピンをガツガツと攻めるアグレッシブなゴルフで63をマーク...
2002/02/28米国男子

PGA「ジェニュイティー・チャンピオンシップ」練習ラウンド

フロリダ・スイング(フロリダ州で連週開催される毎年恒例トーナメントの数々)の1発目となる「ジェニュイティー・チャンピオンシップ」。開催コースのドラールCCは名門として名高いが、ここ最近はビッグネームの集まりも悪く、少々寂しさのある大会だった。しかし今年は違う。タイガーを始めとして世界ランキング(WR)トップ10のうち8名が参戦。久々に期待の沸く大会となりそうだ。 セルヒオ・ガルシア(WR4位)「タイガーだけじゃないよ。エルスにデュバルにグーセンに、いわゆるトップが集結している。かなりハイレベルな面白い戦いになるはずさ。」 デビッド・トムズ(WR7位)「一流たちの多くがフロリダを拠点にしているか...
2002/02/13米国男子

PGAツアー「ニッサン・オープン」プレビュー

先週の「ビュイック招待」開催コースのトーリーパインズCC同様、今週の「ニッサン・オープン」の開催コース、リビエラCCも2008年の「全米オープン」開催コースとして名乗りを上げている。それだけに、今週の大会での「評価」にゴルフ界は注目。 このリビエラCCが最後にメジャーを開催したのは、1995年の「全米プロ選手権」。昨年の「ニッサン・オープン」が6人によるプレイオフ(優勝はロバート・アレンビー)と白熱した試合だっただけに、リビエラCCが2008年候補として有利と目されているが...。すべては今週の「出来映え」にかかっている様子。 参戦予定選手:マーク・カルカベッキア、ジョン・デーリー、デビッド・...
2002/04/27米国男子

PGAツアー「グレーター・グリーンズボロ」初日

ディフェンディング・チャンピオンのスコット・ホークを欠いた形で始まった今年の「グレーター・グリーンズボロ」。注目の親子の、ジェイ・ハースは午前スタートで(69)と好調な出だし。しかしそんな自分の好スコアより、午後からはギャラリーとして、今回スポンサー招待で「親子出場」を果たしたアマチュア(大学2年)の息子ビルの様子を心配そうに眺めていた。そんな父の心配をよそに息子は13番でバーディ。初日を(74)で終えている。 首位はバックナインの13番から5連続バーディと猛チャージをかけたマーク・カルカベッキア。2位のポール・スタンコウスキーもバックナインで6つのバーディを奪ったが、1歩及ばず。 マーク・カ...
2002/05/31米国男子

米国男子ツアー「ケンパーインシュアランス・オープン」初日

今年のケンパーインシュアランス・オープンは、世界ランキングのトップ20のうち、参戦はクリス・ディマルコのみ。ツアー未勝利の選手にとっては初優勝へのチャンスが大きい大会といえる。 初日に首位に立ったのはツアー未勝利のフランクリン・ランガム。後半に5連続バーディを奪い、コースレコードタイの63で単独8アンダー。2打差の2位にボブ・エステス。クリス・ディマルコを含む3位タイグループは5人の団子状態。さらにその1打差の8位に、グレッグ・ノーマン、ブライス・モルダー、田中秀道らが4アンダーで大きな集団となっている。 フランクリン・ランガム(-8・63) 「ラウンド終了後までコースレコードのことは気がつか...
2002/06/07米国男子

米国男子ツアー「ビュイック・クラシック」初日

タイガー・ウッズを除く世界ランキング上位9名が参戦している「ビュイック・クラシック」。ついに来週に迫った全米オープン開催コースのベスページに程近いことと、コースコンディションなどが似ていることから、メジャーへの最終調整地として選ばれている。 世界ランキング2位のフィル・ミケルソンは序盤4ホールで2アンダーと快調な出だしだったが、5番パー5でグリーン脇のラフからのチッピングをミスしバンカーへ。1メートルのパーパットがカップに嫌われボギー。その後、8番でもチップショットで痛いミス。かなりショートしてボギーと、5番から4ホールで3ボギーでズルズルと後退してしまう。 9バーディ2ボギーで唯一64をマー...
2002/05/27米国男子

米国男子ツアー「メモリアル」最終日

過去4年間ではじめて最終日のリーダーボードにタイガー・ウッズの名前がない。タイガーは優勝争いからは遠いグループ中盤でプレー。しかしタイガー抜きでも最終日はかなりの見ごたえのあるものだった。 3日目までの首位、ボブ・ツエーは短いパーパットを外すなど、最後まで調子をつかめず優勝争いから脱落。代わってハリソン・フレーザー、ビジェイ・シン、デビッド・デュバル、ジム・フューリックらが代わる代わる主役を務める忙しい日となった。その中、フューリックは15番でバンカーからの3打目を直接カップインしイーグルを決めるなど、後半に入ってから爆発力を見せつけ、2位以下に2打差をつけ14アンダーで優勝をさらった。 ◇試...
2002/08/08米国男子

米国男子ツアー「ビュイック・オープン」プレビュー

タイガーを含む世界ランキング・トップ10のうち5名が参戦している今年の「ビュイック・オープン」。多くが来週の「全米プロ選手権」への最終調整として考えているようだ。ドナルド・ロスの弟子、ジェームズ・ギルモア・ハリソン設計のウォーウィックヒルズGCは伝統的なフェアウェイの両サイドを樹々が囲むレイアウト。ロースコアの出しやすいこのコースは昨年、ケニー・ペリーが25アンダーというスコアで優勝している。 クリス・ディマルコ 「ロングヒッターに適したコースで、ペリーは飛ばし屋だからね。彼は昨年の最終日に16番パー5で、4番だか6番アイアンでグリーンオンして2パットでのバーディを決めてた。その飛ばせる距離が...
2002/08/01米国男子

米国男子ツアー「ジ・インターナショナル」プレビュー

通常のストロークプレーでのアンダーパーを競う試合と違った計算式で争われるジ・インターナショナル。ポイントが高い方が優勝できるという仕組みに戸惑いつつも、いつもと違う雰囲気を新鮮に感じる選手が多いといわれる。イーグルには5点、バーディには2点、パーは0点、ボギーは-1点、ダブルボギー以上は-3点というポイントになっている。このポイントを競いながら、コロラド州で最も美しいとされるキャッスルパインズで世界ランキング上位10名中の6人を含む強豪たちが戦う。 参戦選手の世界ランキング筆頭は2位のフィル・ミケルソン。この大会で唯一2勝を挙げている選手だ。 フィル・ミケルソン 「この大会が大好きなんです。と...
2018/04/16記録

<記録・米国男子>日本人選手の歴代優勝

年度 選手名 大会名 1983年 青木功 ハワイアンオープン 2001年 丸山茂樹 グレーター・ミルウォーキー・オープン 2002年 丸山茂樹 ベライゾン・バイロンネルソン・クラシック 2003年 丸山茂樹 クライスラー・クラシック・オブ・グリーンズボロ 2008年 今田竜二 AT&Tクラシック 2014年 松山英樹 メモリアルトーナメント 2016年 松山英樹 ウェイストマネジメント フェニックスオープン 2016年 松山英樹 WGC HSBCチャンピオンズ 2017年 松山英樹 ウェイストマネジメント フェニックスオープン 2017年 松山英樹 WGCブリヂストン招待 2018年 小平智...
2013/09/24米国男子

2013年シーズンのPGAベストシーン

米国ツアーでは毎年、記憶に残る名場面が生まれる。個人的な2013年シーズンのベストシーンを選出したので、ご紹介しよう。 ショット・オブ・ザ・イヤー:アダム・スコット「マスターズ」 「マスターズ」のプレーオフセカンドホールで12フィートのバーディパットを決めたアダム・スコットは、グリーンジャケットに袖を通した史上初のオーストラリア人選手となった。しかし、勝利を決めたバットの約2倍の距離から決めた、決着をプレーオフに持ち込んだバーディパットこそが忘れられない。スコットは大会の72ホール目で20フィートのバーディパットを沈め、スコットの後のグループでラウンドしていたアンヘル・カブレラ(アルゼンチン...
2004/05/27米国男子

PGAツアー「FedExセントジュード・クラシック」プレビュー

昨年のディフェンディング・チャンピオン、デビッド・トムズは今週の参戦選手の中で、ランクトップ(世界ランキング16位)。 デビッド・トムズ 「考えないようにしているけど、プレッシャーがあるね。僕は明暗どちらも経験しているからね。連覇を狙うはずが予選落ちしたり、連覇を達成できたり。やはり連覇に関しては難しいよ」 ランク上はデビッド・トムズだが、人気では上を行くのが開催コースの近所に住むジョン・デーリー。 ジョン・デーリー 「地元だけになんだかプレッシャーがあるね。でもここでは良い結果も出せてきているから、前向きには考えているよ。ただここのグリーンには苦戦させられてるんだ」 歴史のある大会だけに、選...
2004/05/28欧州男子

ボルボPGA選手権/エルスにインタビュー

アーニー・エルス(首位・8アンダー) 「どんな試合でもこんなスタートが切れたら最高だね。ほとんどミスもなく、トラブルに遭遇することもなく、思いどおりにプレーできた。それに久々パットが決まってくれたね。このコースをノーボギーでラウンドできたのはとても嬉しい」...
2003/10/22米国男子

PGAツアー「フナイクラシック・アット・ウォルト・ディズニー」プレビュー

ホスト役のタイガーには、バイロン・ネルソンが打ち立てた113回連続予選突破という記録に並ぶ期待がかかる。今週は、相棒でキャディのスティーブ・ウィリアムスにニュージーランドで趣味のカーレースに出場できるように休暇を与えた。代わってタイガーのキャディを勤めるのは長年の友人ブライアン・ベル。前回ブライアンがキャディを勤めた1998年の「ビュイック招待」でタイガーは優勝しているだけに、スティーブでなくてもネルソン卿の記録に並ぶチャレンジは心配なさそうだ。 タイガーの狙う数字は113だが、シーズンも残すところ数週間ともなると、選手達の頭に浮かぶ数字は125と30。 レティーフ・グーセン(現在28位) 「...
2004/05/06米国男子

PGAツアー「ワコビア選手権」タイガー記者会見

-世界ナンバー1の座を失ったら落胆されますか? タイガー・ウッズ 「落胆しますが、それは僕が優勝できていないということに落胆するんです。99年から毎年優勝を重ねてきたので、ランキングはそれについてきただけ。ですからランキング1位を誰かに奪われるということは、いままでに比べて優勝回数が減ったということですし、また勝ちたいと思っている試合に勝てていないということですからね。いままでは毎年メジャーで勝ってきていました。またWGCでも勝ってきていましたからね」 -ビジェイ・シンについては? タイガー・ウッズ 「彼の実力と才能には充分な賛美を誰もが送るべきだとおもうよ。彼は努力によって、素晴らしいプレー...
2004/04/21米国男子

米国男子ツアー「シェル・ヒューストンオープン」プレビュー

今週テキサス州ヒューストンのレッドストーンGCで開催の「シェル・ヒューストンオープン」。注目はやはり昨年劇的な復活優勝を遂げたフレッド・カプルス。1990年と1998年にもトップ5入りしている相性の良い大会だ。今年で11回目の「シェル・ヒューストン」参戦となるジョン・デーリーは、過去10回の参戦で6回予選を突破。ベストは94年と03年の7位タイ。そのデーリーと新旧「飛ばし屋対決」を繰り広げているハンク・キーニーも3回目の参戦。2003年には2位タイという好成績を残している。2002年、「シェル・ヒューストンオープン」が最後にTPCアット・ウッドランズで開催された時に優勝を飾ったビジェイ・シン。...
2003/08/28米国男子

PGAツアー「ドイツ銀行チャンピオンシップ」プレビュー1

タイガーがホストを務める今季からの新規トーナメント、「ドイツ銀行チャンピオンシップ」。通常のトーナメントは現地の木曜日に初日が始まるが、アメリカのレーバーディ祭日に合わせ、最終日を月曜日にするために、初日は金曜日から。よって選手たちは通常よりも1日多くコースの下見ができる。タイガーも水曜日の午後4時半にコース入りした。 タイガー・ウッズ 「下見はしたけど、まずはフィーリングを得ることが目的。フェアウェイの感じやグリーンの早さを見たんだ。ティショットをどこに打つかとかいった細かい部分は、コースを一度見れば充分だからね」 Par71のアーノルド・パーマー設計コースは7400ヤードを越える広さ。 タ...
2005/02/15米国男子

ミケルソン コメント/米国男子最終日 記録尽くし!

AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ 最終日 -「これで今季2勝目。さらにペブルビーチはプロデビューを果たした大会ですね」 フィル・ミケルソン 「最高の気分ですよ。ペブルビーチでの優勝は感慨深いですし、また2週続けて優勝できたのは今シーズンへの弾みになって嬉しいです」 -「初日の62を他のプロたちは59の価値があると言ってました。ハワイで挙げた59と、先週の60、そして今週の62どのプレーが一番でしたか?」 フィル・ミケルソン 「どれも最高のプレーですよ。3ラウンドともショットは安定していましたし、パットも好調でした。ロースコアをどんどん出せるという状態が楽しくてしょうがなかった。さらに、優...
2004/02/17米国男子

最新版!米国男子ツアーデータ分析

「ビュイック・インビテーショナル」の優勝で100位から一気に6位まで浮上したジョン・デーリー。4月末の「ザ・プレーヤーズ選手権」終わりまでトップ10に留まるか、または世界ゴルフランキングで50位に入れれば、「マスターズ」に出場することができる。 ◇賞金ランキング(ビュイック・インビテーショナル後) 1位:196万ドル=ビジェイ・シン 2位:151万ドル=フィル・ミケルソン 3位:132万ドル=ジョナサン・ケイ 4位:107万ドル=スチュアート・アップルビー 5位:94万3000ドル=アーニー・エルス 6位:90万3000ドル=ジョン・デーリー 7位:62万2000ドル=ハリソン・フレイジャー...