2019/01/30新製品レポート

飛ばせる高弾道ドローがラクに打てる キャロウェイ エピック フラッシュ スター ドライバー

【ミヤG】 AI(人工知能)が導き出したという「フラッシュフェース」が話題の「エピック フラッシュ」のドライバー。今回試打するのは、ネックが固定式になっている「スター」という名前が付くモデルですね。構えてみると、シャローバックのヘッド形状で投影面積が大きくて、安心感は満点。ソールの据わりが良くて、フェースをスクエアに向けやすいのもイイですね。 【ツルさん】 「ローグ スター ドライバー」よりもヘッド後方のストレッチバックが抑えられていて、いくぶんヘッド形状はすっきりして見えます。とはいえ、これでも十分な大型ヘッドですよね(笑)。ネックの調整機能は省かれていますが、ソールの後方には移動式のウェイ...
2020/02/17新製品レポート

打点がズレても飛ばせる新モデル キャロウェイ マーベリック ドライバー

【ミヤG】 キャロウェイは近年、「エピック」とその他のシリーズを毎年交互にリリースしていて、「その他」に当たる今年は「マーベリック」という新シリーズが登場しました。ドライバーには3モデルが用意されていて、今回試打するのは「マーベリック ドライバー」というスタンダードなモデルです。 【ツルさん】 新シリーズの「マーベリック」では、「エピック フラッシュ」で初めて採用されたAI(人工知能)によるフェース設計がさらに進化して、モデル別設計と番手別設計が採用されました。そしてキャロウェイが盛大にアピールしているのが、フェースの広範囲で高初速が得られるようになっているところ。どんなドライバーに仕上がって...
2020/01/27新製品レポート

高弾道のドローでラクに飛ばせる ゼクシオ イレブン ハイブリッド

【ミヤG】 ゼクシオ イレブンのウッド型ユーティリティは、ブルーのクラウンがキレイですね。構えてみると、フェースのトップラインがまっすぐに見えて、クラウンにはそれと平行に段差が付けられています。そのおかげで、スクエアにヘッドをセットしやすく感じます。球がつかまりそうな雰囲気もありますね。 【ツルさん】 今回は兄弟モデルの「ゼクシオ エックス ハイブリッド」も用意してあるので、2つのモデルを打ち比べてみましょう。では、「ゼクシオ イレブン ハイブリッド」からどうぞ! 【ミヤG】 構えたときの印象どおり、球がよくつかまります! 僕はフッカーなので、いつもどおりに打つと左へのミスが出がち。けれど、や...
2020/06/08新製品レポート

“ドローバイアス”のつかまえやすさ テーラーメイド SIM MAX-D ドライバー

【ミヤG】 「SIM MAX ドライバー」は大人気でよく売れているみたいですが、さらに追加モデルとして「SIM MAX-D ドライバー」が発売されました。“D”というのはドローの頭文字なんですよね? 【ツルさん】 過去には「M6 ドライバー」や「M4 ドライバー」にもドローバイアス設計(ドローボールを打ちやすい設計)にした「タイプD」というモデルが存在していて、アメリカ本国では販売されていました。今回、日本で初めての展開となったようです。もともと日本には「グローレ」という、球のつかまりが良いシリーズがあったので、これまではあえて投入していなかったのでしょう。そんな事情はさておき、まず「SIM ...
2020/06/29新製品レポート

“すっきり顔”でやさしく操作できる キャロウェイ マーベリック プロ アイアン

【ミヤG】 「マーベリック プロ アイアン」は、シリーズで最もヘッドが小ぶり。トップブレードも薄めになっていて、オフセットが少ない。個人的にはいちばん構えやすく感じます。7番アイアンのロフト角は30.5度。今どきのアイアンとしては標準的なロフト設定ですね。 【ツルさん】 見た目はシャープにまとめられていますが、ヘッド内部にはキャロウェイのハイテクがぎっしりと詰め込まれています。タングステン・エナジー・コア、ウレタン・マイクロスフィア、360フェースカップはもちろん、AIによって最適化された偏肉設計のフェースが採用されているのが大きな特徴です。では、打ってみましょう! 【ミヤG】 ヘッドが小ぶり...
2020/07/13新製品レポート

ぶっ飛び系なのに打感がいい! テーラーメイド SIM MAX OS アイアン

【ミヤG】 前回試打した「SIM MAX アイアン」に続いて、今回は「SIM MAX OS アイアン」です。7番アイアンのロフト角が26度というストロングロフトの“ぶっ飛び系”です。 【ツルさん】 「SIM MAX」は7番のロフト角が28.5度なので、「SIM MAX OS」のほうが2.5度、ロフトが立っています。OS(オーバーサイズの頭文字)と名付けられているとおり、ヘッドは「SIM MAX」よりも大きくてソール幅も広い。こちらのほうが簡単に飛ばせそうだと想像できますね。実際に打って確かめてみましょう! 【ミヤG】 「SIM MAX」を試打したときにも感じましたが、「SIM MAX OS」も...
2021/01/11新製品レポート

振りやすさとミスヒット時の許容性が向上! ゼクシオ クロス アイアン(2021年)

【ミヤG】 「ゼクシオ クロス アイアン」は、7番アイアンのロフト角が25度というぶっ飛び系のモデル。その二代目となる新作が登場しました。 【ツルさん】 チタンフェースや4ピース構造が採用されているところは前作と同じ。けれど、2021年モデルはフェース裏側下部のグルーブ(溝)が2重になっていて、フェース下部でのミスヒットに強くなっています。フェース面の高初速エリアは従来モデル比で122%に拡大しているそうですよ。 【ミヤG】 ヘッドはかなり大きくて、ソール幅も広い。構えたときには、やはりソール部分の出っ張りが目に入ります。アイアン型ユーティリティみたいな7番アイアンです。 【ツルさん】 とはい...
2016/10/03新製品レポート

「ニュートラルな性能の競技派モデル」ブリヂストン TOUR B XD-3 ドライバー

【ミーやん】「TOUR B」は、ブリヂストンの新生アスリートブランドです。ドライバーにはヘッド体積と形状が異なる3モデルが用意されていて、今回試打する『TOUR B XD-3 ドライバー』はヘッド体積455ccの丸顔ヘッド。ヘッド、シャフト、グリップのベースカラーには黒が使われていて、見た目にも男前なクラブです。 【ツルさん】「TOUR B」は、アスリートモデルらしいカッコよさを備えたシリーズになりましたね。この新シリーズは、接着式のヘッドが採用されているのも特徴のひとつ。ネックに調整機能を搭載すると、どうしてもヘッドのヒール側高めに重量が寄ってしまいます。今回はより良いヘッドの重心位置設計と...
2018/03/07新製品レポート

球が上がりやすく曲がり幅が少ない ピン G400 MAX ドライバー

ヘッドがブレない! Gシリーズからの直系モデル 【ミーやん】 G400 シリーズのドライバーに新たに加わったのが「G400 MAX ドライバー」です。他のモデルはヘッド体積が445ccですが、こちらは460ccとなっていて、アドレスした時点でヘッドが大きいことが分かります。この新モデルは、ピン史上最大の上下左右の慣性モーメントを達成しているそうです。 【ツルさん】 ピンらしい投影面積の大きいヘッドで、前モデルの「G ドライバー」からの正常進化版ともいえるモデルです。ヘッド体積が抑えられた他の3モデルと比べると、この「G400 MAX」のほうが個人的には構えやすく感じます。従来からのピンのヘッド...
2020/03/02新製品レポート

大きな投影面積でやさしさもMAX マーベリック MAX ドライバー

【ミヤG】 マーベリックシリーズの3本目の試打は、4月発売予定となっている「マーベリック MAX ドライバー」です。ヘッド体積は「マーベリック ドライバー」と同じ460ccなのですが、こちらのほうがヘッドはずいぶん大きく見えます。 【ツルさん】 空力を考えてヘッド後方を高く設計した「マーベリック ドライバー」は、意外と小ぶりに見えるんですよね。それと比べると「マーベリック MAX ドライバー」はシャローバック形状で投影面積が大きく、見た目にも安心感があるヘッドになっています。ヘッドをまっすぐに動かすイメージがわくので、僕は3モデルのなかでいちばん構えやすく感じますよ。 【ミヤG】 打ってみると...
2019/08/12新製品レポート

低スピンでも曲げずに飛ばしやすい G410 LST ドライバー

【ミヤG】 G410シリーズに低スピンモデルの「G410 LST ドライバー」が追加発売されました。このモデルを待ち望んでいた人が多かったみたいですね。 【ツルさん】 前作の「G400 LSテック」は、低スピンで直線的に飛ばせる性能が評価されて、めちゃ売れました。その新作がどう進化したのか注目すべきところです。ヘッドの見た目は、兄弟モデル「G410 PLUS」と極めて似ていて、横に並べて見比べないとどちらのモデルか判断できないぐらい。カタログ上のヘッド体積は、「G410 PLUS」よりも5ccだけ小さくなっていますが、ヘッドの小ぶりさが気になることはありません。個人的には前作「G400 LSテ...
2020/09/18新製品レポート

しっかりつかまる直線番長 ピン G425 MAX ドライバー

【ミヤG】 ピンの新しいG425シリーズのドライバーは、「G425 MAX ドライバー」、「G425 LST ドライバー」、「G425 SFT ドライバー」の3モデルが登場しました。前作で用意されていた「PLUS(プラス)」というモデルがなくなったんですね。 【ツルさん】 今回試打する「G425 MAX」は、前シリーズの「G410 PLUS ドライバー」と同じスタンダードモデルの位置づけとなり、2世代前に直進性を優先して開発された「G400 MAX ドライバー」の後継モデルともいえます。新しい「G425 MAX」はヘッド体積が460ccになって、ヘッドの投影面積も大きくなっています。どちらかと...
2020/11/02新製品レポート

飛びのポテンシャルが高い洋ナシ型 スリクソン ZX7 ドライバー

【ミヤG】 新構造の「リバウンドフレーム」が特徴となっているスリクソンの新ドライバー。当初、松山英樹プロは「ZX5 ドライバー」を使用していましたが、今はこちらの「ZX7 ドライバー」に持ち替えているようです。2モデルの違いが気になります! 【ツルさん】 どちらのモデルも実戦で使用していて、自分のフィーリングやコース状況によって使い分けているみたいです。「ZX7」は、ヘッド最後部のふくらみがトウ側に寄っている洋ナシ型のヘッド形状。クラシックな雰囲気があります。 【ミヤG】 「ZX5」と見比べると、「ZX7」のほうが少し小ぶりに見えますね。ヘッドシェイプは「ZX5」と違うのですが、アドレスのしや...
2020/10/26新製品レポート

芯ヒットでの初速性能は最上級! スリクソン ZX5 ドライバー

【ミヤG】 スリクソンの新しい「ZX」シリーズのドライバーは、PGAツアーで松山英樹プロが使用していることで大きな話題になっています。「ZX5」と「ZX7」の2モデルが展開されていて、どちらのモデルにも「リバウンドフレーム」という新構造が採用されているのが特徴です。 【ツルさん】 前作では、ゼクシオの開発で培った高初速を得やすいカップフェース構造が採用されていたんですよね。新構造の「リバウンドフレーム」は、それに代わるボール初速アップのための新たなテクノロジー。今回試打する「ZX5」は「Z585」の後継モデルなんですが、前作では接着ネックだったものが、「ZX5」では調整機能付きのネックになって...
2020/05/11新製品レポート

低スピンで曲がりにくい高コスパなモデル コブラ キング SPEEDZONE ドライバー

【ミヤG】 コブラの新しいドライバーは、フェース全面がCNCミルド(コンピュータ制御による切削)加工されていて、そのフチの部分がボディにまで回り込んでいます。最初に見たときはビックリしましたが、構えるとトップラインがまっすぐに見えてアドレスしやすいですね。そもそもフェース面がミルド加工されていると、何がいいんでしょう? 【ツルさん】 コンピュータ制御で削り出すことでフェースの肉厚を精密にコントロールできて、反発性能をルールぎりぎりまで高められるのがメリットです。前作の「キング F9 スピードバック ドライバー」でもミルドフェースが採用されていましたが、最新モデルではミルドエリアがさらに拡大され...
2020/05/18新製品レポート

コブラ史上最も曲がりにくい! キング SPEEDZONE XTREME ドライバー

【ミヤG】 「キング SPEEDZONE ドライバー」の兄弟モデルとして用意されているのが、こちらの「キング SPEEDZONE XTREME ドライバー」です。ヘッド体積はともに460ccなのですが、こちらのほうがヘッドの投影面積は大きくなっています。 【ツルさん】 徹底した高慣性モーメント化が図られているのが、こちらの「SPEEDZONE XTREME」です。ヘッドの重心位置を深くするために、ソールの交換式ウェイトも後方のひとつだけになっていますよね。簡単に言うなら、直進性を最優先に設計したドライバーです。実際に打ってみて、曲がりにくいのかどうかを確かめてみましょう! 【ミヤG】 構えてみ...
2017/08/17新製品レポート

「マッタリした先中調子」USTマミヤ ATTAS CoooL

スペックが合えばドローを打ちやすい 【ミーやん】ATTASの9代目となるシャフトは、『ATTAS CoooL』というモデル名になりました。白地にブルーが使われたコスメは、その名のとおりに夏っぽくて涼しげです。 【ツルさん】今回の新モデルは、球をつかまえやすく、ボール初速をアップさせる効果を狙って作られたそうです。先端が走るシャフトらしいのですが、どのような球筋になるのか、さっそく試打して確かめてみましょう。 【ミーやん】ワッグルするとヘッドの先端がよく動きますが、実際に振ってみると思ったほど「ピュン!」と先端側が走る感覚はないですね。全体がしなるような、わりとオーソドックスな振り心地です。 【...
2021/02/08新製品レポート

安定感が格段にアップ! テーラーメイド SIM2 MAX ドライバー

【ミヤG】 昨年、大ヒットした「SIM MAX ドライバー」の後継モデルが「SIM2 MAX ドライバー」です。新シリーズの兄弟モデル「SIM2 ドライバー」と見比べてみると、僕にはヘッド形状の違いが分かりません。まったく同じに見えます(笑) 【ツルさん】 見た目は限りなく似ていますが、ヘッドの重心位置がずいぶん異なっているようです。ヘッド最後部に配置されているウェイトの重さは、「SIM2」が16gなのに対して、こちらの「SIM2 MAX」は24g。ちなみに前作の「SIM MAX」は18gだったので、前作比でも深重心化されているのが分かります。 【ミヤG】 打ってみると、フッカーの僕が珍しく右...
2021/02/22新製品レポート

曲がらない高弾道がラクに打てる キャロウェイ エピック MAX ドライバー

【ミヤG】 エピックシリーズのドライバー3モデルのなかで、最もヘッドの投影面積が大きく、やさしく打てそうなのが「エピック MAX ドライバー」です。前回試打した「エピック SPEED ドライバー」とはヘッド形状が全然違います! 【ツルさん】 昨年発売された「マーベリック MAX ドライバー」の後継モデルと考えられますが、2本の柱でソールとクラウンを支える「ジェイルブレイク テクノロジー」が進化して、ドアのような構造で横方向の剛性まで上げた「ジェイルブレイク スピードフレーム AI テクノロジー」が新たに採用されています。ソールのトウ側がカーボンになって、高慣性モーメント化されているのも特徴です...