2019/07/29新製品レポート

曲がりづらくて縦距離がそろう!ツアーB JGR HF3 アイアン

【ミヤG】 前回に引き続き、今回もJGRの新シリーズを試打します。メーカーの正式発表前なので詳しいことは分かりませんが、ヘッドには「ツアーB JGR HF3」というモデル名が刻印されていますね。 【ツルさん】 ヘッドのトウ側には「FORGED」の刻印もあります。見た目のヘッド形状から推測すると、ボディのみがフォージドで、フェースには反発のいい異素材が使われているのだと思いますよ。とりあえず打ってみましょう! 【ミヤG】 このアイアンは、飛びますね~。ストロングロフト設定だと思いますが、それにしてもよく飛びます。自分のアイアンよりもラクに30ydくらい飛んじゃいました! 【ツルさん】 打ってみる...
2020/08/31新製品レポート

シンプルに飛ばせて曲がりにくい ブリヂストン ツアー B JGR アイアン

【ミヤG】 ブリヂストンのJGRシリーズに新たなアイアンが追加発売されました。モデル名は「JGR アイアン」となっていて、まさにそのまんまです(笑)。 【ツルさん】 昨年9月にJGRシリーズがフルモデルチェンジして、そのときには「JGR HF3 アイアン」が登場しました。つまりJGRシリーズのアイアンは、計2モデルでの展開となるわけですね。先に発売されている「JGR HF3 アイアン」は中空構造のモデルですが、新しい「JGR アイアン」は深いポケットキャビティが特徴。トウ側にウェイトを配置することで高慣性モーメント設計になっているようです。 【ミヤG】 ヘッドが大きめで、構えたときに安心感があ...
2020/09/07新製品レポート

操作性が良くて少し飛ばせる追加モデル タイトリスト T100S アイアン

【ミヤG】 タイトリストのTシリーズに「T100S アイアン」と「T400 アイアン」が追加されました。タイトリストセレクトストアという一部店舗でのみで取り扱われるモデルとなっています。今回試打する「T100S」は、ぱっと見た感じでは従来の「T100 アイアン」と見分けがつかないですね。 【ツルさん】 「T100S」のSは、ストロングロフトの頭文字。こちらの追加モデルは「T100」よりも2度ロフトを立てた設定になっています。おさらいしておくと、もともと「T100」はジョーダン・スピースの要望を取り入れて、人気モデルだった「AP2」をブラッシュアップした最新作。操作性のいいアスリート向けアイアン...
2020/09/14新製品レポート

ぶっ飛び系でも高弾道で止まる タイトリスト T400 アイアン

【ミヤG】 タイトリストの「T400 アイアン」は、7番のロフト角が26度というぶっ飛び系のアイアンです。構えてみると、ヘッドが大きい! とにかくデカイ!!! 【ツルさん】 見た目は、まるでアイアン型の大型ユーティリティですよね。ヘッドは中空構造になっていて、トウとヒールに計100gものタングステンを内蔵しているそうです。タイトリストは日本市場向けの飛び系アイアンとして、2018年に「VG3 アイアン タイプD」を発売していました。ヘッドの構造やロフト設定を見ると、この「T400」は「VG3 タイプD」をさらに進化させてワールドワイドで展開しているアイアンといえそうです。 【ミヤG】 打ってみ...
2020/09/28新製品レポート

さらにラクに振っても2番手飛ばせる! ヤマハ インプレス UD+2 アイアン(2021)

【ミヤG】 ぶっ飛び系アイアンといえば、ヤマハの「インプレス UD+2 アイアン」ですよね。前作のロフト角からさらに1度ストロング化されて、なんと7番アイアンのロフト角は25度になっています。 【ツルさん】 前作からはヘッドの素材と製造方法も変わっていて、こちらの新作はAM355というステンレスの一体鋳造になりました。フェースの裏側にリブフェースという構造を取り入れたことで、球が上がりやすくなっているそうです。では、さっそく試打してみましょう! 【ミヤG】 ソールが平らな形状になっていて、ヘッドがペタッと接地してくれます。ヘッドのすわりが良くて、ターゲットに対してフェースをスクエアに構えやすい...
2016/11/24新製品レポート

「軟鉄鍛造がやさしく打てる限界性能」フォーティーン TC-544 フォージド アイアン

【ミーやん】『TC-544 フォージド』は、アンダーカットキャビティ構造の軟鉄鍛造アイアン。単一素材のフォージド・アイアンとしては、ヘッドがかなり大きめ。構えたときに安心感が得られるヘッドですが、グースがそれほど大きくなくて、フォーティーンらしいシャープさも備わっています。 【ツルさん】7番アイアンのロフト角やシャフトの長さは、従来からラインアップされている『TC-606 フォージド』と同じですが、新しい『TC-544 フォージド』はそれよりも気持ちヘッドが大きめに感じられます。「うまくまっすぐに打てそう」な気持ちで構えられるモデルですね。 【ミーやん】球はよく上がってくれますね。このモデルは...
2016/11/28新製品レポート

「ホワイト・ホットの高級ライン」オデッセイ ミルド・コレクション TX パター ♯2M

【ミーやん】オデッセイの新シリーズは、軟鉄鍛造の削り出しボディ。フェースインサートには、ソフトな打感で依然として人気が高いホワイト・ホットが採用されています。先にツアーモデルとして限定発売されていた『DYPEモデル』の通常販売版ともいえるシリーズになっています。 【ツルさん】オデッセイは、こういった高級路線のラインナップが多くなりましたね。今年の9月、キャロウェイはテーラーメイド出身のショーン・トゥーロンの会社を買収して、彼自身をオデッセイに引き入れました。今後の商品ラインナップは、新たなフェーズに入っていくんでしょうね。 【ミーやん】これは「♯2M」というモデルなのですが、これまでになかった...
2016/11/17新製品レポート

「構えやすくて高さを出しやすい」ブリヂストン TOUR B XD-H ユーティリティ

【ミーやん】TOUR Bのシリーズは、構えやすさと顔の良さがウリのひとつ。このユーティリティ「ブリヂストン TOUR B XD-H」も、クセがなくて構えやすいヘッド形状ですね。ロフト角のラインナップは、H2(18度)、H3(21度)、H4(24度)の3種類。今回の試打は21度のモデルを用意しました。 【ツルさん】アスリートモデルですが、構えたときに萎縮してしまうほど小さなヘッドではないし、それほどディープフェースでもありません。“うまく打てそう”な気持ちで構えられる現代的なヘッドですね。 【ミーやん】おっ!けっこうラクに球が上がってくれます。前回はロフト角13.5度のフェアウェイウッドを試打し...
2020/10/12新製品レポート

低スピン性能アップでより強弾道に ピン G425 LST ドライバー

【ミヤG】 歴代のGシリーズと同様に、新しいG425にも低スピン弾道を打ちやすい「LST」がラインアップされています。これまではLSTだけ他モデルより遅れて発売されてきましたが、今回は3モデルが同時発売になりました。 【ツルさん】 今回の「G425 LST ドライバー」は、歴代LSTで最大の慣性モーメントを達成しているそうです。ヘッド体積は、ほかの2モデルより小さめの445cc。「G425 MAX ドライバー」よりも小ぶりに見えるし、ヘッドを地面にポンと置くと少しオープンフェースになります。上級者が叩いていけそうな雰囲気がありますね。 【ミヤG】 ヘッドにシャープ感があって、僕には構えやすく感...
2016/11/14新製品レポート

「機敏に動きすぎないアスリートFW」ブリヂストン TOUR B XD-F フェアウェイウッド

【ミーやん】ブリヂストン TOUR Bのウッドは、すべてヘッドが固定式です。ドライバーだけでなく、もちろんフェアウェイウッドにもカチャカチャ機能は搭載されていません。ヘッド形状は、丸型というよりは洋ナシ型。すっきりした見た目で、とても構えやすいです。 【ツルさん】フェースの見え方が良くて、すんなりスクエアに構えられますよね。引き締まった黒いヘッドは、いかにもアスリート向けといった雰囲気ですが、ヘッドはそれほど小さく見えず、ちょうどいい大きさに仕上げられています。試打する番手は、通常のスプーンよりもロフト角が立っている13.5度。ちゃんと球が上がってくれるのか、ちょっと不安です(笑)。まずは、テ...
2020/10/19新製品レポート

右にスッポ抜けない直進性が長所 ピン G425 SFT ドライバー

【ミヤG】 ピンのSFTは、球をつかまえやすく設計されているモデル。前作の「G410 SFT ドライバー」と同様に、新しい「G425 SFT ドライバー」にもヘッド後方のヒール側に固定式ウェイトが搭載されています。 【ツルさん】 ヘッド体積は「G425 MAX ドライバー」と同じ460ccとなっていて、ヘッド形状もほとんど同じに見えます。ですが、構えてみると「G425 SFT」は少しだけフェースが左を向いているように感じますね。スライサーには、球が右に飛ばなそうな安心感があるモデルです。 【ミヤG】 打ってみると、打ち出しが高く、スピンも適度に入ります。かなりの高弾道です。 【ツルさん】 フッ...
2020/10/05新製品レポート

ボール初速を上げる新機能の効果は? ヤマハ インプレス UD+2 ドライバー(2021)

【ミヤG】 「インプレス UD+2」はブッ飛び系のアイアンが有名なんですが、シリーズとしてウッド類も展開されています。今回試打するのは、「スピードボックス」という新たなテクノロジーを採用したドライバー。ヘッドの見た目が、かなり個性的になっています。 【ツルさん】 スピードボックスは、フェース周辺の剛性を高めてボール初速を向上するテクノロジーだそうです。構えてみると、まずフェース側にあるスピードボックスに目がいきますよね。ネックからオフセットが付いているのも特徴で、球をつかまえやすそうな顔つきです。フックフェースに見えるという人もいるでしょうね。 【ミヤG】 クラウン側のスピードボックスなんです...
2020/11/09新製品レポート

最新の飛び技術につかまりをプラス テーラーメイド SIM グローレ ドライバー

【ミヤG】 女子プロやシニアプロからの評価が高い歴代グローレのドライバー。その最新版は「SIM グローレ ドライバー」という名称になって、SIMシリーズのドライバーと同じテクノロジーが採用されています。構えたときのクラウンの見え方は「SIM ドライバー」や「SIM MAX ドライバー」にソックリ。カーボン部分のカラーリングがシルバーっぽくて、「SIM グローレ」はより高級感があります。 【ツルさん】 「SIM グローレ」には、フェースの反発をルール限界にまで引き上げる「スピードインジェクション」も採用されました。従来のようにフェース側からではなく、ヘッドのトウ側からフェース裏側に樹脂を注入する...
2020/11/30新製品レポート

キャロウェイから意外な伏兵登場!? ビッグバーサ ドライバー(2021年モデル)

【ミヤG】 キャロウェイから限定モデルとして発売されているのが、こちらの「ビッグバーサ ドライバー」。キャロウェイセレクトストアと公式オンラインストアでのみ販売されています。 【ツルさん】 最大級のドローバイアス設計が特徴のモデルとなっていて、対象ゴルファーはスライスで飛距離をロスしている人。フェース裏の二本柱「ジェイルブレイク テクノロジー」や、AIを使って開発した「フラッシュフェース」の最新版も採用されています。 【ミヤG】 ヘッド後方がとんがっていて、三角形みたい。少し変わったヘッド形状になっています。正直、見た目はあまりカッコ良くないかな…。 【ツルさん】 構えてみると、フェースアング...
2020/12/07新製品レポート

曲がらない男も使う“ちょい飛び”モデル スリクソン ZX5 アイアン

【ミヤG】 ZXシリーズの新作アイアンは、「ZX5」と「ZX7」の2モデルで展開。今回試打する「ZX5 アイアン」は、ボディがS20Cの軟鉄鍛造でフェースはクロムバナジウム鋼。7番アイアンのロフト角は31度の設定で、少し飛ばせるモデルになっています。 【ツルさん】 フェース裏側の周辺には「スピードグルーブ」という溝が設けられていて、ボールスピードを高めるテクノロジーを採用。ヘッドのトウ側にはタングステンも搭載されていて、直進性を高めた設計にもなっています。ヘッド構造としてはポケットキャビティなのですが、バックフェース部にヘッドと同色のバッジが使われていて、見た目にもカッコいいですよね。では、さ...
2020/12/14新製品レポート

打感の良さとやさしさ備える本格フォージド スリクソン ZX7 アイアン

【ミヤG】 前回の「ZX5」に続いて、今回は「ZX7」アイアンです。こちらはシンプルなS20C素材の軟鉄鍛造で、ヘッドの大きさやカタチは「ZX5」とほぼ同じに見えます。ただし、「ZX7」はトップブレードが薄く、そのぶんシャープな雰囲気ですね。 【ツルさん】 こちらのモデルにもヘッドのトウ側にはタングステンが搭載されていて、ロフト角はアスリートモデルにしては立ち気味の32度(7番アイアン)。兄弟モデル「ZX5」との違いを確かめながら試打していきましょう! 【ミヤG】 打ってみると、打感がいいですね~。飛距離は「ZX5」に負けますが、打感では圧倒的に「ZX7」が勝っています。それにアスリート向けの...
2020/12/21新製品レポート

ヘッドとシャフトの相乗効果でスピードアップ 本間ゴルフ ツアーワールド GS ドライバー

【ミヤG】 本間ゴルフから「GS」という新シリーズが登場しました。GSとは、Gain Speed(さらなるスピードの獲得)の頭文字とのことです。昨年発売された「XP-1」の後継シリーズなんでしょうかね? 【ツルさん】 メーカーはとくにアナウンスしていませんが、シリーズの立ち位置としては「XP-1」と同じアベレージ向けモデルのようです。ドライバーは総重量が290グラム台。ヒール側にウェイトを配置して、つかまりが良いドローバイアスになっているのが特徴です。 【ミヤG】 第一印象は、構えやすい! ヘッドをボールの後ろにポンと置くと、フェース面がターゲットを向いてくれます。 【ツルさん】 メーカーカタ...
2018/08/15新製品レポート

右にスッポ抜けない強弾道が打てる スリクソン Z785 ドライバー

【ミヤG】 前回試打した「Z585 ドライバー」と「Z785 ドライバー」の大きな違いは、接着式ネックの「Z585 ドライバー」に対して、こちらの「Z785 ドライバー」はヘッド脱着式であることですね。いわゆる“カチャカチャ機能”が搭載されています。 【ツルさん】 調整機能があってトルクレンチが付属するぶん、お値段も「Z585 ドライバー」より5000円高い設定になっています。それだけでなくて、構えてみるとヘッド形状も少し違うんです。「Z585」はアップライト感があって、構えたときから球をつかまえやすそうな印象を受けましたが、「Z785」はまっすぐにヘッドを動かしていけそうな雰囲気。どちらのモ...
2014/10/20新製品レポート

「構えやすくなった深重心MPアイアン」ミズノ MP-H5 アイアン

【ミーやん】バックフェースにチタンを装着した『MP-15』と同時に発表されたのが、こちらの『MP-H5』です。MPシリーズのなかでは、もっとも深重心のヘッドに設計されているそうですよ。 【ツルさん】つまり、いちばんやさしく打てるMPアイアンと言ってもいいですよね。本当にそのような性能のアイアンなのか、さっそく試打して確かめてみましょう! 【ミーやん】バックフェースを見るとキャビティ部分が深くて、いかにもやさしそう。でも、構えた感じはMPアイアンそのものです!従来モデルの『MP-H4』は、ヘッドに寸詰まり感があってボテッとしていましたが、この新モデルは構えやすい! 【ツルさん】ヘッド形状が格段に...